音が鳴る方へ、これからも

2022年3月30日

私の音楽人生を凝縮したような音祝祭になった。
この日はきっと世界一の幸せ者だったと思う。

たぶん最初に発表されたのはKANA-BOONかサカナクション。久々のアルバム!!嬉しい!!となった。3月がとても待ち遠しくなった。

そして、その後に前から春ぐらいにはアルバム発売出来そうかもと言っていたアジカンからお知らせが来た。KANA-BOONとサカナクションと同じ日。
アジカンとKANA-BOONが同じ日に発売なんて嬉しくて嬉しくてもうその時点で「私は世界一の幸せ者だな」なんて思っていた。

けど、あれ?
SnowMan主演のおそ松さんの映画
公開日が3月25日だからSnowManももしかして...
いや、さすがにそんな重なるなんて......
事がありました😇
シングルだけども同じ発売日。
アジカンとSnowManに関しては同じ発売日なのは2回目。(ゴッチのソロも入れたら3回目)

あぁ、発売日の3月30日とフラゲ日の3月29日は世界一の幸せ者です、私。
って、何ヵ月も前から過ごしてきた。
それだけでなんだって頑張れた。

高1の冬、たまたま見ていた音楽ランキング番組で見たASIAN KUNG-FU GENERATIONの『君という花』のPVに一目惚れと一聞き惚れしてそこから永遠に大好きなバンドになったアジカン。
10代ならではの悩みとかを吹き飛ばしてくれたアジカン。アジカンが居てくれたから強く生きれた、ほんとに。アジカンのおがげで色んな音楽に出会えてより、音楽が大好きだってなったし、私の日常をより音楽が彩ってくれた。

そんな私が大学生になりPCを使う事が増えた時、某ヤ◯ーで無料で色んな音楽を聞けるという最高なサービスと出会い、授業のレポートを書いている時それを使っていたらたまたま出会ったサカナクション。
サカナクションの『三日月サンセット』に一聞き惚れしてそこからずっと好きです。
フェスの最前列くらいとか小さめなライブハウスでサカナクション見れてたのが本当に懐かしい。
色々試行錯誤しながら真摯に音楽とメディアと向き合う姿はカッコいいけど向き合いすぎてるのが時々心配になるから休みつつこれからもサカナクションというエンターテイメントを続けて欲しい。

そして、働くようになって中堅の位置になり責任も少し増えて悩ましくなり、なかなかライブにも沢山は行けなくなった時、たまたま『TIME』というアルバムのティザー映像をYouTubeで見て惚れたKANA-BOON。この映像を見る前にライブ見てたのにそこまでハマらなかった自分を叱りたくなりました。そして、深く調べていくとなんとアジカンに憧れているという情報を入手した時、あぁ、私はKANA-BOONに出会うべくして出会ったんだなと思った。KANA-BOONの曲に何度も励まされて元気もらえた。過去も今もこれからもきっと。

こんな感じでバンド音楽中心に過ごしてきてライブに週1ぐらいの勢いで行きまくり、西へ東へ行きまくり、フェスにも行きまくりな生活をして私は音楽を呼吸のように吸って吐いて生きてるんだなと思うぐらい音楽まみれな生活をしていたのにそれが出来なくなり息苦しくなって好きな音楽を聞く事が初めて苦痛になりそうだった時に出会ったSnowMan。

テレビ大好きっ子だしエンタメ大好きなのでデビュー曲の『D.D.』はジャニーズがYouTubeやっててそこでMVが見れる!というミーハー心だけで見たら、一聞き惚れしました。いい意味でジャニーズのキラキラな感じでないのが良かった。
曲は大好きになったけども私の中にアイドルは別みたいな変な枠があってそこからもっと追いかけたりはしなかった。
なのに、数ヶ月後ふと見たYouTubeでまたまたイケメンな渡辺くんに出会って芋づる式でSnowMan動画にたどり着き、ただただ皆で放課後かのように楽しそうに笑ってるSnowManとプロフェッショナルなSnowManのギャップにやられて、私の中にあったアイドルは別という変な枠を取っ払ってくれて今があります。SnowManと出会ったおかげで視野が広がり前向きになれた。

そんな4組が同じ日に新しい音楽を届けてくれるとか。ほんと、奇跡。もう二度とない気がする。

地元のCDショップではアジカンとKANA-BOONが隣同士で並んでいて、その隣にサカナクションがというエモーショナルでハッピーな展開がされていました。

アジカンに憧れバンドを続けて同じレーベルに入り同じ日にアルバムを出す。
これはもうドラマさえも越えたドリームストーリーすぎて一生、忘れたくない。

そして、3月30日。
約2年2ヶ月ぶりに東京へ。

ライブ参加の為に毎週ぐらい通ってた東京。
そんな場所に2年行ってないとか、我慢したね。
新しいPARCO完成してたし、IKEAもあるし。
でも変わらない風景もあり。

でも私は確実に変化してました。
SnowManの広告にはしゃぐ私😂

スマホの画面越しで見てた景色が目の前にあり、駅地下の巨大広告見る為に列に並んで写真撮り、ロックコーナーしか行かなかったタワレコのアイドルコーナーに行き列に並んでパネルの写真撮り、渋谷のTSUTAYAでアジカン展開とSnowManのポスターがいい感じに展開されてて誰よりも幸せを噛みしめてパシャパシャ撮る私。
アジカンカフェの下はちょうど佐久間くんコーナーになってて(売り切れてて雑誌はなかったけど笑)これまた幸せ空間でした。

バンド大好きな私しか知らなかった私が新しくなりはしゃいでる姿を優しく見守って一緒に楽しんでくれる友達。
この友達とも音楽のおかげで出会えた。

アジカンに出会ってから
SNSが普及してから
正直、音楽に依存しすぎて私の人生
これでいいのか?と、周りの友達と比べては何度も悩んだりもした。

でも、そういう気持ちでさえもやっぱり救ってくれたのは音楽で、音楽をここまで好きでなかったら出会えなかった友達も人達もいる。

私がどう生きるかは
全て私の責任と自由のもとにあるし誰かと比べるものではないと、最近は思えるようになったり、ならなかったり(笑)

でも、3月30日。
この日は本当に幸せでしかなかった。
限られた時間で好きな事をして、
好きな場所で好きな友達と楽しく過ごせた。

音楽のおかげで。

誰かにとっては音楽なんて必要ないと思うし
ただの音でしかないかもしれない。

でも、私にとってはやはり無意識に吸って吐いてを繰り返す呼吸ぐらい当たり前にある存在でとても大切なもの。

これからももうそれは永遠に変わらないなと思った。

この世の中がどうまた変化していくかはわからない。もっともっと厳しく苦しくなるかもしれない。

それでも、大好きな音楽が救ってくれると思う。
そう信じてたい。
また出会うべくして出会う、新たな音楽にも出会えるかもしれない。

そんなふうにこれからも音が鳴る方へ
真っ直ぐ歩いていきたい。

歌って、踊って、全身を解放させて
大好きな音を自分の全てで感じていたい。

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