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中学生が40日間でベンチャー企業のCFOを目指す 3日目「PLの改善ってなんすか?」

こんにちは、もひもひです。
本当に中学生なんですか? とメッセージいただきましたが、残念ながら28歳児です。さて、昨日、CFOの主な役割の一つとして「PL,CFの改善」なる概念がさらっとでてきましたが、今日は
・PLの改善、ってなんだよ。家庭に喩えたら「家計簿の改善」くらい分からないが、果たして。
って話題を紐解いていきたいと思います。

今日の参考文献は以下の、主に第3章。


◾️読んで知ったこと
・まず「PL,CF改善」の土台としては、「月次決算」と「予実管理」をしっかりしてることが大事。
 通常、月次決算は顧問税理士がやっていることが多いが、ベンチャーは得てして月次締めが遅れがち。さらに、予実管理は、実績管理だけで予算をそもそも立ててなかったりもする。この土台はCFOが舵とってちゃんとやることが必要。
 (こういうの聞くと、会社で交通費の精算が締め日に間に合わなくて数百円で面倒ごとになるのとか、なんか分かってきますな。)
・月次決算と予実管理が整った上で、PL,CF改善の手順は以下の6つ。
 1.試算表作成して、月次損益をまず知る。
 2.月次損益計画作成する。予実管理、経営改善 して、単月黒字化を目指す。
 3.回収督促、回収サイト短縮で、 売掛金を早く回収。
 4.月次、週次、日次の資金繰り表作成して、 資金繰りをつぶさに管理
 5.資金調達(銀行から借りる、出資される)する
   6.銀行返済、経費、買掛金、給与の支払い時期を遅らせる(最終手段)
 だいたいどれも名前聞けばなんとなくは分かるね、うん。そらどれも聞いたら当たり前に感じるが、普段は確定申告の時期にしか自分の財政状況を把握してないことを考えると、難しさが身に染みるなあ。
・IRは、上場後はもちろん、未上場でも資金調達に使ったり、出資元に説明するのに使うからCFOは報告に備える必要があるよ。
 IRの中身は、経営状態、財務状況、実績、今後の見通しとか書くよ。
・ERと言って、employee relations。社内への広報も大事だよ。日本ではあまり浸透してないけど、なるべく自社の状況を従業員と共有しようね。

ここまで見返すと、別に家族における家計簿と「べき論」はあんま変わらなかったりしますね。家計簿だって毎日つければ可視化されるし、無駄も削れるし、人に貸した金は取り立てた方が良いし、そもそも貸さないに越したことはないですね。

ということで明日は、サラッと流した「資金調達」について、読みます。

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