始まりの季節

「こんなに良い気候なのに、
折角の休日をぼんやり過ごすのは勿体ないよね」

って言う刷り込み、
あるじゃないですか。

春は何故か『新しいことが始まる季節』な気がして、
なにも変わらない日常を過ごしているだけで、
罪悪感に駆られますね。

「ほっといてくれ！」と思うけど、
別に誰からも構われてなかった。

今日は4月の計画を立てようと思って手帳を開いたのですが、
新たな生活や出会いや挑戦などがあって、
希望に溢れかえるこの“始まりの季節”に、
これと言ってやるべき事とかやらなきゃいけない事とかやりたい事とかも無くて、
そうなるとなんか勿体ない気がして、
何か予定を入れたいな。

とか、
 一瞬思ったんですが、


今のまま、
大きな不満もなく、
誰に迷惑かけるでもなく、
ぼんやり過ごして、

何が悪いか！

と、
考え直して、

無理に予定を詰めようとするのを辞めました。

四月特有の
『スタート！』とか『チャレンジ！』とかいう
無責任なキャッチコピーは私には関係ない。
変わらぬ日常を1日ずつこなしていくことが大事だよ。

関係ある人は、それは、頑張ってください。

なんにもないことに対する「ぼんやりとした不安」とどう向き合っていくかは、これから考える。
考えてるうちに夏になって秋になって冬になっていくし。

好きな時に好きなことやろうな。

ほなまた。

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