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誰も教えてくれない最強の英語学習法


  • この記事は何?

    • 日本生まれ日本育ち、純ジャパお寿司大好き日本人の私が高校卒業時に独学でTOEIC800点超えを実現し、その後世界を舞台に働ける(入口にやっと立てた)までになった過去を振り返り、超効果的な「英語学習」について独自の方法をシェアするものです。

    • 学習方法というのは人によって合う・合わないがありますから、色々な方法があるなかで一人でもこの記事を参考に英語力を高めて自身の可能性を広げてくれる人がいれば幸いです。

    • この記事ではいわゆる留学や就職の基準としても用いられる各種テストで高得点を取るため、というよりは(それにも効果ありますが)、実際にコミュニケーションとして使える英語力に焦点を当てます。(あとネイティブと日常的に会話できる環境や、英会話に通う余裕とお金がある人にはあまり効かないかもです)

  • またこの記事の信憑性を保つために、私の英語関連のプロフィールを簡単にご紹介します。

    • 日本生まれ日本育ちの純ジャパ、勉強自体が嫌いで高校入学時も英語の偏差値50届かないくらい。(高校受験で半年結構頑張った末)

    • 留学や英語スクールに通うことなく独学で、高校卒業時にはTOEIC830点大学2年生で英検1級取得

    • 大学2年後期に夢であった留学を勝ち取り、マレーシアに半年留学。帰国後も海外での活躍を志し、英語学習を継続。IELTSオーバーオール7.5を取得し、「QS world univerisity ranking 2025」で世界ランキング第2位のイギリス大学院に進学

  • 結論。グローバルで使える英語力を身につける最強の方法は「一人二役」である。

    • 英語というのは言わずもがな、コミュニケーション(意思疎通)のためのツールですね。そう考えた時に、目指すべきゴールはやはり「会話を通じて自分の伝えたいこと(あるいは相手が知りたいこと)をきちんと伝え、かつ相手が言っていることを正しく理解する」ことになります。

    • そんなの知ってるわ。と思われた方も多いと思いますが、実はみなさんこれを頭ではわかっていますが、悲しいかな、日本のほとんどの英語教育は「このゴールに向かって最短距離で英語力を身に付けられる」ようには設計されていません。そうした実情を踏まえた時に、「将来英語を使って色々な人と話したい」「グローバルで仕事がしてみたい」と思っている皆さんにお伝えしたいのは、「今受けている(あるいは過去に受けていた)日本の英語教育の手法は一旦それとして、なるべく早くで自分で使える英語力を身につける英語上達法を開始せよ」ということです。

    • ではその英語上達方とは何か?それが冒頭に記した「一人二役」というものです。これは読んで字の如く、「自分自身で二人の人間を演じて会話する」ということです。鏡に向かってやるのがいいでしょう。

  • 「一人二役」のやり方と効果

    • やり方は至ってシンプルです。鏡の中にいる自分に向かって何かしらのトピックについて話し始めるだけです。例えばまずはJohnさんという役になりきって、「Hi, how are you doing today? Was there anything special to you?(やあ、今日の調子はどう?何か特別なことはあった?)」と言ってみます。その後今度は話し相手のMegさんになりきって、「Hey John, I am doing well thank you. I went shopping with my friends today and bought many clothes, it was so much fun(やっほージョン、いい感じよありがとう。今日は友達と買い物に行ってたくさん服を買ったわ、めっちゃ楽しかった!)」といった具合です。そしてこの後も、なんでもいいので自分の自由な想像に合わせて会話を続けていきます。最初は何回か会話のキャッチボール、慣れてきたら10分くらい会話する習慣を付けられるといいでしょう。

    • 「一人二役」の効果は個人的にとにかく絶大です。効果としては、以下があげられます。

  1. スピーキング力の向上:ここでいうスピーキングというのは、頭の中にある知識の引き出しを素早く開けて、適切な単語を適切な文法で分かりやすい文章構成で正しく発声するプロセスのことを指します。よく日本人で陥りがちなスピーキング力が乏しいのは、頭にある知識を引っ張り出す訓練が足りていないからです。そしてこれは訓練の場数を増やせば簡単に向上します。

  2. リスニング力の向上:自分で英語を発声することで、その英語を耳でキャッチするためネイティブの英語ではありませんがリスニング力アップにもなります。(というか世界には英語非ネイティブ話者がほとんどなので、ネイティブではない自分のアクセントのかかった英語を聞くのはむしろ実用的な訓練です)

  3. 発音力の向上:実際に発声をすることで例えばdecentralization(分散)やsophisticated(洗練された)などの少々発音しづらい単語をしっかり発音する練習になります。また単語に限らず文章全体として、例えばリエゾン(単語と単語が繋がって発音されるもの。Did youがディデュユーではなくディジュなど)の練習にもなりますのでより実践に近いナチュラルな発音を習得することにつながります。

  4. 単語、フレーズ知識の拡大:一人二役をやってみるとわかりますが、「これなんていうんだろう、この単語ってなんだろう」というものも当然出てきますが、そうした時こそまさに単語やフレーズを新しく覚えるチャンスです。

  5. 発想力・対話力の向上(スペシャル副産物):一人二役は、自分一人で二人の人間を演じる必要があるため、見方によっては実際の会話より難しいとも言えると思います。なぜなら、普通の対話は同然ですが自分は自分担当であり、相手は相手担当だからです。しかし一人二役になると2人の人間の会話を自分で想像して、自然な会話を自分一人で組み立てないといけません。もはや英語力の次元を超越して、発想力や対話力まで副産物的にトレーニングできてしまうのが、一人二役の錬金術と言えるでしょう。

  • 以上、個人的な最強メソッドの紹介でした。上記を読んだ人の中には、「言いたいことはわかるが、とはいえ自分には受験がある、留学や就職のための試験がある。そっちのスコアをあげることに貴重な時間を割きたいので、実践的な英語力向上はその先にあるものでしょ。」と思った方もいるかもしれません。しかしそう思ったあなたに言いたい、その考えは捨ててたほうがいいと個人的に思います。(だからこそ冒頭でも”なるべく早く自分で使える英語力を身につける英語上達法を開始せよ”と書いたのです)理由を説明します。

  • 英語に限らず他の言語も同じかと思いますが、語学学習というのは全て繋がっています。一人二役をやったからといって、それが例えば受験のためやTOEICのための英語力向上に役に立たないかと聞かれれば役に立たないどころかめちゃくちゃ役に立ちます。上記にあげた一人二役で得られる効果というのは、大いに各種テストのスコアをあげることにもつながりますので、ぜひ早い段階から始めてほしいです。かつこの手法は1日10〜15分もあればできることなので、今1日1時間勉強しているならそのうちの10〜15分をこれに充ててみてください。また結局留学や就職のためにテストスコアを取っても最終的に目指したいのは英語力を活かして色々活動することでしょうから、それに繋がる訓練を早く始めない手はないのです。

  • ここまで読んでいただきありがとうございました。他にも色々自分なりの英語学習を実践(海外ドラマを毎日30分観る、風呂に入りながらキクタンを流すなど)してきましたが、高校2年の夏から始めたこの「一人二役」が間違いなく僕の人生を変えるレベルで役に立った学習法でした。

  • ちなみにこの学習法は誰に教えてもらったわけでもなく、自分でふと閃いて独自に発明したものです。(と勝手に思っているが、世界のどこかで同じことをやっていた・やっている人はいると思う笑)

  • この手法が、皆さんの英語力向上、そしてその先にある夢の実現に近づくために役立てば幸いです!(他にも何か英語学習について知りたいことがあればコメントください) Cheers!


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