発売前なのにすでに3回泣かされた、SixTONES「ここに帰ってきて」
アイドルグループ・SixTONESの新曲「ここに帰ってきて」が大ヒットしている。わたしのなかで。
発売前にも関わらずもうすでに3回泣かされた。
映画「言えない秘密」の主題歌。でもまだ映画は公開前。なんならCDの発売は1ヶ月以上先である。何をそんなに泣くことがあるのかと不思議に思われる方がいるかもしれないので、詳細に語らせていただきたい。
①とにかく目を瞑ってMV再生
とにかくMVを再生してみてください。できれば音質のいいイヤフォンかヘッドフォンで。そして6人の歌声を、目を瞑って味わってみてください…
いや、目瞑ったらMV見えへんやろというご意見はごもっともです。でもこの曲に関してはとりあえず一回目を瞑って、音楽だけを味わってみてほしい…
歌声がいいのは勿論のこと、この曲はとにかく歌詞がすーっと入ってくる。頭じゃなく、心に。(Don't think , Feelでお願いします)頭で歌詞の意味を理解して考えるより先に、心にじんわり染みわたっていく。気付けば、自分が大切に思っている人や思い出がぼんやり浮かんでくる。自分はここに帰りたいのか、と腑に落ちる。映画公開前ならではの楽しみ方なので、まずは何の先入観もなく「自分の曲」として聴くのがおすすめです。
十分に音楽を堪能した後に、目を開けてMVを楽しんでください。息を呑むほど美しいポメラニアンのような松村北斗さんに沼落ちしますので要注意…
②TV音楽番組での歌唱が音源を超える
先日の「with MUSIC」という歌番組内で「ここに帰ってきて」が初歌唱された。
白い衣装に身を包んだメンバーが、なかなかの距離感でファンに取り囲まれて歌うというめずらしい構図。ステージを縦横無尽に暴れまくっている様子をよく見ていたため、大丈夫?窮屈じゃない?と心配になった。
いやしかし、あの歌唱は最高だった!まったく窮屈に感じていない、むしろアットホームさを感じているような、あたたかい歌唱だった。
アイドルとは思えない表現力をもった歌唱に定評のありまくるメンバーがいることは、もうファン以外の方でも認知されてきていると思う。
わたしが今回泣かされたのは、落ちサビ、森本慎太郎さんのソロでの「ここに帰ってきて」のワンフレーズだ。
すごいものを見たと思った。あの表情、マイクを持つ手の一瞬の震え、歌声が心に迫りくるあの感覚。完全にCD音源を超えた歌唱だった。心震えた…
③今回は特にすごい、YouTubeコメント欄
SixTONESに限らず、STARTO社のアイドルのYouTubeコメント欄を見るのがけっこう好きだ。アイドルオタクのことが好きだからかもしれない。
そのグループのエピソードを書いている人、おすすめシーンを教えてくれる人、〇〇(他のグループ)担です!と書きつつその作品を褒めたりなにかのエピソードで感謝したりしている人、さまざまな推しがいる人の熱い想いが短文で綴られているのがおもしろい。
今回の「ここに帰ってきて」のコメント欄はさらにすごい。曲の力なのか、コメントしている皆さんのいつもは見せないすこし深い部分に踏み込んだコメントが多い。
みんな普通のふりをして頑張っているけれど、帰りたい場所がある。そして、ここに帰ってきてほしい人がいるのだ。
そうやって想いを馳せながら同じMVを見ているのかもしれないと思うと、涙が溢れた。みんなの心の、弱くて苦しくて、いつもは見ないようにしている部分を少しだけ吐き出したいときは、ここに帰ってきたらいいのだと思う。
4回目の涙は映画館で
SixTONESには、心を熱くする応援歌や、へこみそうな気持ちを奮い立たせるロックチューンでたくさん元気をもらってきた。そして今作では、ここまでド直球なバラードで心を震わせてくれる。一生Team SixTONESについていきたい…
すでに3回泣いて満足していたけれど、ここから他の歌番組での歌唱やフルサイズ解禁が待っているのだ。(最高)
そして、映画主題歌なのでスクリーンで聴けるという大イベントが残っている!(最高)(ありがたい)
6月28日公開の映画『言えない秘密』、4回目の涙は映画館で流します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?