第11話 食とは生きること

入院あるあると聞かれて下手な答えといえば
食事がまずいとかいいがち!!

ただこれは病院によるため美味しいところは美味しい実際15歳まで通わせていただいてた。

静岡県立こども病院は美味しかった。

ただそこは子供用というのがあるのかもしれない。

大人の病院はそうは行かない。

主食は基本的には点滴

栄養失調にはならない!!

病院にオトナもなにもないけど

基本的には薄味かつ少量

20代後半とはいえ物足りない。

ただその分、外泊または退院時の飯のうまさは計り知れない。

例えば

第6話で書いた三途の川そこから復活した際
約1週間ほど意識のない状態、、

そこから復帰してしばらくぼーっとしてた際

ん?喉渇いたぞ??てかめちゃくちゃ乾く!、なにこれ!今すぐ何か飲みたい!!水でいい!、

看護師さーんなんか飲み物くださーい!!

はいはーいと

ストローで飲ませていただいた、、、、

え!?なにこれ!?めちゃくちゃうまい!!ちょっとやば!!今まで飲んだなによりも美味しい!!!

そう!これはなにを隠そうリポビタンDである

ちなみにこの瞬間が人生はじめてのD

え!?こんなにうまいの!?ほんとに!!と一気にごくごく飲んでしまいそうなところ

看護師さんから「一気に飲むとよくないからまた後で持って来ますねー」

そんな看護師さんの一言に僕は
「うるせぇ!ささっと飲ませろよ!!」

と心の中で一言。

その後あの美味しさに夢中になってしまった僕。

病院にいながらまさかの中毒症状

もう一度持ってきていただきストローで、、、


ん??美味しいけどさっきほどじゃない、、、、


そう!!魔法にかかってました。

1週間なにも口にしないときの飲食のうまさは異常的

こちら皆さんも死にかけた時の楽しみにとっておいてください。

ちなみに長い入院生活を暮らしていると食べたくなり退院して食べてやっぱり裏切らない!とっとなった食事が


ネギたま牛丼(すき家)
ダブルチーズバーガー(マクドナルド)
塩胡椒しただけの豚肉。

これが未だに記憶に残ってる。

どれもおいしいけど
あの日のリポビタンDに勝るものはない。

あの味をもう一度味わえるなら

もう一度三途の川行ってもいい!と思うくらい!!

ほんとに僕にしか分からない美味しさです。


さて次回は!!
少し怖い話。夜の病院の話、、、ひぃー!!
次回瀬戸ルイス死す!お楽しみに♡

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