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寂しい時は、推しを愛せばいいみたい

多かれ少なかれ、突然どうしようもなく寂しくなる時、ありますよね。

人間にとって孤独感は、相当の害があるらしいです。
集団生活送らないと生きていけなかった時代(○万年前)は、孤独=死だっただろうから、孤独を感じた時点で生命の危機を感じてそれを避けようとするのは良くできたことよ。でもさ、時代は変わり、単体でも生きていけるように人間社会は進化したわけよ。それでもまだ「孤独になったらヤバイ」って神経だけしっかり機能していて、むしろそれ自体に生命左右されてるわけじゃん。本末転倒だよ、人類。

人類が生き延びる大事なキーでもあったであろう、尊い孤独感。
どうしようもなく寂しくなった時、皆さんはどうしますか。
その前に、そういう状態の自分について、どう思いますか。
私は、「あーちょっとメンタル疲れてんな」って思います。

寂しくなる時はあるけど、正直大して周りの環境は変わってないことが殆どなんですよ。なのに急に、なんだか誰彼とも自分との関わりが薄くって自分だけどこからも切り取られているような気分になったりする。

孤独か孤独じゃないかって、決めるのは全部自分次第なんですよね。そもそもの価値観でいろんな人がいて、少人数の友人さえいれば良い人も、大人数とわいわいやるのが好きな人もいるけれど、どのような場合にしろ、その環境で満足できるかどうかは自分次第。友だちたくさんいれば良いってもんでもないし、たくさん連絡取ればいいってもんでもない。

満足していたはずの環境でなんだか寂しくなったら、それは自分が揺らいでいるだけの場合が多い。
だからその解決を外に求めてもあんま良いことないんですよね。誰かといっぱい喋ろうが何しようが、自分が揺らいだままだとどうせまた寂しくなるんですよ。誰かといっぱい喋ったのにひとりになった途端にまた寂しくなったほうが、更にやばくないですか。夏休み親戚が集まるおばあちゃん家行った帰りかよ。

これはゴリラ論なんですけど、そもそも寂しいなんて感情持たないで済むゴリラになりたいし、せめてそういった感情を自分で処理できるゴリラになりたい。そういう感情が起こるのは人類の性として受け入れて、不確定要素の多すぎる他人を解決要因にせず、自らで解決するゴリラになりたい

そんで分かったんですけど、なんとなく寂しくなってしまったら、推しを愛せばいいみたいです。

大ニーチェ先生が「愛をめぐるさまざまな問題で悩んでいるのなら、自分からとにかくもっと愛せばいいんだぜベイベー」みたいなこと言ってたんですけど、これはまじでそうだと思います。
求めている限りいつまでも埋まらず、与えようとしたらそこから埋まっていくことって、対人間の愛だけじゃなく、仕事とか人生そのものとか全ての真理に通ずるところがあると思うんですけど、まぁ一筋縄ではいかない。
なんせ、何かを愛そうとすると、大概の場合見返りを求めたがる。これが厄介ですよね、「愛した分だけ愛されたい」じゃ「愛されたい」の空間だけどんどん広くなってどんどん埋めるの大変になっていきますもの。
見返りとかそういうのじゃなくてさ、とにかく愛してるぜベイベーな状態にもっていきたいわけよ。

だから、推しを愛せばいいんじゃない、です。
推しに対してって、見返り求めないじゃないですか。見返り求めちゃったら健全なオタクじゃないじゃないですか、オタクとしてかっこよくありたいなら、とにかく推しが今日も健やかに生きていてくれたらそれで幸せじゃないですか。

そんな「推しが幸せならそれで良い」から自然と生まれる感情って何だと思いますか。そう、感謝です。いきなりこんなこと言うと自己啓発セミナーみたいな響きがあってなんか怖いな。
これは知識としても経験としてもそう思うんですけど、人間一番良いのは、全ての物事に感謝できる状態なんですよ。無敵ゾーンです。
だから常に全ての物事に感謝の正拳突きかましていくのも大事だと思うんですけど、「しんどい状態」から「全感謝状態」に振るのはけっこう大変なんで、そこに挟むのが、推しへの愛です。
推しが今日も生きた、世界よありがとう、この世界を生きている自分よありがとう、ってなれば、ちっぽけな自分の世界の中の寂しさなんてどうでもよくなります。なにせこっちは、推しという生命が生きている宇宙レベルの世界の話をしているのだから。

ああ、なんとなく寂しいな
ってなってる人、生きている限りひとりじゃないから安心しろ。
寂しいがこびりついちゃってるなら、推しを愛せ。
推しってのは人だけじゃくて、「好きなことする」も同義だぞ。好きなことしろ。
好きなことで頭いっぱいになったら、好きなことが存在していることに感謝しろ。これは簡単だ、なんせ自分が好きなことだから。
そしたらもう大丈夫、ダメ押しで推し摂取したら、はやく寝ろ。

これが私の辿り着いた、完璧に身についたらかなり無敵なライフハック。
まっすぐに、今日も推しを愛しましょうベイベー。

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