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キングオージャーナイト

「キングオージャーVSドンブラザーズ 」「キングオージャーVSキョウリュウジャー」の上映イベントキングオージャーナイト5月8日16:45の回に参加しました。
映画自体は先月すでに一度見ていたのですが、映画自体の感想もあとでまとめて書き留めておきます。


上映後トークイベントレポ

上映後トークだったのですが、映画の感想より先にレポを。
今回のイベントの司会は髙橋AP。
ギラ役の酒井さんと、ヤンマ役の渡辺さんと同じ歳らしく仲よさそう。
公式サイトの文責髙橋の髙橋さんですとか、役衣装の写真をSNSにあげる際に©をつけてくれる人と紹介されていました。劇場版のゲストのキャスティングも担ったとか。
今日の王様たちは、そろってVSのTシャツに黒いボトムス。
ジェラミー役の池田さんは欠席でしたが、カグラギ役の佳久さんは急遽登壇が決まり五人での参加。

・大森Pがいるロケは風が強い。
・豚汁のケータリングが美味しい。
・最後の最後で風が強すぎるロケの洗礼をあびる。
(風が強すぎて佳久さんさえ吹き飛ばされそうに。村上さんはしゃがんで、女性陣は後ろからスタッフさんに押さえてもらっていた。風が強すぎてリタの目から涙が出ている)
・キョウリュウとのコラボは竜星涼さんの出演を押さえ、キングオのメンバーがオーディションで決まる前には決まっていた。
などの情報がありました。

また、10周年でやりたいことという話で
ヤンマ「30周年がやりたい引退にあたり後継者に引き継ぐ話
どんな人に後を継いで欲しいか
ヤンマ「何者でもない人、自分の技術だけでのしあがる人」
カグラギ「素直な人、真っ白な人」
リタ「真面目で努力家」
モルフォが後継者なのでは?という声があがるが、モルフォも30年後には一緒に年とってるから、交代してもすぐまた交代だなぁということに
ヒメノ「生き方なども含めて美しさを認められる人。でもクローンとか作っちゃうかも、AIとかあるし」
美と医療の国だから、他のみんな歳とってもヒメノだけ若いままだったり…せっかくジェラミーが永遠の命を手放してみんなと一緒に歳をとれるねって話になったのに、ヒメノだけそれを破るんだと言われる。
ギラ「世の中の辛い部分を知っている人。ブーンとか」
ブーンはミノンガンの攻撃で大人になった姿が一瞬出てるけど、王鎧武装見たいよねと。

今日は役衣装ではないので、キャストの素のトークという感じでした。
キングオージャーが終わっても彼らの中にキングオージャーは消えることなく存在して、また来年のVSや10年後などで再集結できるように今後の芸能活動を頑張っていこうという意気込みが感じられました。
10年後30年後の王様たちの姿も見たいので、私も長生きできるように頑張ります。

「キングオージャーVSドンブラザーズ」感想(ネタバレあり)

続いてネタバレありで映画の感想を。
まずはVSドンブラザーズ。
舞台はハーカバーカ。
ジェラミーと鬼頭はるかのWナレーションで始まる。
「王様戦隊キングオージャーは」「私たちドンブラザーズは」
「「全員死んだ」」
「どうしてこうなったかというと…」
最初にフィクションラインの高さを提示されると、ああこれは何でもありなやつだ!!となって安心して見られます。
トークイベントでもAPやキャストのみなさんがおっしゃっていたのですが、かなりドンブラエキス(もといエッセンス)を取り入れた作品。
不死身であるはずのギラがきびだんごをのどに詰まらせて死ぬ。
ギラ役の酒井さんは目を意図的に充血させることができるらしく、迫真の演技でした。日曜の朝には流せない表情…映画だから許されるのかもと。
ちなみにこのシーン、渡辺さんがアフレコ時にツボに入って笑いが止まらんくなり、アフレコルームから一時退出したそう。

「お届け物です」と異世界にやってくる桃井タロウ。
シュゴッドを見てカブトムシのギィちゃんを探すために死ぬとか桃井タロウじゃないと出来ない芸当だけど、それができるのがドンブラザーズだよな…すごい…

ヒトツ鬼常連の忍者おじさんがトラックに轢かれ異世界転生。
過去に王様鬼になっている忍者おじさんだけに、ドンブラザーズをチキューに飛ばします。

ヤンマがジェラミーに小学生男児みたいないたずらをしていたところに、猿原が飛ばされてくる。
猿原(不労)が俳句、ジェラミー(元不老)が詩で交流を深めようとしているところに、ヤンマが嘘発見器「雷おこし」を使い、お互い知ったかぶりしているだけと暴いて、感電。感電した二人がヤンマを道連れに死亡。

ヒメノとリタが実写版「もっふんといっしょ」を見ながらお茶会。
ゴローゲ出世したな…実写版もっふんといっしょのメインキャストに抜擢なんてな…
涙を見せるリタに「やっぱり実写版はつらい?」と声をかけるヒメノ。
リタは「いや、解釈一致。でも今のセリフ、もっふんに死亡フラグたった」と深読みしすぎるオタクの返答。
そこにはるかとソノザがやってきて、子供番組へのスタンスで対立。
はるか、ヒメノは「子供番組だから子供の笑顔が一番、オタクは深読みしすぎ」
ソノザ、リタは「子供番組だからと侮らず、いいものを作れば子供も理解してくれる」
この対立は脚本家の心の叫び(うちなる葛藤)なのでは?と思わせてくれる。
ヒメノ「もっふんが死ぬわけないじゃない」
リタ「公式がネタバレするな!」
ヒメノ「なんでもかんでもネタバレっていうな!」
めちゃめちゃメタ的なセリフのやりとりが面白い。
いつのまにかそこにいた王様鬼にやられてハーカバーカへ。

雉野はゴッカンのラクレス夫妻の元へ。
既婚者同士ですね。
スズメとラクレスを見て、夏美を思い出す雉野。
「愛する人と離れ離れに?」とラクレスにくっつこうとするスズメと「人前だぞ」とスズメを離そうとするラクレスとの攻防。
スズメはカグラギの妹だし力強いんだろうなっていうのがわかる。めっちゃ力入ってる。
ダグデドの件があるので、別の空間から飛ばされてくるという設定をすんなり受け入れられるラクレス。無敵の守護神キングオージャーなら、元の世界に帰れるかもしれないと雉野にキングオージャーの映像をテレビで見せる。
雉野はキングオージャーに倒された過去があるので、恐怖が甦りその場を逃げ出す。ゴッカンの寒さで凍死する。
ここも、本編からの根拠がちゃんとしている…!

犬塚とソノニは逃亡者なので異世界でこのまま二人で静かに暮らすのも悪くない…となっているところに、警官と顔が同じシュゴッダムの衛兵(高田将司さん)が二人を追う。この世界でも同じ顔の二人が逃亡しているらしい。
どこまでも逃避行な二人。
シュゴッダムの剣の道に穴が開いていて落ちて死ぬ。
それにしても高田さんは、刑事に衛兵、スパイダークモノス、キジブラザー、ゼンカイザーブラック、キョウリュウブルーとこの映画めちゃくちゃ出てますね。

カグラギとジロウはお互いの筋肉に目をつけ、相撲でぶつりあって死ぬ。

とにかく、このキャラ同士のこういう絡み見てみたいという願望を叶えてくれて、冒頭のシーンに戻る。
その後のアクションも、猿原に対してギラとヤンマがふたりがかりなのを「あいにく育ちが悪いんでね」とか、ソノニとリタのアーチャー二人攻撃とか見どころが多い。
キングオージャーの世界はグリーンバックだけど、イヌブラザーとキジブラザーは、キャラ自体がCGだがスーツアクターはいるし、目線を考慮してパネルなどが用意されているらしく、CG撮影に慣れているキングオージャーのキャストも、イヌブラザーやキジブラザーとの撮影は新鮮だったとのこと。

そして忍者おじさんが倒され現世に戻り、気を削がれた両者は戦いをやめる。
桃井タロウが向かった先には、ハーカバーカにぽつりと立つおでんの屋台。
そこにはソノイがいた。
ここのソノイの扱いも、すごく真摯だなって…
ドンゼンの最後がああなってしまった以上、雑に生き返らせるわけにもいかないし、でも出演はしてほしい。
生者の国も死者の国も場所が違うだけで繋がっている。
おでんは同じ鍋で生まれ、それぞれ別の場所に旅立つ。
戦隊を卒業してそれぞれの世界へと旅立っていくキャストの行く先にも重ねているようにも思われて感慨深かった。

エンディング、チキューの世界を満喫するドンブラザーズのメンバーたち。
きっとはるかちゃんはこの体験を糧に、また傑作漫画を描くのでしょう。
はるか「私たちこんなに遊んでていいのかな」
雉野「きっとキョウリュウジャーのみなさんがちゃんとやってくれますよ!」とどこまでもメタなセリフでVSキョウリュウジャーへの引きを残す。

最後、おでん屋さんのカウンターにソノイが「イロキ」「グローティー」「デズナラク8世」の名前札立ててたから、予約してるん!?ってなったね。

VS作品として私の中では最高の作品でした。
こういうお祭り作品大好きです。
それでいてちゃんと本編からの根拠がちゃんとしてる…
こういうのがいいんだよ…!の連続でした。

「キングオージャーVSキョウリュウジャー」感想(ネタバレあり)

私の戦隊のリアタイ視聴がトッキュウジャーからなので、キョウリュウジャーはVSトッキュウの前に一度一気見しました。
戦隊らしい熱い戦隊というイメージ。
キャストのその後の活躍も見ているのですが、10年という時の長さをいい意味で感じさせない各キャラに驚きます。
ソウジくんは、まあ美しく成長して!と思いました。

ウッチーがドジっ子ヒロインすぎる。可愛すぎますね…
弥生ちゃんが結構たくさん出てくれていて、本編でもこんなにウッチーと絡んでったっけ?と思うくらい一緒のシーンがあって嬉しい。弥生ちゃん好きなので…

あとレインボージュルリラ、あんなに作ってあったんかーい!1杯だけにしたラクレスGJ…
ちゃんと100年後を舞台にしたVシネのことも一瞬だけど回収したり、キングオージャー本編に残してあったセリフも回収してある。
キョウリュウジャーとのコラボはキングオージャー開始前から決まっていたらしいので、伏線の回収がしっかりされて、気持ちいいです。

キングオージャーはあまり外ロケがないので
ここは風が強いな!?と不思議な気持ちになったりしました。
リタは改変後の世界の方が幸せだったのでは?と少し思ったけど一度心を病んでるらしいから、そうでもないな…
一歩間違えれば王様たちが辿っていたかもしれないifの世界と考えると、いかに王様戦隊キングオージャーが奇跡だったのかを思い知らされます。

そして…アクションかっこよ…
ヒメノ、ソウジ組は美しさコンビ…と思っちゃった。

未来のアミィとプリンスと空蝉丸が迎合するシーン、後ろにキラリュウで使われていた映画のポスター「輝石の物語」と「ヨドン原人」が貼られていました。坂本監督だからかな?

ちょっとキョウリュウジャー多すぎてキングオージャー少ないな?とも思うんですけど、プリンスはキングオージャーのオリキャラだし、キョウリュウジャーたちもキングオージャー本編に出てるので、実質全部キングオージャーなので全く不満はないという素晴らしい匙加減でした。

エンディングのダンスがいまいち曲とあってない気もしましたが、まあキョウリュウジャーは踊らなくちゃね!

こうやってキョウリュウジャー10周年が華々しく飾られているので、どうしても期待しちゃうんですよね…トッキュウジャー10周年…
どうかどうか、ここまででなくとも何らかのイベントなりスピンオフなり、なんならコメントをもらえるだけでありがたいので動きがあればなぁ…
志尊淳と横浜流星のスケジュール押さえてもらえませんかね…東映さん…よろしくお願いします…


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