手帳を逆に読んでみる
大学からもらった1冊の手帳。
普通に売られている手帳よりも少し大きい。
黒い革のようなカバーで守られて、
混沌とした僕のバッグに入れても大丈夫。
僕は色々なことを手帳に書き込むようにしている。
学校での事も、私生活での事も。
見た映画、バイトのシフト、課題の〆切、その日の予定…
コツコツコツコツ書き溜めた手帳は少しずつ分厚くなっていく。
いや。物理的にじゃなくて。
本当に分厚くなってたら怖い。
アナベルもびっくりな呪いの手帳。
じゃなくて、
神社にあるような御神木には遠く及ば