『パトリック・メルローズ5:アット・ラスト』(エドワードセント・オービン)読書感想
★感想
ベネディクト・カンバーバッチの『パトリック・メルローズ』最終章!
やっと最終章イエーイ👊😆🎵
だが、まだドラマを観ていない現状...。
いや、観ている!
面白かったっていうか、何ていうか、上級階級の世界でも、DVや性虐待、モラハラなどがあるんだなぁと思った。
ドラマはこの小説通りでした。
今回の『パトリック・メルローズ』は暗い。
いや、元々暗いか。
でも、心理的で哲学的な要素があって興味深かった。
パトリックの母親が亡くなって、葬式するところから始まる。
パトリックの親って、 結構、闇深い毒親なんだなと思った。
まず父親が怖い !!
母親が過保護になる気持ちはわかる !!
父親はパトリックに性虐待していたけど母親にも最も深刻であり、そのせいでパトリックは過去のトラウマのせいで、悪影響を受け麻薬中毒になったのではないかと思った。
あまりにも恐怖で、一瞬、理性を失いかけた。
えっ?えっ?ホラー??
いかにも恐怖感を与えてしまった。
一番、恐い!恐い!おぞましい!!
上流階級で裕福な家庭で生まれ育っていても、すべては幸せになるとは限らないんだ。
実には母親(エルメア)は父親で(デビット)によって、 DV され、 強姦されて、第一子を亡くし、その虐待によって、パトリックを産まれたことで衝撃的だと感じさせられた。
パトリックは親に対する罪悪感と自己嫌悪を感じてしまい、惨めな人生を送ってしまったことを共感した。
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