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 おうちdeプチナース専門学校 校長のもみじです。

今回は「水」について書いていきます。

からだのなかにある血液以外のリンパ液などの水分をいいます。鼻水や涙、汗、なども水です。読み方は「水」(すい)といいます。

氣血水の水は津液(しんえき)とも言います。からだに栄養を与えたり潤す役目をしています。もし水(津液)が不足すると皮膚は乾燥をして、粉をふいたり、鼻や口が乾き空咳が出ます。便も硬くなるなどの症状が現れます。

氣血水は、からだのなかで多すぎても、少なすぎてもいけません。

病気は、「氣が病む」と書きます。生命のエネルギーが病むと病気になるのは当然です。氣を支えてる氣血水が滞ったり、不足しても病気になります。

健康維持のためには、氣の流れがととのっていて、血液がきれいで、水分代謝が良いのが健康な状態です。

しかし、現代人は病院へ行くほどではないけど、なんか調子が良くならないとか、今ある症状が治らないとか、同じ場所がこの季節になると痛むという人がいます。

そういったときは、血液をきれいにするのか、水分の代謝をよくするのか、臓器を強化するのか考える必要性があります。

なぜなら、私たちのからだの成長、発育、老化は氣血水が変化して起きているもので、病気、とくに慢性病は、この氣血水のバランスのくずれで起きているからです。

毎年この時期に花粉症になるとか、暑くなると夏バテから寝込んでしまうとか、疲れがたまると口内炎ができるとか、人それぞれ弱い部分をからだにもっていたりします。

そんな時、東洋医学の漢方薬や薬膳、鍼灸、按摩マッサージをしてみるのもいいと思います。

明日は東洋医学と関係が深い陰陽の世界を書こうと思います。

最後まで読んで下さりありがとうございます。 

引用元:マンガでわかる東洋医学/根本幸夫.株式会社池田書店         薬日本堂漢方スクール漢方基礎講座

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