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月曜モカ子の私的モチーフvol.240「地球はほんとに丸いのか」

先ほどすぐ下の妹に「お姉ちゃん眉毛さ、もう少し離して描いた方がいいんじゃない? もうまもなくフリーダ・カルロって感じやけど」と言われ、言われた通りに直した。この写真は直す前。実家のミモザがこれでもかってくらいに咲いている。パチリ。宇宙元旦。スピリチュアル的にはよくそう言われる3月21日。実家的にはお彼岸で、母と父は亡くなった祖母(父方)のお墓をお掃除しに出かけ、わたしは存命の祖母(母方)と留守番をし、妹に眉毛の幅についてアドバイス頂いた。
このまま東京に帰ってレディオの収録。今日でマンボウも終わり。
明日から怒涛の酒場女主人の日々が、始まる。

実家のミモザが美しい季節を迎えている。

実は初めて公表するけれども、年始早々にコロナに罹患して入院していました。オミクロン株でした。
オンタイムで公表すると絶対に色んな人によからぬ心配をかけたり誤解を生むので言ってなかったですが隠してたわけではない。
当時走りのオミクロン株で情報も交錯していたし、刻一刻情報が変わって行ったので、余計なことを言うのはやめていた、という話。
(ほら、その前後に会った人が変に心配するはめになるじゃない?)

実際、入院時は2回のPCRをして退院という話だったが退院した時は「ウイルスの残骸にもPCRは反応してしまうので14日以上経過した人はもうPCRしないで出てもらいます」ということだった。医学的には「残骸はPCRに反応するけど残骸は人に感染しないから」ということだが、これまで「2回陰性になって退院するもの」という常識が人々の頭には刷り込まれているゆえ、なんかわたしが勝手に「見切り退院」したように思われる場合もあるし、
まあそんな色々があったので、
ほとぼりが冷めるころ、つまり今、告白。

ひさびさに妹めっくすとも会いました。わたしの眉毛を指摘した妹です。

実際自分が罹患してわかったのは抗原検査キットは全然精度がよくないということ。実は2回検査して陰性だったのにPCRでは陽性だったんである。
抗原で陰性だったからその日出かけたりもしていて(人に接触はしなかった)感染がわかった時に驚愕したので今回の帰省はまず検査までにも日にちを置いてそれからPCRして、それから帰った。
先生には「年始に罹患して今またかかってることはあり得ない」と検査不要と言われたが93歳のおばあちゃんに会うのが目的なので念には念を入れ。
この検査前隔離、を含めると少なくとも1週間とか休みが取れないと実家には帰れない算段になるのでマンボウ明ける前の滑り込み帰省になったわけ。

さて。宇宙元旦と言うけれども、本当に世の中で起こっていることは不思議なことだらけだし、世の中で「みんなが」言ってることに正しい情報などひとつもない。昭和初期研究家の自分としては、数年前から世相が昭和初期化していたので「戦争なんぞが始まってしまうのではないか」とことにつけ発言してきたけど(SNSとかじゃなく酒場とかの接客時に)、
その度良識ある大人たちは「さすが小説家」とバカにした意味合いでそう言って「戦争などは今の時代には始まらない、したって誰にもメリットはないのだから」と笑っていたけど、果たして今、世界では戦争が起こってる。

昭和初期の資料に記されていた「酒場で政治の話や喧嘩が増えると戦争が近い」という誰かの記録が、まさに正しかったんである。この2年、うちの店でも物騒な会話と物騒な騒ぎが増え続けていたからね。株の話、政治の話、右とか左の話。それから喧嘩。


オミクロンは軽症、ほぼ無症状、という報道がかなり強くされていたけど(もちろん重症化は少ない)正直オミクロンは全然軽症じゃない。
自分の周りで罹患した数人は皆40度くらいの熱が数日続いて今も後遺症に悩まされている。そしてなぜか一昨年重い肺炎で入院していたわたしは、皆に重症化を危ぶまれながらもなぜか高熱には見舞われなかった。もしかして2020年頭の入院は、早めのコロナが、もう日本に入ってきて、それに罹患していたのではない? だから今回軽症だったとか・・・。
わたしの界隈では近い知り合いが2019年11月に武漢に出張に行き、帰ってきた後にちょっと重めの咳風邪をひいたり、肺炎になってたということが、ありましたんで、ちょっと思うところ、ある。

93歳のチラリ。笑。

結局のところ真実が何かということは、ずっと未来の座標にならないと明かされない。ドイツの暗号機エニグマが実は対戦中に解読されていたことは2012年のエリザベス女王の恩赦が出るまでMI6によってアランチューリングの名前ごと隠されていたし、数年前の戦争でアメリカが生物兵器を使用したという噂が流れたとき、その話はどことなく陰謀論めいた感じに扱われていたけど、去年だったかな? アメリカはその戦争での生物兵器の使用を認めた。日本のニュースではほんの1分ほどさらっと流れただけだけど、
わたしはずっとその兵器を使ったかどうかが何年も気になっていたので見逃さなかった。

真実はいつも後出しジャンケンなので、今のタイムラインでは大々的に報道されている内容がまるで事実のように皆の頭の中に刷り込まれる。
でもまてよ、ちょっとおかしくないか。
そう立ち止まることも大切だと思ってる。
地球は本当に平らなのか?
もしかして丸かったり、するのではない?

子供の頃、滋賀県の幽霊ビルが解体されるという出来事があって、長い歴史があるホテルだったかな? とにかく人々の思い入れがあるということで、その瞬間をびわこ放送では中継で放送していた。
ビルにはたくさんダイナマイトが、確か40個以上も仕掛けてあり、ビルは外に飛び散らず砂の城のように内側に崩れていくんですよと説明があって、実際爆破の瞬間、ビルは、砂の城のように内側に崩れた。
その景色はあまりに印象的に脳裏に焼き付いていたので、わたしが911の時に最初に思い出したのは、あの滋賀県の解体爆破の景色だった。
建物が飛び散らず数秒で内側に崩れるときは内側に何十個もダイナマイトを仕掛ける時。その方程式が、わたしの中にはあって、それからいろんなことを別な角度からも考える動機(モチーフ)になっている。
ダイハードやミッションインポッシブルで飛行機がビルに突っ込むシーンがあるけど、その後そのビルってああいう感じに崩れたりはしないという映画の謎も含めて。

考えなくてはいけない。何が真実か。何かがどこか、へんてこりんではないか。この宇宙元旦に。
コロナと戦争って本当に無関係なのかな。戦争とこないだの地震は本当に無関係なのか。考えすぎ勘ぐりすぎと思う人がいても、歴史の中にエニグマの隠蔽や生物兵器の隠蔽や数々のプロパガンダが存在する以上は、
考える価値はある。考える価値がある、ということだけをわたしは言っていて、先に言っておくけどわたしは陰謀論やQの信奉者でもなんでもないし、むしろたくさんの人が苦しんだ3.11を誇らしげに人工地震だとか言う人間は、まず人の心を慮ることを学ぶところから始めるべきだと思っている。
だからわたしは9.11のことも何か決めつけてはいない。あのときわたしはびわこ放送の中継を思い出したんだ、ということだけしか言うつもりはない。(Qを知りたい人は、トランプ スペース Qとかで調べてみて)

体験からくる直感だけがわたしの羅針盤であり、それを誰かに強要するつもりも「そう考えてもらう」つもりもない。ただ中東でひと月暮らした時に、いかに日本の報道も中立ではないかを知った。日本ではまだ敗戦が続いていて、戦争に負けた国は勝った国に虐げられているのだと知った。

わたしが今、疑問を感じているのはこのウクライナ情勢の報道に対しても、ある。日本の報道は「ロシア嘘つき」「ウクライナかわいそう」の1色で、
それは非常に恐ろしいと感じている。
そしてこのように書くとまるでわたしがプーチン派のように二極化して理解されてしまう、この日本の「プロパガンダ」を、わたしは恐ろしいと感じている。この文章を読んでわたしを「プーチン派のファシスト」だと思ってしまう人よりも、そう思わせる流れを作っている「何か」が恐ろしい。

そういう何かが真珠湾を攻撃させ、特攻隊を作り、盲信的に若者を死なせ、子を失った親が、自分より先に子が死ぬという生きててもっとも悲しい日に「お国のために頑張って誇りに思う」などと述べなくてはならない時代を作った。我が子の死に泣くことすらも非国民とか言われる時代を作った。

わたしが恐れていることはそういうことである。
今後も五感を研ぎ澄まして「真実」を追い求めて行きたい。

<モチーフvol.240「地球はほんとに丸いのか」2022.3.21>

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昨日のレディオは【ON AIR】ほぼ音声で紡がれるラジオ的なターンです。
内容はクリックして概要欄からもざっくり把握していただけます。

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☆モチーフとは動機、理由、主題という意味のフランス語の単語です。
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長く絶版になっていたわたしのデビュー作「蝶番」と2012年の渾身作「誰かJuneを知らないか」がこの度、幻冬舎から電子出版されました!わたしの文章面白いなと思ってくれた方はぜひそちらを読んでいただけたら嬉しいの極みでございます!