自分を好きでいること Mori note#4

こんにちは、Mori(モリ)です。
ご無沙汰しております、おかげさまで忙しくも充実した1年で、あっという間にこんな時期になってしまいました。

ついこの間まで日中30度という日が続いていたのに、ここ最近は朝晩めっきり寒くなりましたね。
風邪など引いていませんか?
私は慌てて布団を引っ張り出してきたり、冬物の服を虫干ししたりと、貴重な週末を衣替え作業に追われることになっています。
でも、不思議と季節を感じられる幸せがありますね。
秋は好きです。
カラッとした風に空が高く感じること。街の中がなんだかせわしなく、でも楽しそうに年末に向かって準備をしていること。仕事が終わってぐずぐずしていると、あっという間に暗くなって、朝方空が白けてくるまで時間がかかるようになったこと。温かい湯気たっぷりの朝のコーヒーが、なんだか無性に嬉しくなったこと。
こころなしか、日常に潜んでいるともすると見落としがちな小さな幸せに、目を向けられる余裕ができてきたのかもしれません。

さて、夫に家を追い出されてからもうすぐ1年経ちます。季節が巡るのは本当に早い。
最初の半年ほどは、言いたいことは色々あるけど!という日が続いていましたが、
ここ数ヶ月は本当に「他にやること・やりたいことたくさんあって、忙しくて忘れてる」日のほうが圧倒的に多くなりました。
ごくまれに、弁護士さんからの連絡や夫からの直接の連絡(!)で、頭痛いときもありますが・・・
それにしても安定剤や睡眠薬に頼らずに秒速入眠できるようになったあたり、私もずいぶんと図太くなったもんです。
これもひとえに背中を押してくれる家族・友人・職場の同僚のおかげです。ありがたいことですね。

良くも悪くも「家を出る」という私の選択が、人生を変える契機になったこと。
後悔はいまのところ一つもありません。むしろ、去年の自分に「よく決断した!」と褒めてあげたいくらいです。
いろんな変化がありました。
私がこれまで生きていて、最上級に大きな変化と呼べるものがいくつもありました。

本日はその中でも「自分を好きでいること」について、少しお話しようと思います。

お盆休みの前ころから、ヨガ教室に通うようになりました。
もう結婚する何年も前に、他のスタジオに1,2年くらい通っていたことがあったのですが、そのときはダイエットと「かっこつけ」が目的でした。
婚姻中(今も法律上は一応婚姻中ですが)は夫に生活費を払っていたので、予算オーバーで通えませんでした。
今回通おうと決めたきっかけは、「自分の体や心がつかれたときに、きちんと向き合ってケアしたい」という想いから。

今の仕事は自分が挑戦したいことに好きなように挑戦させてもらえますが、休日出勤や夜9時・10時まで作業をしていることもあり、出張で家に帰ってこないときもままあります。
(※これは強制的に残業をさせられているのではなくて、私が率先して「仕事で経験値を稼ぎたい」という意図でやっているので、会社や上司のせいと言いたいのではありません)

仕事は充実している。でも、上手に仕事を捌けないとき、思うようにことが進まないときの気持ちのはけ口を、うまく探せない自分がいる。
要するに、ストレスやモヤモヤが溜まっていたのを、ちゃんと処理できないでいたんです。
そこで、ストレス発散のために集中して自分の体の中身を内省する時間を作ってみることにしたのです。

すると、不思議なことに、自分の体をいたわり慈しむことが、楽しく、心地よく、幸せだということに気が付きました。

ヨガって、動きだけ見てると、他のスポーツに比べて簡単そうに見えるじゃないですか?ストレッチの延長みたいな感じですし。(私だけ?笑)
それがぜんぜん違うんです。
すっごく集中していないと真っすぐ立っていられないし、ポーズを取っているとき、どこの筋肉を使っていて、重心がどこにあるのかを明確に意識していないと、転ぶんです。本当に!
挙句の果てには、きちんと栄養を取って水分補給をしないと、突然手足が攣って、静かなスタジオの中を無言でのたうち回ることにもなります。
アレッ、若い時と違う・・・と感じると同時に、私、ちっとも自分の体のこと理解してなかったんだ・・・という猛烈な反省の念が押し寄せてきました。
(いちおうまだアラサーのワタシ。お恥ずかしい。)
いまは、最低でも週に1〜2回は通うようにして、自宅でも毎朝起きぬけに簡単なルーティンだけはやるようにしています。

ヨガを続ける中で気がついたのは、自分の体を自由に動かせるいうことが、とても好きだということ。
それは、時間を拘束されてるとか、居場所を限定されているということではなくて。
自分の手を足を、筋肉を。呼吸を、表情を、精神を。
はっきりとした形をもって知覚して、思うがままに操れるということが、とても気分が良いということ。
思いのままに、自分自身を使いこなせている感覚が、自信につながっていると確信するのです。

学生の頃から文化部帰宅部だったし、運動は苦手だったけど、改めてヨガを再開してみたら
自分の体の痛いところ、うまく動かせないところ、動かし方を忘れてしまっているパーツがたくさんあることを、改めて思い知らされて、吃驚したのでした。
あれ、私、自分の体のこと、実は全然なにも知らなかったんじゃないか?
それでいて、やれ炭水化物は完全に抜いた生活だとか、高い青汁を買ってみようだとか、痩身に効くサプリがあるから飲んでみようとか
もう自分の体をよくよく観察もせずに他力本願に縋っていた時期があったことを、心底反省したのでした。

自分の体と魂は、この世に一つだけですからね。
こうして誰にも縛られず自由を謳歌できることに感謝しながら、大事に丁寧に扱っていきたいと思います。

本日はここまで。
また、私自身との向き合い方については継続して書いていこうと思います^^

それと需要があるのかよくわかりませんが、もう少ししたら
婚姻費用の調停・審判と、離婚調停と裁判に至るまでの手記も、自分自身の記録と気持ちの整理の目的もありますが、
いつかどなたかの参考に、お役に立てれば良いなぁと思っていますので、ちょっとずつしたためて行きたいと思っています。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
それでは、またあした。モリでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?