2022/10/17 北海道2日目:ここだったらいいなぁ馬用の井戸
※北海道旅行の旅レポ2日目です。1日目はこちら
※主にゴールデンカムイの聖地巡礼をしているけど、旅行が楽しみすぎて直前まで調査を忘れていたため、何割かは(ここだったらいいなぁ)と思いながら観光しています。
・朝ごはん
朝食が売りの宿だから寝る前から楽しみだったー!!!
いくらが輝いている。うつくしい……。
チェックインの時に「明日の朝食はめっちゃ混むかも〜💦」と説明を受けたけど、夜更かししすぎてラストオーダー直前に行ったらけっこう空いてた。寝坊してよかった〜!
朝から海鮮丼を食べてかなり満足したけど、どうやらビュッフェにはジンギスカンもあったらしい。ジンギスカン未経験だから食べたかったけど、1日中出かける予定だからやめといて、ワインも1杯だけにとどめた。理性的な判断だ。
・五稜郭公園と五稜郭タワー
五稜郭に行くよ!!!
市電で函館駅前から五稜郭公園前まで移動して、そこから15分ほど歩く。
到着!
この写真は正面(南口)の辺り。
金カムでは土方一派や鶴見中尉が五稜郭に入る時に描かれている。(29巻281話・289話)
他にも、鯉登少年誘拐事件の時にこの写真に近いアングルで描かれている。(20巻200話)
右奥に見えるのが二の橋!その少し手前に一の橋があるけど、人通りが多くてなかなか写真を撮れず。
五稜郭の中でひときわ目立っている、箱館奉行所。10年前に復元されたらしい。
有料で中を見学できるとのことで、時間があれば…と思っていたけどできなかったー。また今度!!
奉行所のまわりを歩いてみる。至るところに跡地の解説があって、ちゃんとお城の跡だったんだな〜て思う。
金カムを読んできたからには絶対に見つけたい場所がありまして……
厩の跡…!!!!!
そこから少し離れたところにあった。もしかして、これか!?!?馬用の井戸…!!!!!!
作中でかなり重要な場所として描かれている馬用の井戸。なかなか自力では見つけられず、ネットに頼りつつ探すと、多分これかな?というものを見つけた。
厩跡からは少し離れていて、どちらかといえば現存する奉行所の近くにある。
大きさの違いは気になるけど、単行本(29巻288話)でキムシプ達がいるところと見た目が似ているし、場所的にも矛盾はしてないかな。馬用の井戸、ここだったらいいなぁ……。
その後はゆっくり一周することにした。
土塁の上を歩いてみた。
土塁に沿ってずら〜っと植えられているのは桜の木かな。本当にたくさん植えられている。春に一斉に咲いたらどうなっちゃうんだ。
五稜郭をぐるっと一周してみて、もしわたしが戦いに参加していたら、土塁の死角から撃たれて即終了かも……と思った。(それならそもそも函館にたどり着くまで生き残ってなさそうだね)
五稜郭自体があまり広くないのは意外だったけど、稜堡や土塁があるから複雑な造りに感じたなー。
散策を満喫した後は五稜郭タワーにも行った。
展望フロアに来た!眺めが良いーーー!
上から眺めると意外とすっきりして見えた。五稜郭公園に行く前に上から見ておくべきだったかもしれない。
展望フロアにはイラストを交えた箱館戦争の解説パネルがあったから斜め読みした。
こういう時にいつも自分の歴史弱者っぷりが恥ずかしくなるのだけど、榎本武揚や箱館戦争について初めて概要を知った。予習しておいてって話なんだけどさ…。
だから物語の根幹ともいえる局面で登場するのね……。
ここ1〜2年で幕末の話が好きになったし、史実の背景を知ると漫画だけでは読み取れていない文脈が見えてくるかもしれないから、何冊か本を読んでみたい。
色々と展望フロアを満喫していたら遠くに雨雲を見つけた。ぜって〜雨降ってるし、こっちに来るじゃん……。
しばらく雨が降るらしいから、足止めを食らう前に移動した。
・大沼団子
函館駅に着くころには大雨になっていたけど、なんとか乗り換えて大沼公園駅へ。
ここも聖地というか、聖遺物?でもないけど、そういう感じ。単刀直入に言うと『大沼公園駅名物の大沼団子です』(29巻287話)をやりたいがために行った。
わたしが訪ねたのは明治創業の和菓子屋さんだから、きっと鶴見中尉が食べていたはず……。
雨がやんでいなかったから、大沼団子を買ってすぐに函館に戻ることにした。
和菓子屋さんの店内に金カムのお土産コーナーがあって、理解(わか)られてるなぁと思った。
大沼公園自体は車窓からしか見られなかったけど、大きな湖や山があって、緑豊かでいいところそうだったなーー。
行きも帰りもカジュアルに特急に乗れたから、ひたすら在来線乗り放題パスがありがたい。
・旧ロシア領事館
函館駅前から市電に乗って、終着駅「函館どつく前」からさらに15分ほど歩く。
最初は楽しく歩いていたけど、数分で違和感に気がついた。なんか、信じられないくらい傾斜が急だぞ……。
周辺の建物の感じからもわかると思う。
ハイキングで山道を歩いた時くらいきつい。坂にしてはきつすぎる。
と思ってたら、現在地は山の麓だった。知らないうちに山登りが始まっていた。そりゃ〜きついよ!
着いた!坂をほぼ渡りきるところに建てられていた。中は見学できないから、色々な角度から外観を撮っておいた。
ここは、鯉登少年が誘拐された時に三輪車が見つかったり、鶴見中尉と鯉登パパたちが誘拐犯と電話をしたところ。(20巻198話・199話)
それとまったく同じタイミングで、キムシプやウイルク達が居合わせた場所でもある。(29巻288話とか)
せっかくだから、坂を登りきって神社まで行ってみた。
傾斜は相変わらずきつすぎるけど、途中でやたらコバエが飛んでるゾーンがあって、歩くだけで何匹もくっつくからそっちの方が嫌だった。山と虫は切っても切れない関係。(1回目の学び)
やっぱり羽虫が多かった。お参りして静かな雰囲気を味わった後は早めに退散した。
このあたりの地名は船見町というらしい。そう名付けたのも分かるくらい、素敵な眺めだったなぁ
五稜郭公園で馬用の井戸を探したときも思ったけど、金カムを読んでいなければ、初めて来た函館で旧ロシア領事館を見に行くことはなかったかも!こういう行き先の決め方もいいかも。
・全部おいしい
2日目に食べたもの全部おいしかったな。2日目の朝くらいから、こんなにおいしいものばっかり食べてていいのか困惑していた。
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