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会社に辞めることを伝えた話

出社前

2021年9月13日。ついにこの日が来た。
今日は、会社に辞めることを伝える日だ。それは、転職活動もいよいよ終盤に入ることを意味していた。
朝、いつも通り6:10に起床した。いつもなら記事を書くための勉強をしたり記事を書いたりするがこの日は、違った。脳内でどのタイミングで、上司にどんなふうに声をかけるのか、打ち合わせの場では、どのように話を切り出そうか、質問が来たらどのように答えようかずっとシミュレーションしていた。

時間になったので、家を出て駅に着くと、電車が遅れていた。
まるで、「人生予定通りいかないよ」と暗示しているかのようだった。
なんとか座ることができ、電車の中でも、ずっとどのように言うか考えていいた。

会社に到着

駅に着いたタイミングがよかったこともあり、電車は1時間以上遅れていたが会社には5分程度しか遅れなかった。
電車遅延による所定の手続きをした後、事前に決めていた通り9:30ごろに声をかけようと思った。

9:25ごろ、好きな子に告白するくらい心臓がドキドキしていた。
「なぜ、ドキドキするのか」
それは拒絶されたときのことを考えるからだと思う。
でも、このとき「嫌われる勇気」の「課題の分離」の話を思い出して、相手がどう思うかは自分にはコントロールできないことと割り切ることにした。
9:30になると脳内シミュレーション通り、上司2人に「お話があるので、10:00に打ち合わせをしたい」と声をかけた。

告白

打ち合わせのとき、緊張しながら「仕事を辞めようと思ってます。」ということを話した。
理由とか、いつごろ転職しようと思ったか簡単な質問に答えた。
話す前はドキドキしていたけど話してみたら普通に話すことができた。
日頃から不満っぽいことを言っていたせいかいつか辞めるだろうと思われていたみたいだった。
想定していた仕事を割り振ることができなくて、困るという話はされたけど理由があって仕事をやめることについて特に反対はしないと言われたので、そういうところはいい会社なんだなと改めて思った。
退職日などはこれから部長クラスの人と話して決めるということになり、当面は締め切りを延ばせない仕事はやってもらうということで落ち着いた。

これから

内定もらったとはいえ、入社することができるまでが転職活動だと思うので、辞めるからいいかげんに仕事していると思われないように最後だからこそ責任もって仕事をやりとげようと思う。
まだ、退職日は決まっていないけど正式に会社に今まで隠していたことを言えてよかったと思う。

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