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映画「ア・ゴースト・ストーリー」

ね……寝てしまった……。起伏のない映画だってわかってたのに、有休だと思って、普段は行列でいっぱいのお店で調子に乗ってお昼からワインをたらふく飲み、観に行ったせいだ…。私は馬鹿者だ!!

と言いながら、起伏がないので、寝て起きても事態は変わりがなく、なんとなくついていけるのが素晴らしい!(褒めるところ間違ってる)

アメリカ・テキサスの郊外、小さな一軒家に住む若い夫婦のCとMは幸せな日々を送っていたが、ある日夫Cが交通事故で突然の死を迎える。妻Mは病院でCの死体を確認し、遺体にシーツを被せ病院を去るが、死んだはずのCは突如シーツを被った状態で起き上がり、そのまま妻が待つ自宅まで戻ってきた。Mは彼の存在には気が付かないが、それでも幽霊となったCは、悲しみに苦しむ妻を見守り続ける。しかしある日、Mは前に進むためある決断をし、残されたCは妻の残した最後の想いを求め、彷徨い始めるーー。

妻Mはルーニー・マーラー。なんともお美しい。静謐な映画にピッタリの佇まい。(しかし、寝た。だから、寝てしまったの)

夫Cはケイシー・アフレック。ス・テ・キ。こちらの佇まいもたまらん。

人が亡くなった後、一体どうなるのか。体の機能の全てが停止するのが肉体の死。肉体はそれぞれの宗教などの方法により埋葬される。

では『想い』はどのようになるのか?そのことに焦点を当てて描いた今作。
所々寝てしまっていて、きちんとした感想が述べられないが、亡くなった夫Cが思念となりシーツを被って自宅に戻り、家の中を彷徨うシーンには胸を打たれた。

妻は夫の突然の死が理解できず、日々を淡々と過ごすことしかできない。
しかし、夫(の想い)はすぐ側にいる。妻には見えない。それが『死を迎える』ということなんだな、と思うと背筋が寒くなった。

誰にでも平等に訪れる死。大切な人を失うこと、自分が亡くなること、死を迎えた後は一体どうなるのか?その答えは誰にもわからない。だからこそ、生きている時を一所懸命に後悔がないようにしなければならない。
とは思うのですが、毎日そんな心持ちで暮らせないのが人間なんですね。。

2018年に見た映画の感想を2019年の元旦に書いているので、ここで突然ですが、抱負を述べます。と書いてみましたが、抱負…抱負…、難しい。。

えっと、『会いたい人に会いに行く』『言葉を尽くす』にしよう!この映画みたいに突然会えなくてなることもある。会うことも言いたいことも生きていればこそ!ですもんね。

いつも読んでくれている皆さま、ありがとうございますm(_ _)m
今年も色んな映画を観て、ここに綴っていきたいと思います!

#映画 #感想 #ア・ゴースト・ストーリー  #047 #2018

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