プラスαの機能がうれしい!定規4本
定規は、物の長さを測ったり、まっすぐな線を引いたりするものだ。シンプルな道具だが、プラスαの機能がついた定規があるのはご存じだろうか。私はそういう道具に惹かれて、集めてしまう傾向にあるらしい。そこで、私の手持ちの定規から、希望や悩み別におすすめの定規を紹介したい。
お悩み別、定規4本
「30cm定規をコンパクトに持ち運びたい」
物を測るとき、15cm定規じゃ足りないときがある。そんなときは、定規をずらして測ってみるのだが、ちょっとめんどくさい。とはいえ、30cm定規はペンケースに入らない。そんな悩みには、ミドリの「マルチ定規<30cm>」がおすすめ。
一見、15cm定規のように見えるが、広げると30cm定規になるすぐれものなのだ。
他にも、便利な機能がついている。
定規が開くとき、15度ずつ止まるので角度が測れる
10mmごとに穴があいており、印をつけられる
14cmまでは上下に目盛が付いているので、高さや奥行きが測りやすい
シンプルな見た目の多機能定規を探している方にぴったりのアイテムだ。
▼今回紹介した商品はこちら。16cm定規も選べる。
「雑誌をきれいに切り取りたい」
雑誌を切り取りたいけど、直接ひっぱったらページの端がボロボロになってしまった……という悩みには、クツワの「紙がキレイに切れるアルミ定規」がおすすめ。
この定規は、目盛と反対側に45度の傾斜があり、傾斜を利用して紙を切るのだ。
切り始めの紙を15cm下にある▼の印に合わせ、紙をめくり、Cutting guiceの矢印方向にひっぱれば、紙が簡単に切れる。ポイントはためらわず、勢いよくひっぱること。
アルミ製なので切れ味が損なわれない。金属の定規ならではのスタイリッシュな見た目もかっこいい。
▼今回紹介した商品はこちら。30cm定規、折り畳み定規も選べる。
「左右どちら側でも目盛を読み取りたい」
右方向から物を測りたいとき、通常ならば、目盛のある方に定規をひっくり返して測る。そうすると、目盛の数字が反対になってしまう。左ききの道具店の「HIDARI 15cm定規」は、上下に目盛がついているので、測りたい方向に数字が並ぶ。
また、左利きが線を引く場合、通常の定規の目盛を見ながら線を引くと、左から右に向かって書く。そのため、目盛が手で隠れてしまう。また、押すように書くので、ボールペンのインクが出づらくなる。
「HIDARI 15cm定規」なら、左利き用の目盛りがあるので、目盛を見ながら自然に引けるのだ。
利き手の違う家族がいる方は、右利きにも左利きにもうれしい定規を取り入れてみてはいかがだろうか。
▼今回紹介した商品はこちら。30cm定規も選べる。
「カッターナイフで定規を削ることなく紙を切りたい」
定規をそえながらカッターナイフを使うとき、うっかり定規を削ってしまったことはないだろうか。レイメイ藤井の「すべらないカッティング定規」なら、そんな悩みが解消する。
ポイントは、定規の端に埋め込まれたステンレスの金棒。金棒に沿ってカッターナイフを動かせば、定規を切ったり、傷つけたりする心配がなくなる。定規裏には滑り止め加工がされているので、対象物をしっかり押さえられるのもうれしい。
「すべらないカッティング定規」は、カッターナイフで紙を切る人にとって、持っていて損のない1本だろう。
▼今回紹介した商品はこちら。50cm定規も選べる。
プラスαの機能で生活を快適に
プラスαの機能を加えた定規は、日常生活の動作を快適にしてくれる。ぜひ、自分の希望や悩みに合わせた定規を選んでみて欲しい。
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文具マガジンやっています。子育て中の母親として使っている文具と、完全に趣味趣向の文具を紹介しています。
▼ハサミを数えたら定規以上に持っていた話。
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