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社会資本を増やすときの、考え方

プロティアン・キャリア理論では、自分のキャリア資本として、3つの資本を挙げ、それぞれを増やしていくことを伝えています。資本とは事業活動を行うときの元手のことですが、キャリア資本とは自分のキャリアを構築する元手ということです。

☑ビジネス資本:スキル、語学、資格、学歴、職歴などの資本
☑社会関係資本:職場、友人、地域などでの持続的なネットワークによる資本
☑経済資本:金銭、資産、財産、株式、不動産などの経済的な資本

3つの資本の中で、社会関係資本は誰にでも増やしやすいものではないでしょうか。大切なのは、自分の在りたい姿に近づくために“意識して”構築していくことです。時には、これまで属していたコミュニティやネットワークを整理して、新たなコミュニティやネットワークでの関係構築に力を入れる必要も出てくるでしょう。思い切ったチャレンジをする際には、エネルギーも必要ですし、スペースを空けるためにそれまで関係を作っていた場から、距離を置くこともあるでしょう。それでも、モヤモヤしてきたら、思い切ったチャレンジをする時期だとういことではないでしょうか。

そのような場面に立ち会うことが続いています。


田中 研之輔先生はコラムの中で、戦略的に社会関係資本を構築することを勧めています。自分の在りたい姿を再認識しておきたいですね。


日本の人事部のサイトより「今こそ、社外のつながり!これからのキャリア形成を支えるのは社会関係資本の蓄積だ」