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【2023年12月号】『#Tokyo発シガ行き➡︎』 "直感を頼りに走れ "by 月イチがんこエッセイ

大正大震災——のちに関東大震災と呼ばれる大地震——の直前に、神田あたりの乾物屋で妙なことが起きていた。なんでも前日にかけておいた専売特許の鼠捕り網に入りも入ったり、四十何匹というほどで、それらがもう身動きならない盛況で相噛みあって凄かったらしい。近所では大騒ぎになって、押すな押すなの見物だった。しまいには『なにかあるんじゃないか』っていいだす人たちもいて、そしてその数時間後にそれは起きた。いわゆる“野生の勘”というもので鼠たちはいち早くその場所から離れようとしていた。
2023年12月現在、乱世。自称昭和初期研究家として「乱世」を感じている…

装幀/長島佳之(mumumoon Design)
「#Tokyo発シガ行き⤴︎ 」 /月イチ がんこエッセイ

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DLしてそのままでも、プリントアウトしてでも。プリントアウトされる方は出力時に「レイアウト」を選択しa4に4ページくらいプリントできる設定にするのがオススメ。わたしはゲラ直しの時、そうしてます。


ー2024年1月3日加筆ー
印刷され配布されていた先月は「なんだか大袈裟に書きすぎたかしら」
「ありもしないことで人を不安にしてるかしら」と気になっていた本エッセイが、悲しいことにとても世相にマッチしてきてしまいました。
やはり何か見えない存在によって「書かされる」ということはあるのだと感じています。
「直感を頼りに、走れ」
これはきっと神様からの言葉なんだろう。

<裏表紙>
結局黒字にはならなかった・・・商売って難しい。

ディストピア感漂う12月のマンスリー
illustration & Design by Mayaooh

ここ数日で2023年の「がんこエッセイ」アーカイヴをどんどんupする予定です、よろしくどうぞ!

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