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働く母のお守り ~子育ては続くよどこまでも~

産休・育休中のリスキリング、が話題ですね。
私にも、ちらほら思うところがあります。
※政治ではなく、働く母の声の方で

これに関連して「働く母にとってのお守り」の話を書いてみます。

知財業界で働き続けてきたお守り

私にとって、辛い辛いといいながら、これまで子育てと仕事とを続けてこられた一番のお守りは、やっぱり弁理士資格(知財の知識、実務経験)だと思う。(そのおかげで出会えた方々(人脈)に支えていただいていることも、もちろん大きい。)

一方、企業にお勤めの方、特に新卒から同じ企業にお勤めの方には、そのポジションは大きな「お守り」だと思う。

私は知財の世界に飛び込むときに、そのお守りを手放してしまったので、そうなると何か「自分」に知識なり経験なり特別な能力がないと、なかなか仕事と子育てという、日本社会で両立し続けるにはけっこうな苦行をやりぬくことはとってもとっても大変だと思う。やり抜くために居場所を変えるにも、やっぱりお守りの存在は大きいのである。

子育ては続くよどこまでも

そこで、「じゃあお守りをいつ身につけるか?」というのは、自分で決めるしかない。初めての子育てなのか2人目なのか、家族の手伝いはあるか、子供はどんな子か・・・、そういう百人百様の条件によって、産休・育休中の方が勉強時間を確保しやすい場合もあるだろうし、少し子供が育つまで待たないと無理だってこともあると思う。

でも大事なのは、一旦始まった子育てはずっと続くということだ。途中で辞められないのだ。そして子供がすくすくと育つ一方、自分自身も粛々と老いていく(若い人にはここが実感湧きにくいかもしれないけれど)、のである。

子育てと仕事を両立していて、苦しくない時期なんて、多分ないと思う。だから、ご自身にとって必要なお守りを見つけて、「今でしょ!」と思うのであれば、それが産休・育休中だろうが、お子さんの受験時期だろうが、やっぱりその時にやれるのがいいよね、と思う。

色んな人が、色んなことを言うと思うけれど、子育てしながらだって、自分のお守りは、自分が必要だと思う時期に身に着けていく、のがいいんではないでしょうか。

みなさんのチャレンジが、実を結びますように!
チャレンジをすること自体だけでも、とっても大切なことだと私は思います。



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