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アレクサンダー・テクニークを学んで〜2012年の日記

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10年前の2012年。アレクサンダー・テクニークを学び始めてトレーニーとなった頃書いていたブログを発掘! 興味深いのでnoteに残しておくことにする。
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#音楽

弓を使う 2012-10-15

今日のレッスンでは弓の動きの探求をしてみることにしました。 ジャズというジャンルなので、弓を使う機会は少ないのですが、バラードの最後や音価の長いインパクトのある音が欲しい時にはぜひ使いたい! また、弓でのソロもカッコいいのでぜひ出来るようになりたい! と思ってはいながらも、弓を持つと左右の手がばらばらになってうまく動かず、どうもうまく弾けない、そんな状態でした。 ひたすらコツがつかめるまで練習する時間もないので、弓を使う時の効率的な腕の動きをなんとか知りたいと思ったわ

合わせるリズム 2012-06-03

リズムについてのアレクサンダーテクニークのワークショップがあるというので、参加してきました。 鼓動、歩くリズム、手を振るリズム、食べるリズム、人間にはもともとリズムがあり、リズム感がない人、というのはいないのだというところから始まりました。 また、まず音楽があって、それをだれでもわかるように縦横の数値を使って簡単にグラフのように2次元に落としたのが譜面であり、これは音楽の情報の一部分しか表してないのであるということ。 ああそうだった、と思わされる。 そして、人の後ろに

音を出すということ 2012-05-07

アレクサンダーテクニークの、シンキングボディ的な問いになるのかどうか、ちょっと迷っている質問があった。 それをいつかだれかに聞いてみたいと思っていたのを、今回の合宿でバジルさんの個人レッスンの時に投げかけてみた。 音というのは、誰かに聞かせたいと思わなくても人の耳に届いてしまう。そういうものを自分が発音するということに以前とまどいを感じていたことがあるのだけれども、どう考えるかと。 5年くらい前、その気持ちをどうしたらいいものかと思っていたことがあって、それでも弾きたい

ベースを弾く構え 2012-04-30

グループレッスンに行く。 Woodbassをやっているといったら、構えだけでもやってみたらと言われて、スタジオにあったディジュリドゥを構えてみた。 と、片足で立つときに首を縮こめているのと、楽器の方に向かって見上げるような形で添っていることを指摘された。 ”よいしょっ”っていう形で左足を出しているということだ。 ベースの師匠からは、コントラバスのルートヴィッヒ・シュトライヒャーの教本をバイブルとするように指導されている。 左足でベースの一番床に近いヘリをかるく支える

音を聞く 2012-04-28

集中することがテーマうのアクティビティを2回ほど見た。 その時に言われていた共通のことは、「必要な情報は入ってくる。集中してもしなくても、わかるものはわかるし、わからないものはわからない」 ってことだった。あとは、 「フォーカスしすぎず、全体を見る。」ということ。 これが、音楽にも応用できるんだろうか?と思いついたのが最近。 自分が演奏しているときに、周りの音が聴けてなくて、それをなんとかしたいと常々思っており、きっとそれにもアレクサンダーは役に立つと期待はしていた