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陸上競技部 大学1年生(夏合宿)

有料記事にしようとも思いましたが、まだ書き慣れないので、無料記事で書いてみようと思います。

私は、大学の陸上競技部に所蔵していました。目標は、箱根駅伝。箱根に対して強い意思を持っていたわけではありませんが、憧れはありました。そんな私の、大学1年生の頃の夏合宿についてです。

入部してすぐは、受験の反動もあってなかなかうまく走れませんでした。何となく調子が戻ってきたのは、ちょうど夏頃でしょうか。そう、合宿の頃です。

大学陸上部は、大学の夏休みが始まってすぐに部員が帰省できるようにします。帰省した後、心残りなく夏合宿に向かいます。夏合宿の記憶は、それはそれは濃いものでした。下手をしたら、大学で過ごしている時間よりも頭の中に残っているぐらいです。なんせ、期間は3週間、レギュラー組は、他にも合宿があります、、、。

練習メニュー等はここでは記入するのを控えますが、私が所属していた大学はチームを3つに分け、私は1年生の頃は一番下のチームでした。

一週間目

一番下のチームは、基本的にスピード練習がありません。走り込みが第一です。それが出来てきたら、スピード練習に上げてもらえるというスタイルだったため、1年生の夏合宿は、「とにかく走り込む」が目標でした。

この頃から、先輩にジョグに誘っていただき、どんどん走る距離が増えます。ジョグは時間が決まっているのですが、決まった時間に練習を終えたことはほとんどなかったような、、、。私は自分でセンスがないと思っています。走り込まないと上には行けないと思っていましたので、のぞむところでした。もちろん、走り込むために、故障には細心の注意を払いました。

故障防止のため、休憩の時間は、同じ1年生の仲間同士でマッサージをしていました。また、昼間であっても、体を休ませるために寝ないといけないのですが、暑くて起きてしまいます。そのうち、疲れ切って暑さすら気にならず、泥のように眠る時期を迎えますが、、。最後に、ストレッチは、かなりやりました。

私が気をつけたのは、太ももとふくらはぎの筋(すじ)です。高校時代に痛みが出たことがあり、走り込むことに対して不安もありました。よって、太ももはストレッチもそうですが、友達に踏んでもらったり(!?)、ふくらはぎは自分でマッサージをよくしていました。踏んでもらうのは、個人的には指圧より効きました。

一番下のチームで練習をこなしている様子をマネージャーに見てもらいながら、何度か真ん中のチームに参加させてもらえたような、、、。なんせ、20年近く前のことですので、、、。まぁ、とにかく、挑戦しては失敗し、また繰り返し挑戦する、という感じです。

二週間目

他の県に移りますが、この週ではスピード練習が行われます。私は、一番下のチームでついていくか、引っ張る役目だったような、、、。私はスピードがなかったので、自分でも真ん中のチームでやることはないなと思っていました。

この判断は、結果的に良い方向に転びます。とにかく無理をしない。その中で、余裕を持って全てこなしきったことが、自信となりました。

走っている時間以外にも色々あり、友人の中には「ハーゲンダッツじゃんけん」という恐ろしいイベントを開催している友人もいましたが、私は確か参加しませんでしたが、、、。(私は賭け事には弱いのです)

三週間目

一週間目と同じ県に戻り、またもや走り込みです。一年の頃は三週間目にスピード練習に参加せず、真ん中と一番下のチームで、スピード練習以外のメニューをやり切りました。

走り込みの時期は、食事も大切です。できるだけ栄養価の高いものを、ちゃんと量を食べる。僕は好き嫌いがないので、なんでも食べていました。暑さで多少食欲は落ちましたが、それでもしっかりと食べていた方だと思います。内臓のダメージで走れなくなることもあるので、食事は大切です。

また、先輩とジョグに行けるようになりました。当時、顔見知りだった先輩がいろんな先輩とのジョグに混ぜてくれて、私は夏合宿で、顔が広くなりました。

自分より速い人の意見は大切です。ただし、自分で情報を取捨選択できる人が勝てるのだと思います。当時は、そんな難しい事を考えず、ただ目の前にあるメニューをどう自分のものにするかを考えていました。

とにかく三週間は長く、大変なものでしたが、ここから私は飛躍のヒントを得ます。当時エースだった先輩や、距離走に強い先輩からジョグに誘ってもらえるようになりました。ちょくちょく話しながらジョグをした事で意識も高まり、自分の実力を伸ばすきっかけをいくつももらいました。


以上が、私の大学一年生の時の夏合宿でした。

私のランナー人生の集大成は、大学でした。今でも夏になると、朝の空気に触れて熱い夏を思い出します。そして、「あの頃はああだったな」と思いながら、仕事へと向かいます。

私は、また走り始めました。速くなるかどうかは分かりません。限られた時間、学生の頃とは体力差もあり、なかなか思い通りには進まないでしょう。

それでも、自分の目標を持って走り始める、やってみる事で、自分の人生に変化を起こしたいと思っています。

ランナーの方、ランナーではない方。いろんな方が、この文章を読んでいただいていると思います。皆さんが、「熱く」なれる何かを手に入れられるように。そして、私自身も、もう一度走ることに対して「熱く」なれるように。

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