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Aibis Aoiさんのメイク体験で、メイクへの認識が変わった話

こんにちは、くらげといいます。
初めてnoteを書くので読みにくいかもしれません。

※備忘録的なレポとなりますが、コース内で教えて頂いたメイクのテクニックや技術に関して触れるつもりはありません。
話の流れとしてざっくりとした記述はありますが、この記事からイメコンに基づくメイクについてネットに落ちている情報以上のことは得られませんのでご注意ください。

はじめに

2023年4月、念願だったAibis Aoiさんのパーフェクトメイクコースを受けてきました。

Aibisさんでは顔タイプ・骨格・16タイプパーソナルカラー診断が受けられますが、診断結果に基づいたメイクを提案だけでなく実際に施してくれるアナリストさんがいらっしゃるサロンです。

勝手にどのサロンでもパーソナルカラーも顔タイプ診断もすっぴんで行うものかと思ってたんですが、こちらのサロンでは顔タイプ診断はメイク後のお顔も反映させているとのこと。いかにメイクに特化したサロンかがわかります。

なかでもアナリストのAoiさんの人気は凄まじく、予約は毎月抽選で当たった選ばれし者のみ。
運試しの気持ちで毎月申し込みしていたんですが、この度ご縁がありお伺いさせて頂きました。

わたしのスペックなど

2022年2月に他サロンでトータル診断、23年1月にPD診断(とセットのPC)を受けました。
5年くらい前にも16タイプPC診断を受けたことがあります。

・パーソナルカラー(PC)
  1st︰ブルベ夏 ブライトサマー
  2nd︰ブルベ冬 クリアウィンター
・顔タイプ
  エレガント(曲線寄りと言われました)
・骨格
  7タイプ︰ロマンティック(くびれ〜お尻のラインがかなり強いですが肌質はしっかりウェーブのそれ)
・パーソナルデザイン(PD)
  メイン︰フェミニン
  サブ︰グレース

色白・透明感があると言ってもらうことは割と多いですが、わたしは人より皮膚が薄い体質なようで、白いというよりは皮下組織が赤く透けているような肌の色をしています。
赤みや色ムラが出やすいのは勿論のこと、なんというかそもそも顔全体が薄ら赤く、特に頬はすっぴんでもチークを入れたような赤みが常時あります。

5年前の診断でもブライトサマーだったこと、ブルベ夏向きメイクでよく紹介されるような盛るより整えるメイクの方が向いている実感があったことからPCの結果はそうだろうという感じでしたが、顔タイプエレガントの診断結果はメイク映えを感じたことがなかった当時のわたしには衝撃でした。(後のPDへの伏線となる)

「顔タイプエレガント=盛り耐性あるなら濃いメイクもやり方次第でできるのでは!?」と色々チャレンジしてみたものの、盛れども盛れどもしっくりこず。(後のPDへの伏線となる)

PDを受けてフェミグレだとわかったことで似合う雰囲気や方向性は見えましたが、それぞれのスペックを活かしつつ全部が融合したメイクを教わりたい!
あとは何よりわたしもAoiさんのお客さんみたいに大変身を遂げたい!!!という想いで当日を向かえました。

いざAibisへ

サロンの内装は自然光がたっぷり入る南向きの大きな窓があり、白を基調に…というか壁も床もテーブルも真っ白でした!
今回わたしは診断を受けませんでしたが、もし受けたらドレープの顔映りなど凄くわかりやすいだろうなと思いました。(これはカメラで撮影するときの話ですが、壁や床の色って結構バウンスして被写体の顔色に影響しがち…)

既に診断済みのため、記入した専用シートの内容に沿ったヒアリングからスタート。他サロンの結果でも快く受け入れてくださり感謝…!

診断はいつ頃受けたか?診断結果からの困りごと、よく着る服の色は?普段参考にするタレントさんは?など…こんな感じのことを聞かれたと思います。
持ってきたコスメ全部出ししつつ、イメコンが好き・メイクが好きという雑談からメイクに関するお悩みまでお話ししました。

今回挙げたお悩みはこちら

  • ベースメイクを作り込むと老けて見える(皮膚薄いあるある)

  • チーク使いたいけど元の赤みのエリアが増えるだけに見える

  • くすみが苦手でアイシャドウの締め色が上手く使えない

  • メイクにおけるPC✕顔タイプ✕PDの各スペックとのバランスの取り方や活かし方について知りたい

わたしはメイクもコスメも結構好きで、流行のメイク・コンプレックスに着目したメイク・ブルベ夏向きのメイク・顔タイプエレガント向きのメイク…と本当に試行錯誤を繰り返してきました。
色々試してみたなかで、結局1番知りたいのは◯◯スペック向けメイクじゃなくわたし向きのメイク。そこを叶えて頂くべくオーダーをお願いしました。

ヒアリングをもとに

アイシャドウって限定やら何やら、とにかく可愛いものが特に多いじゃないですか。ただわたしの場合くすみに発色して見えることが多く、使いたくても使えないと感じるパレットが多いです。なので、アイシャドウの締め色に関しては特に強くお願いをしました。
話を受けてどれを使いたいですか?とAoiさんが提案して下さったパレットは3つ。(1つは忘れちゃいました…)

ジルスチュアート ブルームクチュール アイズ
(カラーはこれじゃないかもしれません)
rom&nd べターザンパレット
07 BERRY FUCHSIA GARDEN

これまでのわたしだったらジルを手に取ったし心落ち着く配色なのもジルなんですが、それじゃここに来た意味がないじゃない…
より締め色の効果がわかるパレットをということで存分にシメてもらうべく、ロムアンドに決定!

いざ鏡の前へ

お待たせしましたメイク実践編です。
ちなみにここまでのヒアリングに30分ほど、メイク工程はトータルで2時間とたっぷり丁寧にメイクして頂きました。

メイク前のスキンケアから丁寧に「お化粧前に肌を冷やすことが大事で〜」と仰るAoiさん。
そもそも1分1秒を争うメイクルーティンの中にコットンパックまでする余裕はあるだろうかと思いつつ、こういう工程1つ1つが重要なんだよな〜と思い知らされました。

スキンケア後はベースメイクから。
早速お悩み1つ目に挙げたベースメイク問題。赤みがあるので色ムラはカバーしたいけど、素肌感が消えてしまうと一気に老けた印象になってしまう…。ファンデもかなりかなりかなり軽い印象のものを選ばないと厚塗りに見えるし、色選びも難しいタイプ。

1stサマーで大人顔タイプの人はベースメイクで変わったと体感される方が多いそうです。

色選びの概念が変わった衝撃のチーク

すごく丁寧に、でも厚塗りにはならずにベースを仕上げたあと、満を持して取りだしたチークが衝撃的な色でした。
教わったことはあんまり載せませんって冒頭で言ったけどこれだけはどうしても伝えたい!なぜならブライトサマーがおよそおすすめされる色ではない、ブルベ冬さんがリップに使ったら映えそうなしっかり濃い赤紫だったから。


ブルベ夏およびブライトサマーがおすすめされるチークって、大体明るくて淡い青みピンクかラベンダーじゃないですか。(最初の診断でおすすめされたのもクリニークのパンジーポップでした。)

確かにパンジーポップは馴染みます。馴染みすぎて赤みが広がって見えるほど、元の赤みと同じ発色になって馴染んでしまいます。
それを見越したように
「確かに一般的に似合うとされてるんですけど、くらげさんの場合は元の血色と同じだからメリハリがでないんです」
「元の血色より濃い色だから、差がつくことで元の血色が引く」

と仰っていて、これまでチークを使いたくても赤みが邪魔して使えなかった過去を思って、ギリギリ耐えましたが感動でちょっと泣きそうになりました。情緒よ

エレガントの強さと華やかさはアイメイクで

「TWICEのモモちゃんに似てますね?くらげさんもああいった強さと華やかさのあるメイクがお似合いになると思います」と言って頂きました。
韓国アイドルについて疎いなんてもんじゃなく、都度画像を検索しないとわからないレベルなんですが、実はわたしが似てると言われるタレントさんランキング5位くらいまでに入ります。
似てはないですが確かに同じ系統の顔ではある気がします。似てはないです。ちなみに1位は飯豊まりえちゃんです。

モモちゃんさんは、アイシャドウは淡いけどラインやマスカラはくっきり強くリップも濃いめ、コントラストのメイクをされているそうです。このコントラストが顔タイプエレガントと合ってくるとのこと。
もしかすると顔タイプエレガントの診断を受けてやってみたメイクが合わなかったのは、アイシャドウをしっかり入れすぎだったのでは?と名推理を頂きましたがまさにそのとおり。だって盛れば盛るほどいいって聞いたから…

アイメイクの工程に入ってからのAoiさんは特に何度もコントラストとメリハリについて仰っていて、びっくりしたのはマスカラ。
アイシャドウで作った質感と対比になるようにマスカラの質感を選んでいて、この質感の違いもコントラストが生まれてアイシャドウとまつ毛どちらも引き立つんだそう。はぇ〜〜〜
これまでカールキープ力と繊維が入ってないかどうかでしか選んだことなかったな…

ついに味方になったアイシャドウ

今回1番どうにかして欲しかった肝心のアイシャドウですが、こちらは完全にわたし向きの方法で
「本来のアイホールと言われる範囲はここまででですが、くらげさんのアイホールとして塗っていい範囲はここまでです」
「よく雑誌とかで見るのと同じようにグラデーションを作ると、くらげさんの場合は目と眉が詰まって見えます」
「ハイライトはここまで入れて、中間色はここまで、中間濃い色はここにこう入れて陰影を、締め色はこうのせて」

とアイシャドウのどの色をどこまで塗るべきか、かなり正確に提案して下さいました。

パレット10色のうち、ラメの入ってないカラーは殆ど使っていたかと思います。(諸事情でラメは別のものを使用)
今までのわたしなら眉毛に使うしかないような右下2色の締め色もしっかり出番がありました。

アイシャドウを楽しめる目元の人が本当に羨ましいコスメオタク人生だったんですが、アイシャドウの何が苦手ってそもそも顔に影が入るのが似合わないんです。
目が大きくなるというよりは奥に窪んで見えるし、無理に入れるくらいなら明るいラメを適当にポンポン乗せるだけの方が印章がいいくらい。

そんなアイシャドウに対する苦手意識でしたが、今回Aoiさんにキツくはないのに強さを感じる、華やかな目元に仕上げて頂いたことで、アイシャドウに対する苦手意識がかなり減りました。

メイクコースを受けてみて

2時間のメイク工程のうち、抜粋してチークとアイシャドウ(とマスカラ)について触れましたが、よくあるスペック◯◯向けメイクからは読み取れないわたし向けのメイク手順が
 ・コントロールカラー
 ・コンシーラー
 ・ファンデーション
 ・シェーディング
 ・ハイライト
 ・アイライン
 ・アイブロウ
 ・リップ
 ・ヘアセット
と割愛したすべての工程にありました。

数日後PDFデータで使用コスメ一覧と手順詳細のシートが届き早速確認したところ、アイシャドウの塗り幅はミリ単位で記載がありました。もはやわたしの顔取扱説明書ですねこれは。


イメコン診断における個性の判断材料って、当人のコンプレックスに直結してる部分も結構大きいと思うんです。
勿論どのアナリストさんも言葉選びは慎重に気を配ってるとは思いますが、どこにどんな地雷が埋まってるかも人それぞれ違ってわからない状況で、1発も踏むことなく言葉を選ぶのって凄く難しいことなんではないでしょうか。

過去の診断で小規模爆発を数回自己処理しているわたしは、Aoiさんはメイク技術もさることながら言葉選びが素晴らしいなと感激しました。

「おわーーー!かわいいいー!!」と何度も何度も褒めてくれましたが決してやみくもに持ち上げたりする訳ではなく、わたしが違うことを取り入れていたとしてもそれを否定する訳でもなく。
一貫してこういうやり方もありますよ〜という提案で、隣を一緒に歩いて道を示してくれるかんじ。

先導して引っ張ってくれるアナリストさんはとても心強いですし、わたし自身そういう方にも沢山お世話になりました。
ただ興味のあることへのこだわりと我がめちゃめちゃ強いわたしにとって、地雷を踏み抜くことなくわたしの気持ちを肯定してくれるようなAoiさんの同調の受け答えはとてもありがたかったです。


というわけで、めちゃめちゃタメになったし有意義な時間でした!

イメコン診断って基本的に一度受けたあとは、別の流派のサロンへ行くことはあっても同じサロンを再訪する機会って中々ないと思います。
Aibisさんほどイメコンに基づいたパーソナルなメイクコースを用意していて、再訪が可能なサロンさんって他にはないんじゃないでしょうか?

親の顔より見たブライトサマーのカラーチャート。
イメコン脳になってしまったわたしには、まさかコスメであの中にない色を選ぶなんていう考えは持ち合わせていませんでした。(しかも半べそかくほどハマっていた)
凝り固まった思考がほぐされた感覚。Aoiさんは季節やメイクの流行にあわせて定期的に施術をお願いしたくなる、圧巻の技術に加え包容力のある人柄のスーパーアナリストさんでした。

はー行けて本当によかった!
またいつか予約が取れるように、徳を積むところから頑張ろうと思います。

長文にお付き合いくださりありがとうございました。



余談オブ余談です。
当日メイクコースのあとに10年来のお友達と久しぶりに会う予定があったので、サロンまではすっぴんですがお洋服はちょっとおしゃれして、首〜胸元にデザインのあるロングのワンピースで伺ったんですね。目が悪いので眼鏡をかけて、コンタクトはポーチに入れて。

家を出る時にあらやだこれは阿◯ヶ谷姉妹の色違いだわ…と道中の脳内BGMがトルコ行進曲のままサロンへ向かったんですが、メイクが終わってケープを外したらワンピースが顔としっかり馴染んでました。よかった。

会わない数年の間にどっぷりイメコン沼に浸かったわたしを見て、「なんだか雰囲気が良い意味でも悪い意味でも変わったけど、オタクであることに変わりないみたいで安心した」と言ってもらいました。

おしまい。

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