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【クラファン、はじめます】 創業支援は街全体が元気になる循環を生み出せるはず。

みなさん、こんにちは。
先日、創業支援プログラム「mocteco」のクラファンを開始しました。


ゴールデンウィーク中にも関わらず、現在10万円の支援をいただいております。本当にありがとうございます...!!!

今の状況では、きっとクラファンや創業支援どころではない、という方もいらっしゃると思います。わたしの周りの経営者のみなさんも大変な状況で、この中で挑戦することもとても悩みました。

わたしなりにクラウドファンディングに向き合い、挑戦にいたるまでを書いてみようと思います。


moctecoとは?

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moctecoは、​2018年9月に北海道 札幌市でスタートした、高校生・大学生を対象にした創業支援プログラムです。

プランのブラッシュアップだけを目的とせず、期間内に自分のプランで1人でも顧客をみつけ、自らの企画で100円でもお金を動かすことを目的とした実践型を重視しています。エントリー者が試してみたいと考える企画や、社会への問題意識を起点に事業企画を立ち上げ、実際に利益を生み出すまでをサポートします。

初年度の2018年は10名がエントリーし、1名が起業(株式会社うめひかり)。第2期は11名がエントリーし、そのうち3名(2社)が起業(株式会社SpinLife、クリライス)しました。その他のメンバーも在学しながら、夢の実現に向かって今も走り続けています。

例年9月開催のキックオフイベントから、3ヶ月間でプランを実行し、起業経験者や様々な分野のプロフェッショナルがその過程をサポートします。
成果報告会であるdemoday(デモデイ)では資金の調達や顧客・ファンの獲得を目指して事業成果の発表を行います。

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2019年度のdemoday(デモデイ)では、観客からエントリー者が総額47万円の資金支援を受けました。  
※demoday修了後には個別相談や、活動場所となるサテライトオフィスの提供など、継続サポートする体制を整えています。


わたしが創業支援に取り組む理由。


わたし自身、この仕事をするまで「創業支援」についてはまったく知りませんでした。それよりもソーシャルデザインやまちづくり、キャリア教育などを中心に、地域に根ざして活動していたいと思っていました。

そんなわたしがなぜ「創業支援」に興味が湧いたのかというと、3年前の2017年、メイン事業の長期インターンシップの他に新しく何かできないか、札幌の若者にとって本当に必要な場はどんな場なのかを考えて、たどりついた答えのひとつが「スタートアップカフェ」でした。

そこから福岡がスタートアップ支援に力を入れていることを知り、この記事にたどり着きました。

菜央:僕はグリーンズで、何かを始める人だったり、自分がこういう風に生きていきたい、仕事をつくりたい、こういう風な社会になったらいいなという思いをかたちにする人たちを取材して応援してきたんですね。
そういう意味では、創業支援や雇用を創出することなど、街が今までにないかたちで盛り上がることは、すごく面白いなと感じます。具体的に国家戦略特区というのはどんな取り組みなんですか?

袴着さん:一番の軸は「スタートアップ支援」という取り組みです。福岡は住みやすい街ということで人口も増えて、大学も多く、若い人材がたくさんいます。新しい会社ができれば、そんな若者の雇用を創出する大部分を担うでしょうし、そこで生み出されるサービスや商品が市民生活を豊かにしていきます。そんな循環が生まれれば、街全体が元気になる。そうしたことを目的とした取り組みなんですね。東京に比べるとビジネスコストが安いこともあって、「チャレンジができる街なんだ」とアピールしているんですよ。

「新しい会社ができれば、そんな若者の雇用を創出する大部分を担うでしょうし、そこで生み出されるサービスや商品が市民生活を豊かにしていきます。そんな循環が生まれれば、街全体が元気になる。そうしたことを目的とした取り組みなんですね。」

この部分がまさに、わたしが目指している街のかたちでした。実際にスタートアップカフェに足を運び、こんな場所が札幌にもあったらいいなと思いました。

そして、2年前の2018年から、高校生・大学生向けの創業支援プログラムとして「mocteco」がスタートしました。

なぜ創業支援が必要なのかを一言で言うと「地域経済の活性化」と「雇用機会の創出」だと思います。

でも、それはあくまでも結果であり、わたしが創業支援に意味や価値を感じているのは、生まれた商品やサービスで生活が豊かになる → 街全体が元気になる という循環を生み出せるということ。

1期生・梅ボーイズの山本 将志郎くんが札幌と和歌山を拠点に活動していること。2期生・齊藤 紗輝ちゃんが中村 恒星くんと新しく株式会社SpinLifeを創業したこと。会社のロゴをつくらせていただいたこと。これは彼らが努力した結果ですが、こういう循環が生まれていることは、本当に嬉しく思っています。

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この状況下でのクラファン挑戦について。


「クラウドファンディングをやってみようか」という話になったのは、これまでmocteco運営に助成を受けていた助成金が2019年度で終了することになり、これからどうやって続けていくか方法を模索している議論の中でした。

わたし個人としては「何としてでも続けたい...!というよりは、続けなければ!」という使命感があり、これまでの運営費とほぼ同額の目標金額にしました。

クラウドファンディング自体が初めてということと、この状況下でメッセージを発信することはとても勇気が要ることでした。悩んでいる経営者の方々を知っているからこそ、起業を後押しするようなプログラム自体、今年継続することも悩みました(個人的に)。

キックオフやデモデイなどいままで直接お会いできていた場づくりも、もしかしたらつくれないかもしれない。従来の環境であれば成果が出ていたような商品やサービスも、今年は同じように成果が出るかはやってみないとわからない。思うように結果が出ずに自信をなくしてしまう学生がもし居たら...など、いろいろなことを考えました。

でも、そんなことをわたしが話していたら、エンブリッジ代表の浜中さんが「面談をしていて、もし今年もmoctecoをやるならエントリーしたいという学生が居たよ」というお話を聞きました。

挑戦したいという人がすでにいるのに、わたしが自信をなくしてどうするんだ!!!と猛省。絶対にプログラムを継続させて、3期生のみんなと出会いたい!と強く思い、覚悟を決めました。

今後しばらくはコロナウイルスの影響を受け、行動様式が変わり、各業界でも新たなガイドラインが出来上がっていくと思います。

従来の「試してみたいアイデア」「解決したい社会課題」などに加え、在宅勤務や外出自粛など、ライフスタイルやワークスタイルが変わっていく中で、暮らしを助けるようなサービスや支援、日常をアップデートするようなアイデアや仕組みを考え、実現に向けてサポートできればいいなということも思っています。

わたしたちも初めてのことばかりで、3期生と同じように悩んだり、もがきながら進んでいく期間になると思いますが、一緒に進んでいけると嬉しいです。


クラウドファンディングについて


今回はクラウドファンディングサイトACTNOWにて資金を募らせていただきます。

▼ クラウドファンディングページはこちらから


mocteco 3期の開催継続のため、目標金額は300万円。「ALL or NOTHING」という仕組み上、目標額に1円でも到達しないと不成立になってしまい、それまで集まった支援金が受け取れなくなってしまいます。

ページを見て少しでも共感していただけましたら、お力を貸していただけるとありがたいです...!そしてすでに支援いただいた方々、本当に、本当にありがとうございます!

TwitterやFacebookなどでシェアしてくださっている方々も本当にありがとうございます。とてもとても嬉しいです...!

(恒星くんの「狂気じみた場所」が的確な表現すぎて笑いましたw)

▼ 2期生・萩原くんがmoctecoクラファンについて書いてくれたnote!嬉しすぎるーーー!!!


最後に

これはちょっと余談ですが、わたしが創業支援に関わる人間として、一番大切にしているのは「誰よりも応援して、誰よりも信じること」

わたしのポリシーの一つに「どんな人にでも家族がいる」があります(ちなみにわたしのすべての判断基準は「家族が知った時に喜んでくれるか・悲しまないか)。

そう考えると、エントリーしてくれたみんなには大切な家族がいて、きっと何かに挑戦したいと思った時に家族に一番してもらいことって、「頑張って!」と応援してくれること、「あなたならきっとできるよ」と信じてくれること、この2つだと思うんです。

なぜなら、わたしの家族や友達、エンブリッジの浜中さん、エンブリッジを通して出会ったみなさんがそうやって関わってくださったので、いままで頑張ることができて、いまのわたしがあるからです。

わたし自身、創業の経験がないのでアドバイスできることも限られますし、必要な時に専門分野のプロの方とつなげたり、そういった方をメンターとしてお招きすることがわたしの役割かな、と思っています。


長々と書いてしまいましたが、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます...!最後まで頑張りますので、どうか応援よろしくお願いいたします!

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。 スキを押していただいたり、Twitterで感想をいただけると、とってもうれしいです。