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中学生が40日間でベンチャー企業のCFOを目指す 8日目「企業価値とは何? 価値ある会社って?」

こんにちは、もひもひです。
「価値」っていう単語、個人的にはかなり眉唾ワードだと思っていて、例えば「付加価値」って単語やたら使う人はよくよく聴くとただの「価値」の意味で言ってることがある。あと、キャリアの「市場価値」なる単語も謎である。市場に普遍的な価値を有したら最後、競争社会に沈められる訳で、目指すは市場では計り得ない価値なのでは? と思わなくもない。なんて雑談はさておき、今日のテーマは「企業価値」です。当たり前のように「企業価値」と使ってますが、果たして
・企業価値のある会社、って何? お客さまにありがとうと言われる会社が、価値ある会社?
・企業価値が高いと何が嬉しいの?
あたりを紐解きます。

主な参考箇所は、下記の本の第4章。

◾️読んで知ったこと
・事業用資産から事業用負債を引いた差が「事業価値」
 事業価値にその他の資産・負債を足し引きしたのが「企業価値」
 企業価値から有利子負債を引いたのが「株主価値」(株主資本価値)
 株主価値を株式数で割ったものが「株価」になる。
 (ただベンチャーは、事業外の多額の資産を持ったり、銀行からお金=有利子負債を借りまくることもレアなので、事業価値≒企業価値≒株主価値になる。)
 ・企業価値を高く評価してもらうほど、少ない株式の発行量で多額の資金が調達できる。→だから企業価値は高く評価されたいもの。
・企業価値の評価として、オーソドックスな「純資産法」は帳簿上の純資産から算出するもの。その他、「類似企業比準法」や「DCF法」(将来の期待キャッシュフローを割引いて算出)がある。

「そら、経営者にしたら、自分の会社の価値はデカい方が偉いやろう」という語感だけで捉えるのではなく、「自社の企業価値を高く算出されると何が嬉しいの?」と腹落ちできていくのは気持ち良いですね。ということで、明日はまた、つい知ったかぶりがちな「ストックオプション」を読みます。

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