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読書メモ

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2024年4月の記事一覧

何様/朝井リョウ

何様/朝井リョウ

「何者」の登場人物に繋がるアナザーストーリーって感じ。

かならず本人が出るわけじゃなくて、両親だったり親戚だったりが登場していることも。

朝井リョウさんの作品というだけあって、心に刺さる言葉が多かったイメージです。

何者を読んだのが3〜4年前なので、それぞれの登場人物がどんなキャラだったか思い出せず…笑

もういちど何者→何様の順番で読んだら、繋がりを理解できそうだな〜と思いました。

って

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ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人/東野圭吾

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人/東野圭吾

ひさしぶりに東野圭吾さんの作品を読みました。

相変わらず面白い…!午前中に読み始めて、夕方には読み終わりました。

やっぱり自分はミステリ系が好きだと改めて実感。

最近は小説をゆっくり読む機会が少なかったけど、たまには休日をまるまる読書に使うのも良いかもしれないです。

物語の内容はコロナ禍の2年目くらい?なので、親近感を覚える会話や情景が多かった気がします。

タイトルに「〜名もなき町の殺人

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それでも会社は辞めません/和田裕美

それでも会社は辞めません/和田裕美

理不尽な扱いを受ける部署に異動させられた人たちの物語。

社会人として働く人にとって、心を揺さぶられる言葉が多く書かれていました。

気になったものをリストアップします。

雷神/道尾秀介

雷神/道尾秀介

幸せな結末に繋がらないのが、道尾さんが書く物語の魅力だと思いました。

最後から3行目のセリフから分かるように

ということは多いのだと感じました。

言葉を発した本人がずっと気づかないまま。

そういえば関連作の「龍神の雨」は、大学4年のときに研究室に馴染めなくてサボってた頃に読んだ記憶がある。

近所の公園でベンチに座りながら…(懐かしい笑)

当時も道尾さんの作品にかなりハマってたので、やっ

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