【2021年7月号アーカイヴ】『#Tokyo発シガ行き➡︎』 "大豆田モカ子のもどかしい日々"by 月イチがんこエッセイ
今日も前説不要の方のために先にpdfデータをupします。
DLしてそのままでも、プリントアウトしてでも。
プリントアウトされる方は出力時に「レイアウト」を選択しa4に4ページくらいプリントできる設定にするのがオススメ。
わたしはゲラ直しの時、そうしてます。
この表紙絵なんですが3年前から日本画を始めた母が守山の展示会に出品した作品です。デザイナーの長島くんからわざわざ「あの絵お母様ですか!?めちゃくちゃいいです!」とLineが来ました、わたしのエッセイにもそれくらい感動してほしい。笑(これはウソ)
母の絵を本当にいいと思ってくれたようで、
インスタに投稿してくれました。
<前説>
このエッセイはもう内容がそうなってますが、書きたいものが2転3転して、まとまらないまま月初が近づいてしまった...という話です。
というのもうちのお店は6月1日なんですが、根津に引っ越してきたばかり&周年を控えた5月の末に、うちのお店の不動産さんの奥様が「白い狐が防犯カメラに映っているのを見た!」という事件があって、そこからなんか
「近くに稲荷神社🦊はないかな、探せ」という話になって、なんと店の真ん前に稲荷神社があったことが発覚! これは昔でいうとどのような場所に位置してたのだろうか、などと古地図などを元に調べた結果、吉原に倣って、
根津遊郭でも入ってすぐのところにお稲荷さんがあったのではないかという話になりました。
それでまあ、湯島の「つる瀬」というところでお供えを買ったり、
吉原にある「カストリ書房」というところから古い根津遊郭についての文献などを取り寄せて、2019年の10月号かな?で「根津神社」と合わせて取り上げたいと思っていた「根津遊郭」のことを今後こそ書こうと思っていたのですが、この地図に描かれている「八重垣町通り」をわたしは現「不忍通り」として考えていたのですが、例のうちの不動産が「いやあんな大通りに遊郭は置かない、多分一本弥生町側の裏のはず」とかなって、地図の解釈が人によって曖昧だったり、それによって我がお店はどこの跡地なのかも変わってくるという話で、根津遊郭のことは諦めたわけなんです。
そしてその後古代アトランティスについて長いエッセイを書きましたがいつものエッセイの文字数に収まらずこれもボツ。
それがこちらでございます↑
と、バタバタの中書き上げた7月号ですが、
昨日読み直したら結構面白かった。
これくらいさらっとした感じで書いていこう、今後。
「うちのネコ」/ 杉田美鈴(日本画/2021)
次号は【2021年8月号アーカイヴ】 "勝者は追い込まれる"
お楽しみに!
長く絶版になっていたわたしのデビュー作「蝶番」と2012年の渾身作「誰かJuneを知らないか」がこの度、幻冬舎から電子出版されました!わたしの文章面白いなと思ってくれた方はぜひそちらを読んでいただけたら嬉しいの極みでございます!