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debupinoko
桜のように私も散ってしまいたい
深呼吸をした時に喉に伝う温度が心地いい春
夜風はまだ冷たく、ちょっぴりいじわるをされている気分
一筋縄ではいかない賢い女のようだな
どうやら爪の色を桜色にしたくなる季節がもう過ぎようとしているみたい
私は今年どう思って春を過ごしたのか
今年も満開の桜をみて苦しくなった
美しいものをみると苦しくなってしまう
美しく散る桜を見るとわたしもこのまま散ってしまいたいと思ってしまうのだ
希死念慮と一緒に過ごす6年目の春
鬱真っ只中の堕落した半年前の自分と比べると
今の私は桜のように美しくある
このまま散ってしまいたいと
そう思いながら来年の春も迎えるのだろうか
希死念慮は寄せては返し波のようだ
夏、また私を苦しくさせるのか
心の視力をあげて、見えないものを言語化する力を
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