～ハズレなし～映画「ナイスガイズ」

世界一チャラいスーツが似合う男、ライアン・ゴズリングと、ガテン系作業着が似合うラッセル・クロウのコンビと来たもんだ。面白くないはずはない！！しかも、なんだかとってもキュートな女の子もいるーー♡

シングルファーザーで酒浸りの私立探偵マーチ（R・ゴズリング）は、腕力で揉め事を解決する示談屋ヒーリー（R・クロウ）に強引に相棒にされ、失踪した少女の捜索を開始する。凸凹コンビに、13歳で車の運転までこなすキュートなマーチの娘・ホリーが加わり捜索を進めていくと、簡単なはずだった仕事は、１本の映画にまつわる連続不審死事件へと繋がり、やがて3人はアメリカ国家を揺るがす巨大な陰謀に巻き込まれていく―。コードネーム“オールドガイ”“ブルー・フェイス”“ジョン・ボーイ”…次々と襲い来る凄腕の殺し屋に標的とされ、３人は命がけで事件解決に奔走する―

うん、やはりこういう映画にハズレなし！ストーリーもわかりきっているけれど、やっぱり面白い。これはすべてキャラクターの魅力なんだろうな。

まずはライアン・ゴズリングさま、チャラくてユルい役をやらせたら右に出る人はいないんじゃ？　それがシングルファザーの私立探偵ときたら、もうそれだけで完璧！ドジを踏んでもなんとなく許せちゃう愛嬌がにじみ出ている。

そして、ラッセル・クロウが演じるのは示談屋。いかついね。でも、根は優しい感じ。こちらもピッタリ。

飄々とした私立探偵と強面腕力自慢の示談屋のタッグ。そこに、かわいい女の子がプラスされたらもう最強！！

初めてお目にかかったけど、アンガーリー・ライスちゃんという１３歳の女の子。思春期のしっかり者で心優しい女の子を演じていて、大人の勝手な言い分や欲などに、真っ向から「否！」を言ってくれて、一服の清涼剤のような存在であった。これから楽しみな俳優さんだな～。

凸凹コンビ＋キュートな女の子はもちろん、悪役は悪役で魅力があり、とにかく全員キャラ立ちしている。そこにアメリカの風土や文化、疾走感などが入り混じってきて、とっても楽しめるエンターテイメント作品であった。続編もやってくれるかな？

#映画 #映画評 #コラム #ナイスガイズ #013