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将来を考えるうえで大切なのは「目的」と「手段」。 SUMMER JOB FESTAは「目的」を見直し「手段」と出会う機会。

6月20日(土)は、これまで12回開催してきた「SUMMER JOB FESTA」、初オンライン開催でした。

ご参加いただいたみなさま。ご出展いただいた企業のみなさま。そしてコーディネーターのみなさま。本当にありがとうございました。

開催にあたって考えたことや実際に実施して感じたこと、思っていることなどを書いてみようと思います。これからオンラインでインターンフェアを開催しようとしている方や、参加してくださったみなさまに読んでいただけると嬉しいです!


オンライン開催にあたり考えた、新コンセプト


コロナウイルスの影響を受け、これまでのように会場を借りたイベントは難しいと判断。

様々なイベントや説明会、インターンシップなどの中止もある中で、様々な情報を収集する機会、挑戦する機会、新たに人と出会う機会を失ってほしくない。そんな思いもあり、オンラインでの開催を決定しました。

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オンラインという今までにない新たな形式になることで、これまで伝えているメッセージと同じではなく、現状をポジティブに捉え直す、新たなコンセプトが必要だと思いました。

そこで打ち出したキーメッセージは
「機会は、いつでも、どこでも、誰でもつくれる。」

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▼ イベントページ冒頭
「SUMMER / SPRING JOB FESTA」は、インターンシップ受入企業で働く方々や、北海道各地で働く多様な働き方に触れ、そのまま興味のあるプログラムにエントリーができるイベントです。自分のキャリアに新たなヒントを得たり、札幌で働く面白さを知れることが特徴で、これまで10度開催されました。
今年も開催を予定していましたが、コロナウイルスの影響で多くの人が集まるイベントを開催することは難しい状況が続いています。様々なイベントや説明会、インターンシップの中止もあり、リアルな情報を収集できる機会がどんどん失われています。
一方で、オンラインでのイベントや説明会、リモート・インターンなど、新たな機会も生み出されています。STAY HOMEの今、いつでも、どこでも、誰でも新たな機会を自分の手でつくれるはず。
そこで、空気感はできるだけそのままに、オンラインで開催をすることにしました。「SUMMER JOB FESTA」は、新たな機会を見つけるためのきっかけです。
夏休みからスタートできる「リモート・インターン」を中心にプログラムをご紹介します。札幌だけでなく、帯広、道東、旭川、函館など、北海道各地のインターンもあるのでお楽しみに。
実際にどんな人が働いているのか、どんな社風なのか、対面でなければ話しにくいこと。「SUMMER JOB FESTA」では、働く人の人柄・社風を感じることができ、直接聞きたいことを聞くことができます。
「コロナの中でのキャリアデザインの考え方」や「チャンスのつくりかた」からお伝えします。イベントも、インターンも、全国どこからでも参加可能です。まだ誰も経験していないことだからこそ価値がある。「SUMMER JOB FESTA」をきっかけに、ぜひあなただけの新たな機会を見つけてください。

オンラインだからこそ。STAYHOMEの今だからこそ。どこにいても、新たに生まれた機会に出会うことができる。普段は出会えない人と出会うことができる。挑戦することができる。自ら機会をつくっていこう。そんなメッセージを込めました。


実施形式 ー ZOOMか、それともRemoか?


普段の打合わせでZOOMを使用しているという点もありますが、比較検討してZOOMを使用することにしました。アイスブレイク、振り返り、分科会などはブレイクアウトルームを活用。エンブリッジでインターンをしている廣部くんが担当してくれ、当日は大変スムーズに。


オンラインイベントにおける進行役の重要性。


様々なトラブルも予想していましたが、大学のオンライン授業でZOOMを使用している学生も居るからなのか、参加者の皆さんは大変慣れた様子でした。

わたしは進行役を担当しましたが、進行役はオンラインイベントにおいては非常に重要な役割だなと思いました。いくつかオンラインイベントに参加しましたが、情報が入ってくるのは「視覚」と「聴覚」のみ。

進行役が緊張していたら緊張感のあるイベントになるし、ゆるめに進行するとゆるめのイベントになる。リアルイベントでも同じことが言えるかもしれませんが、よりそういった空気を感じました。良くも悪くも進行役の空気感がイベントの空気感に直結する。

今回のイベントでは、オンラインイベント自体初めての方が多いかもしれないということもあり「楽しそう!と感じてもらうこと」「話しやすい空気感をつくること」この2つを個人的ミッションに、わたし自身が楽しみながら、やわらかい空気感をつくれるよう心がけました。なので、少しでもそんなことを感じていただけていたら、とても嬉しいです...!


90人以上が参加。想像以上の熱量!

今回は全てオンライン上での広報活動となりましたが、5月からエンブリッジでインターンをしている廣部くん、運営スタッフの田下くんをはじめ、受入企業、コーディネーターの皆様がシェアしてくれたり、SNSなどで拡散を手伝ってくれた方々のおかげで、多くの学生のみなさんが参加してくださいました。改めて、ありがとうございました!

参加してくれた学生のみなさん一人一人とは当日お話することはできませんでしたが、深くうなずきながら聞いてくれたり、メモを取っていたり、真剣に聞いてくださっている人が多くて、とても嬉しかったです。

受入企業さんのプレゼンが終わった後は分科会(4回)を行い、気になっている企業さんのお話をより詳しく聞ける時間にしたのですが、チャットにたくさん質問が来ていて素晴らしいなと思いました。

最後の交流会では「どこにインターンするか決めました?」と聞き合っていたり、「moctecoに興味がある」と言ってくれていた方も多くて嬉しかったです!

こちらは最後に撮影した集合写真(このポーズは「SUMMER JOB FESTA」の頭文字「S」です!笑)

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大切なのは、ネクストステップをつくること。

SUMMER JOB FESTAが終わった後は、夏休みからスタートできるインターンシップにエントリーを希望している方を中心に、コーディネーターとの面談がネクストステップです。

オンラインでどれだけエントリーしたい!と思ってもらえるかが未知数だったのですが、蓋を開けてみるとたくさんのエントリーがありました。受入企業の皆さん、コーディネーターの皆さんの魅力が伝わった証拠だと思います。

わたしはよく学生のみなさんに、将来を考えるときは「手段(HOW)」ではなく「目的(WHY)」を考えてほしいと伝えています。

きっと誰一人知っている人がいない場に飛び込んだ人も多いと思います。その勇気は何よりも素晴らしく本当に尊いなあと思います。

SUMMER JOB FESTAは「目的」を見直し「手段」と出会う機会だと考えています。

「なぜこのイベントに参加したのか?」をもう一度考えてみて、また新たな目的を見つけ、それを叶える手段がもしかしたらインターンシップかもしれないし、違う選択肢があるかもしれない。何が最適なのかはキャリア面談を通じて一緒に考えていけたら嬉しいなと思っています。

今日も16時から一人、素敵な女の子との面談でしたが、終始楽しくて「どうしたらこの子の可能性がもっと広がるかなあ」「どんな経験ができるとやりたいことが見えてくるかなあ」そんなことをずっと考えながらお話していました(うふふ)。「本や雑誌や紙媒体が好き」と言っていたので「ここ知ってる!?」とURLを送ったりとか(笑)。

面談の仕方はコーディネーターによりけりですが、わたしは知らなかったことを知れるだけでもその時間に大きな価値があると思っているので、積極的にいろんなものやことをおすすめしちゃいます。笑(インターン先とは別に、札幌にこんなとこあるよ!とか、こんな人いるよ!とか...笑)

当日も面談の申し込みを受け付けていましたが、その時は申し込まなかったけれどやっぱり申し込んでみようかな...という方は、こちらのフォームから申し込みいつでも受け付けておりますのでぜひに◎(今年度のmoctecoについて話を聞きたい!という方もこちらから)

明日から2週間かけて、一人一人とお話していくので、とてもとても楽しみです!SUMMER JOB FESTAが新たな扉を開くきっかけになっていますように。ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

*このイベントを後から知って「参加したかったー!」という学生さん、もしいたらいつでもご連絡ください。当日の様子をお伝えしたり、出展企業さんなどのご紹介もできるかと思います。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。 スキを押していただいたり、Twitterで感想をいただけると、とってもうれしいです。