⑦4/20 中継ぎに居たら心強い存在~26~

4月20日(金) 対中日ドラゴンズ
先発投手 野村-D小笠原
Carp LOSE… 2-4 敗戦投手 野村

金曜日ということで、
仕事後に急いで駆け付けた時にはすでに3回か4回。
今シーズン7回目の観戦で會澤のスタメンと
ジョンソン・大瀬良以外の先発投手を見るのは初めてだったが、
野村の投球がピリッとしない。
中日の新戦力のモヤに打たれるなど、6回4失点。
開幕投手にしては、不甲斐ない投球であった。

カープの得点は6回まで安部と菊池ソロ2本のみ、
2点ビハインドで迎えた7回、ついにカープ打線が目を覚ました。
先頭堂林のツーベースなどで一死満塁とすると、
田中の同点タイムリー、菊池の勝ち越し2点タイムリーが
飛び出すなど一気に5点を入れ、逆転に成功した。

前日12回まで戦ったこともあり、7回のマウンドへ上がったのは
普段の勝ちパターンの投手ではなく、中田廉
昨年はイニング途中からの登板で主に結果を残した右腕が、
回の先頭から任せられるようになるべく鼻息荒く登場した。

一死からモヤに二塁打を打たれたものの、平田を抑え二死。
ここから悪夢のような出来事が起こってしまった。
6番高橋に二塁打を打たれ2点差、
更に福田にタイムリーヒットを打たれ1点差。
8番大野奨の代打の藤井にも打たれ二死1,2塁、
9番伊藤準の代打亀澤は2球で追い込むものの、
フルカウントまで粘られた挙句、
内野安打を打たれいよいよ満塁のピンチ。
3番アルモンテから始まった攻撃が1番大島まで回ってしまった。

大島は初球ボールの後、
2球目の真ん中のストレートをライト前へ運ばれついに7-8、
逆転を許してしまった。
2番京田にもタイムリーを浴びたところで
アドゥワへスイッチした。
その後アドゥワがモヤに2点タイムリーを打たれるなどし、
終わってみれば7-11の完敗。
試合時間は3時間40分と、
プレイボールに間に合わなかった私にも十分な試合時間だったが、
中日の安打数はなんと20本。
非常に倦怠感が残る試合となった。
そしてこの試合こそが2018年シーズンがカープにとって
「鬼門ナゴド・復活」となる幕開けとなった。

中田廉は昨年は非常に良い働きをしてくれたが、
今シーズンは全く駄目であった。
(彼には実力があるからこそ、あえてこう書く)
だが、どのファンも「なぜベンチへ入っているの」と
思ったに違いない日本シリーズでは、
初戦で延長12回のマウンドへ上がると、
大ピンチを招きながらも何とか無失点で切り抜けた。
彼にはかつてそうであったように、
どん底から這い上がってくる力がある。
オフシーズンに入っても精力的にトレーニングに励んでいる姿を
instagramへ投稿している中田廉には、
是非来年優勝への原動力となるような働きを期待したい。

<ぷちぶち中田メモ>
いまのカープの「ものまね枠」というと上本が筆頭で、
次にファン感で見事な永川のものまねを見せた山口となるが、
その昔某動画サイトでは2軍のブルペンで
松坂大輔らのものまねをする中田の動画がよくあがっていた。
最近あまりそういう姿が見られないのはプロ野球選手としての
レベルが1つ上にいったということなのか。
※上本選手のパフォーマンスは、異次元のため凄いと思っております

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