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短編小説

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#舞踏会

掌編小説-演奏会

掌編小説-演奏会

そこは、毎週、舞踏会でも開かれるような、豪華で大きなお屋敷。

4歳の私は、なぜだか少し歳の離れた姉と2人きり、そこにいた。

私は深い緑のふわふわとしたチュールドレスを、そして姉は滑らかなシルクの白いドレスを身に纏っていた。

私は姉の後を追いながらも、たくさんの階段や扉に興味津々。
あちらこちらと行こうとするのを、姉は優しく言い聞かせてくれた。

そこにある階段はどれも、その時の私の体では、少

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