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アレクサンダー・テクニークを学んで〜2012年の日記

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10年前の2012年。アレクサンダー・テクニークを学び始めてトレーニーとなった頃書いていたブログを発掘! 興味深いのでnoteに残しておくことにする。
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#シンキングボディ

音を出すということ 2012-05-07

アレクサンダーテクニークの、シンキングボディ的な問いになるのかどうか、ちょっと迷っている質問があった。 それをいつかだれかに聞いてみたいと思っていたのを、今回の合宿でバジルさんの個人レッスンの時に投げかけてみた。 音というのは、誰かに聞かせたいと思わなくても人の耳に届いてしまう。そういうものを自分が発音するということに以前とまどいを感じていたことがあるのだけれども、どう考えるかと。 5年くらい前、その気持ちをどうしたらいいものかと思っていたことがあって、それでも弾きたい

つま先の方向 2012-04-17

普通に立っているとき、足の先はどっちを向いてますか? 最近言われたことによると、足の先は、ひざと同じ方向を向くようになっているんだそうです。 自然に立った場合、足先は少し外側を向くことになります。 一緒のクラスの方が、以前「足先を平行に揃えて立つのはDoingだよ」と言われたことがあると言っていました。 アレクサンダーでは「しないこと」を学ぶので「する」というのは、よけいなこことをしているってこと。 と、自分を振り返ってみたところ、歩くときに足先を平行にしがちだった

いい姿勢 2012-04-12

鍼の先生にはいつも、並大抵の肩こりじゃないと言われていたのです。 鍼の先生の見立ては、デスクワーク(パソコン)と、なによりもベースを弾くことが非常に負担になっている、とのこと。 対策としてはなによりもベースをより控えるように、そしてまたいつも診療台に腰かけて背中から姿勢を見てもらうと、頭の重心が少し前になっている、といって「本来はここよ」と、頭の位置をなおされるのでした。 自分の幼稚園の時の写真をみると、アゴをちょっと前に突出し、背中が丸まり気味・・・ 幼稚園の時から

目覚めの違い 2012-04-11

去年の9月くらいからアレキサンダーが気になっていて、やっと日程のあるBody thinkingの1日ワークショップに参加したのが2月5日。 実際26日にBody thinkingの授業を見学に行き、お昼までの予定だったが人が少なかったので最後まで見学していったら?と言われ、この日は5時まで見学させてもらった。 今度はThinking Bodyが気になったのでまたまた10日に見学させてもらい、やはり5時まで入り浸ってしまった。 そして15日、会社帰りに申込みに行って、Te

人込みを歩く 2012-04-09

レッスンで、生徒が、こんなことをアレクサンダーの見地から検証してみたい、と言って教師と一緒に検証していくのだが、これを「アクティビティ」と呼ぶのです。 先日のある一人のアクティビティは「人込みを歩く」 シチュエーションとしては大勢の人が歩いてくるのと、自分だけ反対に進む、というもの。 ぶつかって歩けない、というほどではないが歩きにくさがあり、これが何とかならないかということでした。 やってみよう、ということで全員が進んでくる中を、その人一人反対に歩いてみる。 もちろ

ひとつめの気づき 2012-04-05

先日、皮膚科の待合室で座って本を読んでいるとき、右目の方をより本に近づけるように頭をねじってることに気づいてびっくり。 よく、背中の肩甲骨のあたりが痛くなるのだけど、この時もちょっとそこが痛くて、なんでだろうと考えながら読んでたら、「え。。。私ってこんなことやってるよ~!」と気づいたのだ。 アレクサンダーの本によると、人間の体にはその人特有のねじれがあるのだそうだけど、そのねじれというのは、その人の生活習慣とか、思考とかによるものらしいんだな。 人間の体は、機能的にねじ