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「可愛い子には、旅をさせよ」


今回は、仕事のことについて書いていこうと思う。

私は社会人3年目のぺーぺーだが、最近わかってきたことがある。


私は大学生まで、中学・高校と活発に何事にも真面目に取り組んできた自負がある。

しかし、社会人になってからはなぜかずっと

これまでの私ではない気がしていた。


社会人になって、営業を続けているが

これまでの学生時代は努力して頑張ればなんとか出来ていた。

多少難しくても、私には努力すれば出来ないことはない精神が備わっていたからだ。

ぶっちゃけ、精神論なので出来なかったことも多々あったが

自分でも出来なくても失敗ではないと思えるところまで頑張れていた。


しかし、社会人になるとどうだろうか。

まず、頑張り方がわからない。そして、営業って努力しようがないのではと思った。

営業に特別な資格はいらないし、営業に正解はない。

理系出身というのもあり、正解が複数ある問題が苦手だったことを思い出した。

感想文とか、道徳の授業の発表とか。

それから私は、仕事での数字が悪かったのもあるが

私は営業には向いていないのではないかという自己嫌悪に陥った。

(理由はそれぞれだが、営業をしている人の誰もが一度は思うのではないか。)

その気持ちが半年以上続いた。

私は、先輩に指示された通りに動いたが

責任は先輩、成果は私。あたかも後輩の手柄にさせてあげましたよというような社内評価。


そこで私はわかったことがある。

私は、営業が嫌いとか仕事が嫌だとかそういう前に

「自分で責任を持ち、自分でやり通す仕事がしたいんだ!」と。

これまで、女性営業員が少なく過保護に育てられているのは薄々気づいていた。

私がモヤモヤしていた理由はそこにあった。

挑戦もさせてもらえず、失敗もさせてもらえず、何かとフォローされ

すべて先輩・上司の監視下にあること。

もちろん、私がやることがすべて正解ではないし

むしろ間違っていることが多いかもしれないけど

失敗してから覚えること学ぶこともたくさんあることをわかって欲しい。

監視しながら、都度都度指摘するのは失敗が少なくいいかもしれないが、

その”いい”はどちらの”いい”だろうか?

若手・後輩か指導側か?

指導側にある方はもう一度考えて欲しい。

失敗というリスクを背負う先輩・上司には大変申し訳ないが

後輩を信頼して仕事を任せて欲しいと思う。

信頼されなければ、思いっきり仕事も出来ないし成長出来ない。


私は、最近それに気づき

首を突っ込まれないよう先回りして何事もしておくようにし

任せてください!と言わんばかりに強気で先輩に立ち向かっている。

これまで、散々突っ込まれたことなので

どんな突っ込まれ方をするかわかっているから。笑


一度は辞めようと思った今の仕事だが、まだここに私にできること・やるべきことがあると思った。

辞めることが悪ではない。

しかし、私はもっと今の職場でレベルをあげて

そのあとに、今後のことは考えていきたいと思う。


「可愛い子には、旅をさせよ」

私が指導する立場になったら、後輩には思いっきり行動して

失敗したら一緒に謝りにいきたいと思う。