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検索エンジン開発のすすめ

ウェブでビジネスやるならSEOの知識は欠かせないのですが、Googleのアルゴリズムはもちろん公開されてないし、Googleの中の人ですらなんでこの結果になるかを全て説明するのは難しいらしい不透明な世界です。

そんなわけで、SEOに強い人達はオレオレSEO理論で施作したり、コンサルティングしたりするわけですが、中にはオカルトや宗教のような理屈やSEO対策があったりもします。

それでもSEOって勝ったやつの論理が正しいですし、宗教的な施策だったとしても本人が情熱持ってやり切れる施策ならOKです。うんちくだけで、結果がでない施策よりも圧倒的に正義です。

でも、もし自分がSEOのコンサルタントではなく開発側の人間なら一度自分で検索エンジンを作ってみることをおすすめします。

パーマリンクとは何か?
ドメインパワーとは?
被リンクをどう評価するか?
サイトマップの重要性

などなど、もともとぼんやり想像で理解していたものが作ってみるとどういう仕組みか理解が深まると思います。

Googleを利用している間は、何か魔法のような技術でウェブのコンテンツを評価してるように見えるし、Googleを神と崇めてアップデートのたびに、ビビりまくってしまいますが、検索エンジンも裏は誰かが作ったものなので仕組みがあります。

検索エンジンを作ると言っても、Googleと同じようなどんな単語を入れても最も適切なものから順番に出るような高度なものを作る必要はなく、クローラーを作るだけでも理解が深まります。

たとえば、1つのサイトをクロールする場合でも、そのサイトが1200ページあレバ1ページ1秒として1200秒かかります。1200秒 = 20分なのでGoogleのクローラーは20分間、そのサイトにリソースを割いてくれてることになります。20分なら短いと感じるかもしれないですが、世界にはウェブサイトが20億以上あるらしいので、Google目線だと膨大なリソースをかけてクローラーに働かせることになります。

検索エンジン対策とは、「有限なクローラーのリソースを効率よくサイトにクロールしてもらうための対策」と考えたらわかりやすいです。

「クソなコンテンツにはクロールしてくれなくていいですよ」「重要と考えてるコンテンツはこのパーマリンクですよ」とクローラーがわかるようにサイトを設計していくんす。

最近検索エンジンを作ってみて、SEO対策でよく言われる施策の根拠などが身に染みてわかってきたので、気が向いたら続き書いていこうと思います。


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