プレゼンテーション3

「ちはやふる(41)」を読んだ

嵐の前の静けさというか、本番の前にすでに戦いは始まっているという巻。
41巻になって、ようやくゴールが見えてきたような気がする。
でも、クイーン戦が5番勝負になるので、決着まではあと10巻ほどかかるだろうな。
名人戦もあるから、もっとかかるかも。

ネタバレ防止のために、内容についての感想はAmazonリンクの後に書く。

千早が開眼するけれど、カルタ以外のいろいろな要素によってどんどん辛くなっていく。
これが挑戦者の心情というものだろう。

それに対してクイーンである詩暢も、クイーンなりの悩みを抱えて悶々としている。
しかし、これまで1人で戦ってきた詩暢が、どんどん仲間を増やしてきている。
クイーンの方がどう考えても有利なのに、精神的に安定してきたら、もう千早はかなわないんじゃないかとさえ思えてくる。

気になるのは、千早の優しさが詩暢に届いているかどうかということだ。
おそらく届いていないだろう。
再会した時のギャップが心配。

しかし、最初の頃に比べると詩暢のキャラがずいぶん変わったように思える。
ステレオタイプな京都のいけずキャラから、普通の女の子に近くなっているような気がする。

そして詩暢の母がいちいち面白い。
詩暢の母に限らず、ちはやふるの母親はすべて魅力的だ。


次の間ではいよいよクイーン戦が始まる。
どんな展開になるんだろう。
楽しみでたまらない。

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