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自動車業界を包み込んだCASEとは

こんにちはもっちです。
最近朝晩はめっきり涼しいですね。
寝るときのクーラーも止めることができ、
過ごしやすい時期がやってきました。

一冊本を読み終わりました。
読んだ本は本業の業界についての本です。
そこで、今回は自動車業界について、
書きたいと思います。

「モビリティーサプライヤー進化論」


アーサー・ディ・リトル・ジャパン著の本で、
日系の自動車サプライヤーに向けて
100年に一度の改革期を生き残っていくための戦略を
いろんな角度から論じてくれてます。

詳細は細かいので割愛しますが、
自動車業界にお勤めの方なら、
色々な気付きを見つけられるおすすめの本です。

最近の自動車業界のCMって

トヨタは大和田常務…ではなく
香川編集長が社長の豊田章夫さんに
「トヨタが街をつくるんですか?…」といったり、
日産はキムタクに自動運転とか電動車に乗ってもらい
「ハマっちゃうかも」といったCMですね。

数年前に時を戻します。
少し前の自動車のCMに必ず出てきた言葉があります。
低燃費または1リッター○○㎞といった言葉です。
爽快に車を走らせるシーンも
今のCMではほとんど見ないと思います。

大きく車に対しての期待
言い換えればトレンドが
変わってきたからです。

100年に一度の変革期

ここ数年で自動車業界の次世代の
技術トレンドが大きく変わってます。
100年に一度の変革期と言われてます。
2016年Daimlerが提唱した言葉が
業界内に定着しました。
その言葉はCASE。(ケースと読みます)
意味は
C:Conected
(つながる…インターネットなどと)
A:Autonomus(自動運転)
S:Shared      (シェアカー)
E:Elecitric       (電動化)
の頭文字をとったものです。
なぜこのようなトレンドに
変貌していったでしょう。


「モノ」から「コト」へ


背景の一つに人間の関心が、
モノを持つことから、
色々な経験をするコト

シフトしたからだといわれてます。

以前は車を持つことに
魅力を感じていた

自分の車で女の子を
乗せてデートしたい。
あのコーナーを攻めたい。
そのため、車のセッティングを変えたい。
自分の車であることに
魅力を感じていました。

今は交通手段の一つとして認知されつつある。
維持費かかるので、持つのはしんどい。
ちょっとした旅行に使えればいい。
でもその時は簡単に便利に運転したい。

つまり、マイカーでなくていいから
便利なクルマを利用したい。
に関心がシフトし始めました。

このような関心の変化により、
「コネクティッド」
「自動運転」
「シェアカー」
といった分野に注目されています。

「電動化」は
地球温暖化の対策により
もともとの目指していた低燃費の
飛び道具的な解決手段として
本格的な普及に向けて
動き出してきました。

自動車から街づくりへ


これらCASEは注目されるのは
上記ニーズに応えられる
技術が備わりつつあるからです。

ある人が移動しようと思っている。
スマホで呼び出せば、
公共の自動運転の電気自動車で
迎えに来てもらい目的地まで
運んでもらえる。
送り終わった後は
車庫に戻り自動で充電する。

そんな究極の姿を実現をするための
インフラを整備を含めた、
実証実験を行うために、
トヨタの街づくりをすると
発表に繋がっています。

最後に

とは言いつつも、
全部が自動運転になるまでには
まだまだ時間がかかるでしょう。
それまでに、運転する楽しさを
十分味わっておきたいと思いました。

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