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手帳を時間軸ごとに書き分ければ「やりたいこと」の輪郭がはっきりする

私のスケジュールは基本的に手帳で管理している。

  • 1年

  • 1ヶ月

  • 2週間

  • 1週間

  • 1日

と時間軸ごとに書くことを明確に分けているのがポイント。これらが混ざってしまうと、確認がしづらいからである。

また、時間軸を分けると、「やりたいこと」の輪郭がはっきりしてくるのだ。


1年間でやりたいことはメモページ

今年1年間でやってみたいことは、手帳の巻末ページに100個書き出している。「家族で遊園地に行く」など比較的実現しやすいものから、「〇〇さんと仕事をする」などハードルが高いものまで、とにかく書き出す。

「やりたいことのハードルを問わず、とにかく書き出す」「100個書き出す」ことが大事だと思う。やりたいこと100個なんて、なかなか思いつかないが、考え抜いた先に本音が出てくる場合がある。

1ヶ月の予定はマンスリーページ

自分の予定やパートナー、子どもの予定をマンスリーページに書き込む。予定のすり合わせのためである。園行事や予防接種などを忘れないように書く。

スケジュールに空きがあれば、家族や自分自身の「やりたいこと」を入れられないか検討する。逆に「やりたいこと」を先に予定に入れて、他のスケジュールを動かせないか考えるときもある。

ちなみに、左利きの私が使っている手帳は、左ききの道具店の「左ききの手帳」である。左利きに特化したフォーマットがうれしい。

約2週間でやりたいことを書き出すムーンプランナー

私は通常のスケジュール帳の他に「MOON PLANNER(ムーンプランナー)」という手帳を併用している。ムーンプランナーは月の満ち欠けのリズムを使って計画を立てる、変わったフォーマットの手帳。

スピリチュアルっぽく感じるかもしれないが、月の満ち欠けはPDCAサイクルと相性がいい。新月に計画(=Plan)を立て、日々の生活で実行(=Do)、上弦・下弦で見直し(=Check)、満月で改善(=Act)できるように、やりたいことを書き込むのだ。

新月から満月は約2週間のスパンで動いている。この2週間ごとのPDCAサイクルが私にとっては心地良いのだ。1週間はあっという間だが、1ヶ月ごとの見直しは見落としが発生してしまう。そのため、私はムーンプランナーにやりたいことを書き出している。

私の場合、仕事など締切がある「やらなきゃいけないこと」7割、夢など締め切りのない「やりたいこと」3割で箇条書きしている。

約1週間ごとにムーンプランナーの見直し

実際の手帳は出せない情報が多いので、見本を作成した。

月のサイクルは「新月→上弦→満月→下弦」と約1週間ごとに変わっていく。ムーンプランナーは、サイクルに当たる日付が強調されているので、やりたいことの見直しにぴったり。

「手帳にやりたいことを書いて満足。でも結局できていない……」という方もいるだろう。締め切りがある仕事とは違い、自分の夢ややりたいことは引き延ばしがち。自分への締切は、月のサイクルを活用したい。

1日のタスクはウィークリーのメモページへ

こちらも、実際の手帳は出せない情報が多いので、見本を作成した。

1日のタスクはウィークリーのメモページに書いている。基本的に、仕事など締切がある「やらなきゃいけないこと」を3つ箇条書きする。

私が1日にできるタスクはだいたい3つが限界なのだ。できなかったときに自己肯定感が下がるので、必要以上に書かないようにしている。

また、「やらなきゃいけないこと」が見える化しないと、「やりたいこと」にどのくらい時間を取れるかわからなくなるため、1日のタスクは優先的に書くようにしている。

「やらなきゃいけないこと」をクリアにして「やりたいこと」に取り掛かる

手帳をたくさん書いているように見えるが、一つ一つの書き込み自体は3〜5分ぐらい。時間があれば、月のサイクルの節目に合わせて30〜60分ぐらい見直している。

とはいえ、「やりたいことを叶える」のが目的で、「手帳を書く」のが目的ではないため、忙しいときは1日のタスクを確認するぐらいに留めている。

私は、「1年間→1ヶ月→約2週間→約1週間→1日」の時間軸を眺めると、「やらなきゃいけないこと」だけではなく、「やりたいこと」が1日のタスクに乗りやすくなった。

自分のなかにある「やりたいこと」は、直接手で書くことで姿を現すのだ。

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文具マガジンやっています。道具として実用的に使っている文具も、完全に趣味趣向の文具も好きで紹介しています。

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▼「小さな夢」を叶える、「手間抜きリスト」のススメ。

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