4日目、一番歩いた旅の折り返し地点。念願のタロコ渓谷へ。
この日は、この旅の中でも楽しみにしていた場所に行きます。
朝、宿近くのコンビニで朝食を買って、宿の前で待機。
時間通りに1台のタクシーが到着しました。
降りてきたのはドライバーのおじちゃん。
予約の確認を簡単にして、荷物をトランクに詰め込み、出発です。
ん?でも助手席にも誰か女性が乗ってる?
よくよく聞いたら2人は夫婦のようで、今日は2人そろって観光案内してくれるみたい。
これから向かう場所は、花蓮にある大自然、タロコ渓谷。
100万年前に海中でできた大理石の渓谷で、今も一部の地域にはタロコ族が暮らしているそうです。
バスでも行けるみたいだけど、タロコはかなり広くて、私みたいに時間がない人にはタクシーチャーターがオススメです!
タクシーの中で、助手席の奥さんがスマホに何かを話しかけ、その画面を見せてきました。
翻訳アプリか!!
子供の頃、ご両親とは日本語で会話していたとのこと。
昔台湾は日本だった時代があるから、その時のことなのかな。
でも、日本語を学ぶことは楽しいって言ってくれてて、嬉しい気持ちになりました。
「カタツムリ、カタツムリ」ってずっと言うから、なんのことだろう?と思ったら、アプリの名前がカタツムリ翻訳アプリというみたいで、すぐにあなたもダウンロードしなさいとすすめられました。笑
さらにカタツムリアプリでの会話は続き、「1人で花蓮に来たの?」と聞かれて、そうですとうなずいたら、「あなたは勇敢です。」と書かれてた。笑。
出発して最初にやってきたのは「七星潭」という海岸。
タロコに向かう前の立ち寄り?
天気がイマイチだったけど、本当は夕焼けも星空も綺麗に見えるんだってー。
ちょっと散策して、次のスポットへ移動。
2箇所目。
「清水断崖」。高さ1000mの岩壁がそそり立つ、台湾一の断崖絶壁。
断崖からの絶景を眺めたら、次の場所へ移動します。
3箇所目。
「砂卡礑歩道」。原住民のタロコ族が狩猟や部落同士の通路にしていた小道で、大理石の岩壁が続いています。
ここはやっぱり観光客の姿が多かったです。
大理石でできた渓谷の岩壁沿いにずーっと歩道が伸びていて、幅も狭いし高さも低いので、ヘルメット付けてる人もちらほらいました。
ドライバー夫婦はタクシーで待ってるというので、1人で歩きます。
急にこういう景色が出てきたりして、驚かされる。
この先は原住民がいるエリアだから立ち入り禁止ってこと??
この先が気になる!!
歩いても歩いても歩道がずっと続いていて、景色は綺麗なんだけど、どこまで進めばいいんだ?
だんだん1人で歩いているのが怖くなってきて、確か20分くらい歩いて引き返しました。
名前はわからないけど、吊り橋も渡ったよ!
何箇所かタクシーで移動しながら歩いて見てまわって、あっという間に4時間経過。
最後は花蓮駅で終了でお願いしていたので、無事送り届けてもらいました。
駅まで向かう車内、助手席の奥さんはすっかりお昼寝モードでした。笑。
私も結構歩いて疲れていたので、静かでちょうどよかったかも。
夫婦にお礼を言ってお別れし、花蓮駅へ。
お昼時間なので、ここで駅弁を購入。
これから、いよいよ台北へ向かいます。
新幹線で約2時間半の移動。
花蓮の次の台北は、やっぱり大都会すぎて圧倒されます。
人も多いし交通量も全然違う。
約一年ぶりの台北だー。
さて、台北駅から歩いて10分。
本日の宿に向かいます。
ホテルで少し休んだら、暗くなる前に行かなくちゃいけない場所が・・。
疲れた体を奮い立たせ、もう一度台北駅へ。
台北駅から電車に乗って約40分、淡水駅に到着。
淡水は夕日が有名で、どうしてもここで夕日見たかったんです。
淡水駅を出るとちょうどいい時間で、ギリギリ間に合った!
淡水駅周辺は屋台やお土産やさんがたくさんあって、ここで夕食&買い物もできました。
なんだかもう、暗くなった頃には疲れがピークで、ビール飲んで屋台メシ食べたら、すぐにホテルに戻りました。
歩数計は、この日が一番多かった。
4日目でちょうど旅の真ん中。
まだまだこれからも続くので、後半も気合い入れて楽しまないと。
4日目終了。
次回へ続く。
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