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育児とはどんなものかしら

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育児に向いていないと日々つぶやく男児母親の育児日記
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#育児日記

育児中のママだけど、育児系の記事を書くのは怖い

「Webライターです。育児中です。」と言うと、「ママ向けメディアに挑戦しないの?」と聞かれることがある。正直なところを言うと、”30代・女性・育児中”はママ向けメディアのライターとしては、供給過多で需要がないのでは?と思いつつも、リアル感があるのでおいしい。 でも、私は書くのが怖いのだ。 ”育児”は人によって千差万別なので、思わぬ言葉で傷つける恐れがあるからだ。 noteなど個人のメディアは、「あくまで私の事例です」と書くことができるのでいい。大したインフルエンス能力も

3年目突入!育児日記に連用日記のススメ

保育園の年少クラスから始めた、連用日記を使った育児日記も3年目に突入した。 前の年に書いた日記を読み返して思うのは、日々の生活に追われているせいか、忘れていることもあるということ。成長と引き換えに、その年齢ならではのかわいらしい言動はなくなってしまうこと。 だからこそ連用日記に記録して、あの日の子どもに会いにいくのだ。 連用日記をおすすめする理由2つ連用日記の特徴は、違う年の同じ日付が1ページまたは見開き2ページにまとまっている。そのため、その日のできごとが同時に見れる

ゆるーく続ける連用日記のルール

2022年の4月から育児用の3年日記を始めた。連用日記の他に、2020年から自分用の3行日記も続いている。昔から書くことが好きだが、ほぼ毎日日記をつけているのはここ数年で初めてだ。 なぜ日記が続くようになったんだろう?と疑問に思ったので、考えてみた。今回は連用日記を中心に書いてみる。 その日記は誰のため?見せる日記をあきらめた若い時には、「ほぼ日手帳」に日記を書いて、空いたところにマスキングテープやシールを貼って手帳をコラージュすることにハマっていた。その後SNSにアップ

育児の3年間は「行ってしまう、逃げてしまう、去ってしまう」

「一月往ぬる二月逃げる三月去る」ということわざがある。 正月から三月までは行事が多く、あっという間に過ぎてしまうことを、調子よくいったもの。一月は行く、二月は逃げる、三月は去る。 /出典: デジタル大辞泉(小学館) 息子が先日3歳になった。 ついこないだ生まれたような感覚で、先のことわざを思い出した。あのことわざは月の話だけども、まるで育児の3年間のようだと。 「1歳は行ってしまう、2歳は逃げてしまう、3歳は去ってしまう」 私はたった数年前の息子のことが思い出せない。

春を起こしに

春といえば桜だ。 私は子供が産まれる前までは、毎年のように桜の写真を撮りにいった。 子供が産まれてからは桜を撮っていない。 なんとなくバタバタして桜が終わった一昨年。 未曾有のウイルスに翻弄された去年。 2021年、桜前線が駆け足でやってきた。 土曜日、今日は桜が満開らしい。 日曜日、明日は雨だ。 このタイミングを逃してはいけない。 なんとなく会話ができるようになった2歳の息子に、公園に行こうと誘った。 「でんしゃみにいく!」 あいにく息子の行きたい駅には桜がない。 桜

ワンオペ風呂三種の神器2020

きたる寒さに備えよ涼しくなってきた、今日この頃。 過ごしやすくなったと同時に空気は乾燥し、夕方は少々寒いなと感じることがある。 そうなると問題になるのがワンオペ風呂である。 子供が比較的大人しい、もしくは風呂上りの環境は安全に配慮され快適である家庭はさておき。 子供がやんちゃで、脱衣所に据え置きの暖房なんてない、普通の賃貸である我が家は、きたる冬に備え、なるべく効率の良いワンオペ風呂を遂行しなくてはならない。 さもなくば子か母親の体調が崩れてしまう。 今回は私がおすす

豚汁に花を浮かべる

「とんじるイヤ!たべない!」 幼児食が面倒くさい親こと、私は大いに困っていた。 2歳の息子がなぜか豚汁を嫌がるようになってしまった。 豚汁は肉と野菜と汁ものが同時に摂れる完全栄養食として我が家は重宝していた。 ホットクックに材料を入れれば25分で出来上がる手軽さで何かと忙しい月曜日の定番メニューとなっていた。 (本当はカレーを日曜日に作るという手段を使いたいのだが、息子が通っている保育園の給食は月曜日がカレーなのである) 2歳児の言語能力では何がお気に召さないのかよく

一緒に行くはずだった君はいつの間にかいなくなっていた

私は子供が苦手だ。 なので、自分の子供ができたときに何がしたいか、というビジョンがまるでなかった。 しかし子供が生まれたら行ってみたいところがあった。 アンパンマンこどもミュージアムである。 私の住んでいる県にできた時からとても気になっていたのだが、私には甥っ子も姪っ子もいないし、一緒に付き合ってくれるような小さい子持ちの友達もいなかったのだ。 子供のいない私が観に行く勇気も無かったので、いつか子供が生まれたらと夢見ていたのである。 「アンパンチャン!」 息子が保育園