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【実体験】裁判所がコンビニ化しているらしい

先週の話です。
友人から連絡があり、見て欲しいものがあると。
そこにあったのは訴状^^;


「被告になっちゃった…」


何をやらかしたのか聞いてみると、
訴えられた意味がまったく分からないと。


確かに訴状を見ても、支離滅裂で何を争いたいのかも分からない。
僕に相談されても困る内容でした(笑)
そこで親しくさせて頂いている弁護士に
面談を申し入れ、訴状を見て頂くことにしました。


すると弁護士も、
「えっ!?これを裁判所が通したの?」
と驚きの表情でした。


結果として、答弁書を書くにしても、
認否をするにしても、内容が理解できないので書きようがないと。
結局、弁護士さんが裁判所に聞いてみるということで落ち着きました。


僕も3年前に理不尽な訴えを起こされたし、
今回の友人の件もそうだし、僕の周りでは、
こういったことが最近増えています。


訴えを起こされるということ自体、
良いことではないので生き方を見直そうと
思っていましたが、どうもそれだけではないようです。


最近、裁判所がコンビニ化しているそうです。
ちょっと面白くないことがあればスグに裁判、
自分の権利が少しでも侵害されると裁判、損したと思えば裁判、


裁判、裁判、裁判…
何でも裁判沙汰にする人が増えてるとか。


これもネットの影響でしょう。
昔は一般人が裁判を起こそうと思っても、
提起、手続き、訴状の書き方が分からなかった。


けど、今はネットで調べればすぐに分かるし、
訴状の雛形みたいなものもあるので、誰でも
簡単に裁判の手続きが取れるようになりました。


また、弁護士も今では数が増えすぎて、
みんな仕事(案件)を探している状態だという。
昔は勝てない裁判はしないという弁護士が多かったのですが、
弁護士も食っていくために、そんなことも言ってられない時代。


だから、相談されたら、勝てる勝てないに関係なく、
「じゃあ、まずは裁判してみましょう」となる場合が多い。
代理人になれたら、着手金が入りますからね。


裁判自体は国民に認められた権利ですが、
理不尽なことで訴えられた側の人権はどうなんだ?
という問題になるわけです。


僕は、日本もこの先、アメリカのように訴訟大国になると思う。
アメリカがなぜ訴訟が多いのかというと、移民で成り立っている国だからです。


何か問題を解決しようとしても、多国籍人種で成り立っている国なので、
考え方も価値観も常識も倫理感も違うので解決が難しい。


そのため、問題を解決するため、
第三者の判断を求めるために訴訟が手っ取り早いと考えられている。


今の日本もジェネレーションギャップが激しく、
若者と年配者では考え方も価値観もまるで違います。


年配者の当たり前は若者にとって当たり前じゃないし、
若者の常識は年配者にはなかなか理解できない。


これは、どっちが正しくてどっちが間違っているという問題ではなく、
受け入れる力がないと、いずれ揉め事になる。


最近は年配者が若者に媚びて、何でも若者に合わせようとしているように見えるが、
僕はそんな必要まったくないと思っている。
けど、若者の考え方を理解しようとする姿勢は必要だと思います。


若者も年配者もお互いを全否定してしまうと、
最終的には訴訟ということになる。


ただ、理解すると言っても限度があって、
これだけ価値観が変わって来れば、
自分の身を守る対策は必要だと思います。


いつ、どこで裁判を起こされても大丈夫なように。
対策はいくつかあります。


まず一つが資産の防衛です。
まったく身に覚えのない裁判を起こされても、
弁護士を雇えば、最低でも数十万は掛かります。


そこで、これはあまりおススメはしませんが、
理不尽な裁判を起こされることを前提に、まずは資産の防衛を考える。


具体的には資産を海外へ移すとか、
自分名義で資産を持たないとかですね。


そして、理不尽な訴えを受けた場合は、
弁護士も雇わず裁判もせず、全無視です。


全無視をすれば、その裁判は敗訴となり、
相手の言い値で損害賠償が決まってしまいます。
しかし、弁護士費用などは一切掛かりません。
金銭的には1円も負担しなくてもいいのです。


「でも、損害賠償を払わないといけないのでは?」


と思うかも知れませんが、
裁判所は支払いの決定をするところまでが仕事で
損賠賠償金を回収してくれるわけではありません。


つまり、裁判に勝った側は、
自らで損害賠償を取り立てる必要があるわけです。


払ってくれないものを取り立てるのは本当に大変です。
相手の資産を自分で調査して口座を割り出し、そこに差押えを掛けていくしかありません。
当然、それには費用も掛かるし、労力とストレスはハンパじゃありません。


だから、理不尽な裁判を起こされた場合は、
「絶対に払わない」と腹を決め、裁判を無視し、資産を隠すというのは一つの手段です。


ただ、失敗リスクは高いので、やはり、理不尽な裁判を起こされても、
一応は、戦うというのが大前提になるでしょう。


そこで僕がおススメするのは弁護士保険です。
弁護士費用の一部を保険で賄えるという制度。


とにかく、訴えられて一番の負担になるのが弁護士費用。
逆も然り。訴えようと思っても弁護士費用のことを考えると泣き寝入りになることも。


弁護士を雇う費用さえあれば、はっきり言って訴訟なんてものは怖くない。
理不尽な訴えには反訴という形で対抗できるわけだから。


医療保険や死亡保険に入っている方は多い。
けど、必要性としては、こっちの方がはるかに高い。


死ぬ確率は極めて低いし、医療は高額医療費精度があるので、
そもそも、日本で医療保険が必要か?とも思う。


けど、弁護士保険は、これからの時代、車の保険同様に必要性が高いものだと思います。


弁護士保険もいくつか種類がありますので、
必要性を感じた方は、調べてみてください。


ちなみに僕は仕事では顧問契約しており、
私生活や家族のために弁護士保険にも入っています。


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