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DA PUMP KENZOさん エッセイ本「GIFT」レビュー

ダンスを愛し愛された男のエッセイ本

DA PUMPのKENZOさんが出した

初のエッセイ本

「GIFT」


お渡し会でKENZOさんから貰った


まず言いたいのは、このエッセイ本に関しては

KENZOさんのファン、DA PUMPのファンはもちろん、ダンサーやダンスが好きな人以外にも

夢がある人、アイドルやアーティストになりたい人
まだ夢が見つかっていない子どもたち
子どもを育てる親、何かに熱中している人

本当に色んな人達に読んでもらいたいなと思った!!!

気持ちが大きすぎるかもしれないけど
世の中の全ての人に読んでもらいたい。

推しのいる生活をしている人や
もちろんProduce101を見ていた人達やLDHが好きな人にも刺さるんじゃないかな。と感じたよ!!!!

自分の事を語るつもりはあまりないけど
私は、大学の学祭にDA PUMPが来て、友達の付き添いでライブを見に行ったらKENZOさんの魅力にドはまりしてしまった女なので…

ファン目線でレビューというか、、
思いを書き綴らさせて頂きます。


しかし、そんな私でもファンだけでなく
色んな人に手に取って貰いたいなと感じたのは

ダンスを指導、伝承していく中で
KENZOさんが大切にしている
挨拶、礼儀の大切さ、親への感謝の気持ちなど
「本当のジュニア教育」
について語られた場面が印象的だったからで。

自分が教育をする現場で働いていることもあるかも
しれないけど、とりあえず自分の周りの友達に手当たり
次第おすすめしていきたいなあ、と思った。


ちなみに、私はレビューというものを真面目に書いた
ことがないので、これがレビューとして合っているかは分からないけど、割とネタバレ多めな拙い文章になってしまうことをお許しくださる方だけ、
読み進めてくれたらと思います。



エッセイは、前半に幼少期から学生時代、
ダンスとの出会いや下積み時代、世界チャンピオンに
なるまでや、DA PUMPへ加入するに至るまで

後半にはダンスの価値についてや、振付師としての
考えなどの他、日本のダンスシーンへの想いや
次世代へのメッセージが書かれている。

その中で、ダンサーKENZOとしての夢を叶えるためのマインドや言葉が何度も出てきていて。

プデュ2でもアーティストの心得として
最初の60人全員に2時間の特別講座をしたとされる

KENZO式パーフェクトダンスメソッド

(?!なにそれ!って感じですよね)
の一部も公開されているので、気になる方は
是非「GIFT」を読んで確認してほしい!


福岡県北九州のいわゆる田舎に生まれた
KENZOさんの生い立ちから始まる。

私は結構な熱量でファンをしていたつもりだったけど、それでも初めて聞いた内容がたくさん含まれていた。

小さい頃は「田んぼの稲を引っこ抜いて遊んでいた」
というエピソードを読んで、
自分も同じことやってたな…!と思い出し、
遠い存在だと思っていたKENZOさんも似たような
幼少期を過ごしてたんだなあと何かほっこりした。

青春時代には様々な事件級の面白話があるようで
「ワイパー事件」や「お汁粉事件」
など面白おかしく書かれていた。
その中でも名前だけが上がっていた
「イエローウォーターロード事件」
が気になりすぎたので、今度KENZOさんとお話しする機会があったら是非聞いてみたいなと思う。笑

というか先日行われた「GIFT」のお渡し会で
聞くべきだったな…!と後悔もしてる。。


振付師としてのKENZOさんは、振付をすることが
決まった時にはそのアーティストが生きてきた歴史を
知るために過去作品は必ず全部見るなど
ダンスへの、そしてアーティストへの愛がすごい…

そういった一つ一つの作品への想いが、
今のKENZOさんを作り出しているのだと思う。


ダンスを始めてから
「練習量はうまさと比例する」
という言葉を信じて練習をしてきたKENZOさん

これはダンスに限らず、世の中全ての物事に置いて
言い表せる事であり何事においても大切なことだよなあ
と改めて考えさせられた。

こういった考え方においても
ファンだけでなく全ての人に呼んでもらいたいなあ
と感じる部分だった。



私は作中の
「好きが自分をずっと動かし続けていく」

という言葉が好きすぎてたまらない。
好きになれるものがあって、
それが人生の目的になっている。
これって、普通のことに思えて、
とってもすごいことだと思うから!

まず、好きなことを仕事にできている人自体が
この世の中で何%の割合なんだ?と疑問だし
好きだったものが仕事になると
「思ってたのと違うな」と感じる人も多い中で
好きが自分をずっと動かしていく、
だなんて素敵すぎない???


ちなみにKENZOさんは今でも
「好きなことをただただ追いかけていたいし
 更なる高みを目指したい気持ちの方が強い」


と語っていたが、そんな事を言ってくれる人が
推しだなんて、なんて幸せな事なんだろう。と感じた。


また、作中にある、EXILE HIROさんとの対談のなかでHIROさんは自分が育てる後輩に対して

「今、現実の自分自身が立っている場所を
しっかりと理解しながら
将来なりたい自分をイメージして
自分自身の人生を創造して欲しい。
その延長線上でたくさんの人たちを幸せにしてほしい」

と思っていること

「メンバーたちの夢を叶えることによって
その先のファンの子達が喜んでくれて
さらに子どもたちがそのストーリーを見て
夢を持つことができる。」

そのループが永遠に続くことが
最高の仕事であると話していた。

ただの一般人である私がいうのもおこがましいけど
夢を持って、更に高みを目指そうとする人達には
魅力があるよね…

だからこそ、そんな人達にはファンがいるし
ファンはいつまでも応援したい
という気持ちが出てきたり
自分も一緒に夢を叶えていきたいと感じたりするんじゃないかなあ。



それと、作中で、KENZOさんが尊敬する
3人の偉人のうちの1人としてあげていた
武井壮さんの「社会的価値」の話は
とても興味深いので、是非読んでもらいたい。

人の興味や関心、人を幸せにするモノの価値についての考えはとてもうなづけるものがあった。


私が好きになる人達は
結構カリスマ性の強い人が多くて
特にKENZOさんってもろにそんな感じなんですけど

KENZOさんがステージで自分を表現するときに
意識している大事なマインドの中で

 「ステージに上がる時は常にスーパースター」

というのは私の胸にはグッと刺さった。


世界で最もロックダンスを広めたとされるGregに

「ステージに上がる時からエンターテイメントは
始まっているから、人を魅了するために
自分はどうしなければいけないのかを常に考えろ」

と言われたと綴られていたが

ほんっっとうに、ステージ上にいるKENZOさんは人を魅了するための術が備えられすぎているな
と常々思っていたの…。

これはファンだからという補正だけではなく
初めて見たその時から、自分を魅せる力が素晴らしいなと感じてた!!!!!

本当に、ステージ上で輝いてるKENZOさんが誰よりも
大好きなんだよなあ。。。
コロナ明け久々で、2年振りに4/16から始まる
DA PUMPのライブツアーも
そんなKENZOさんを久しぶりに観れるのかと思うと
本当に待ち遠しくて仕方がない!!!
魅了される気満々で行きます!!!!笑


ストリート出身の正真正銘のストリートダンサー

ダンスへの愛に溢れるKENZOさんを、
私はこれからもずっと応援し続けていきたい。



出会わせてくれてありがとう。この一言に尽きる!




何度も繰り返し言うけど、心から

世の中の全ての人に読んでもらいたいです。

下手くそな文章で長々と語りすぎて本当に
ごめんなさい。けど、どうしてもKENZOさんの想いを色んな人達に届けたくなっちゃったんだ。笑

大好きです!!!!!!


p.s.

「ガラスに映る自分を毎日見ていた。
そして、ストリートから僕の夢が始まった。」
ファンとしてはこの言葉が
「Dream on the street」
という曲の歌詞を彷彿とさせられて
目頭が熱くなったよ!

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