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チャイルドコーチングマイスター - 子供の話をよく聞こう

チャイルドコーチング・マイスターとは、心理学や企業マネジメントから発生した「コーチング」の技術を子育てに応用した資格です。今回、この講座を受講し、資格を取得しました。

受講・資格取得の背景

私自身、子育てをしていて、子供の年齢が上がるにつれて、コミニュケーションがうまくいかないなと感じる事も増えてきて、チャイルド総合心理や食育など、子供に関する学びについていろいろ調べていました。
なかなかどれが自分の子育てに必要なのかも分からず、悩んでいたところ、会社でこの講座を知ったのが受講のきっかけでした。

第一に話を聞いてあげること

チャイルドコーチングには6つの基本ステップがあります。

傾聴する-子供の話をよく聞く
共感する-暖かな言葉で子供の話を受け止めたことを表す
質問するーさらに深く自分を振り返るよう子供を導く
承認するー人から承認されることで安心、勇気を得る
行動-子供に解決案を考えさせる
継続-自分で決めた目標を守れているかどうかフォローする

とにかく第一に「傾聴する-子供の話をよく聞く」というのが大事で、テキストにはそれ以外の項目ができなくても「傾聴する」をマスターしていれば、かなり大きな効果がありますと書かれています。

それだけ大事ってことですね。
実際、子供と会話していると、なかなか話が進まなかったり、脱線したりで、途中で口を挟みたくなることがあるので、これを機に気をつけないとなと考え直すことができました。

会話例がわかりやすい

講座では6つの基本ステップについて、どのようにしていくのが良いのかを具体例を挙げながら教えてくれます。

また、ダメな手法を使った会話例と、コーチングの手法を使った会話例の両方が書かれているので、自分が会話をする時にどう答えたら良いかがイメージしやすかったです。
ダメな会話例の方をしてしまっている事もあるなと反省もしました。

すでに実践しているものも

「共感する」のステップで

「怖かったんだ」「嫌だったんだね」「面白かったんだね」など、感情を表す言葉を短く繰り返す

というのがありました。

思い返すと、自分の子供がうまくいかないことがあって泣いて怒って大騒ぎしている時に「嫌だったんだね」と共感を示すと、手の付けようがない状態だった子供がスッと落ち着きます。

小さなことではありますが、自分がすでに実践できている項目を発見してホッとした部分もありました。

コーチング初心者でも知っている項目

モンテッソーリの敏感期の考えやユーザーインタビューでも使うオープン・クエスチョン、ブレインストーミングなど、知った内容もコーチングのテクニックとして挙げられていたので、すんなりと入ってきた感覚があります。

自分を承認するセルフ・コーチング

講座にはペアレントケアとして親自身のセルフ・コーチングの項目もありました。

自己肯定感が低いと、使う言葉や思考がネガティブになりがちです。コーチは、子供をポジティブな思考に導く役目がありますから、自己肯定感が低い状態でのコーチングがスムーズにいかないこともあります。

ということです。
セルフ・コーチングについても簡単ですがまとめられていたので、実践してみようと思います。

最後に

「チャイルド」とは銘打っていますが、子供に限らずどの人に対しても活用できるものだと思います。

余談ですが、講座のサイトが個人ブログのような作りになっていたのには驚きでした。最初、何か間違ったのかと思って再ログインしたくらいです。

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