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別世界で働き始めた。


10月あたまから新しい会社で働き始めた。5ヶ月にも渡った無職ライフが終わった。


こんな私を拾ってくれたのは親父さんとその息子がやっている小さな造園屋さん。前職の会社の人の紹介だ。バイトという形で見習いからのスタート。



庭師というかっこよさげにみえる仕事もあるし、土木の現場作業員のような屋外の過酷な環境での仕事もある。



嫌なところを挙げたらキリがない。
朝が早い、移動が多い、夏は激暑・冬は激寒の屋外、9割体力仕事、タバコと缶コーヒーが欠かせない男社会、天候に左右される、1週間先の予定も立てられない、日曜のみの休み、泥にまみれる、日焼けする、現場の簡易トイレ。



ただ、今はマイナスな点以上にプラスの点が優っている。
緑と土に関われる、暮らしの環境を良くする、風景をつくる・守る、手に職がつく、会社の経営方針に左右されにくい、異動がない、黙々と集中する作業、接客業じゃない、昼寝ができる。あまっちょろい考えだが、これからの辛い時を支えてくれる大事な要素だ。



昨日は雨だったので事務所で見積もりの作成。パソコンが苦手な2人に変わって入力。枠に入りきらない文字のサイズを小さくしただけで「そんなこともできるんだ〜!」と褒められる。図面の作成では大学でやってきた建築の経験も少し役立っている。熟練の職人さんだって苦手なことはある、見習いでも人の苦手を補うこともできる。



できないことばかりだが、毎日できることが増えていく。一般企業とはまた違う、これまでの経験のみが力となっていく世界。まずは3ヶ月、挫けずに食いついて行きたい。


真中

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