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教師だった私が青年海外協力隊を応募すると決めたきっかけや思い



青年海外協力隊の派遣前訓練に参加し、わたしの生活班は新卒の子が半分を占めていました。(他の班はそうでもなかったです。)
就職や採用試験の前に、経験を積もうと来ている子たちに、偉いなーと感心しつつ、ここから将来の選択肢も可能性もぐっと広がることに羨ましくも感じましたし、刺激ももらいました。

わたしが青年海外協力隊を受けることを決めたのは2018年2月。教員生活4年目の後半の時でした。それまでの経緯を振り返ってみたいと思います。


①興味を持ち始めた小学生時代

国際協力には昔、少し興味を持っていました。ぼんやりですが。
小学校高学年の時、わたしはテレビやインターネットや本、いろいろなところから、世界の子どもたちは自分と同じように学校に行けない、働かないといけない、早くに命を落としてしまう子もいる、そんな世界の現状、みんなが自分と同じように過ごせているわけじゃないことを知り、未熟ながらに何かできることはないのかと思っていました。

その時誰にも話した記憶はないですが、ひっそりとユニセフ親善大使の黒柳徹子さんに憧れていました。
「ユニセフで働くには」と調べたことも覚えています。けど、難しそうだな〜と半分諦めた記憶があります。


②一度は薄れた思い

そこから中高大と、将来なりたいものがころころと変わり、なかなか決まらず最終的には小学校の先生になろうと進学先は教育学科に決めました。

大学生の頃、海外旅行の楽しさを知り、社会人になってからも、長期休みには毎年海外へ飛び立ってました。ボランティアなんかも調べたりしてたのですが、お金が結構かかるので、結局は友だちとの旅行や短期留学を優先していました。
海外に住みたい、働きたいという憧れや思いもあったのですが、必死で勉強して、通った採用試験だったので、辞めるという選択肢は勇気がなかったです。先生という職業は、勤務時間は長いし大変なことも多かったけど、それでも得られるものは大きいし、素敵な仕事だとも思っています。


③教員を続けていての葛藤とJICAとの出会い

2年、4年、1年、転勤してまた1年生を担任し、そろそろ高学年も担任するだろうな〜、でも今のわたしにはまだ自信がない。何も語れることがない。そう思っていた時、同じ市内に過去にJICAでブラジル行ったことのある先輩がいらっしゃるのを知りました。仲のいい同期が、その先輩と繋がり、その同期を通して知りました。そして、興味が湧いたと同時に、

・協力隊の経験をすることで、自信がついたり、視野が広がったり、子どもたちに伝えられることも広がるんじゃないか。
・小さい頃の夢も心に閉まったままだと、いつか後悔するかも。
・このタイミングだからこそ(少し教師としての経験があるからこそ)、誰かの役に立てるかもしれない。


そう思いました。

(新卒からの協力隊にならなかったのは、単に知らなかった、周りにそういう人がいなかったのが現実です。わたしの周りは、就活してた子もいたけど最終的にみんな採用試験を受けて先生になりました。)


④受けることを決意

とにかくすぐに調べて、管理職にも相談しました。確か応募締め切りまで1ヶ月ちょっと。(思い立ったらすぐ行動!は自分の取り柄なので、あの時すぐ動いてよかった!^^)

当時の管理職もいろいろと調べてくれ、ちょうど現職参加特別制度?(給料をもらいながら行ける)はその年で終わったみたいとのこと。無償にはなるけど"自己啓発等休業制度"を使えば行けるよと教えてくれました。

生活費は出ると書いてあったし、何よりその時の自分は

お金 <  経験

が重視だったので、現職参加特別制度でなくても即決でした。(今思えば、羨ましすぎる制度ではあります。。。結局お金面は公務員の現職参加には厳しいです。このへんもまた気が向いたら書きます。)

(年齢的にも26の時。28.29歳で行って帰ってきたら30歳手前で帰ってきて結婚!ちょうどいいやん!行くなら今しかない!と思ったのも正直あります。笑)


⑤現在の思いなど


結局次の年に6年生を担任したので(最後まで責任持って担任したかったので2018年度中の派遣は諦め)、2019年度3次隊員としての合格。しかし、コロナで延期などいろいろあって自分の計画とは、だいぶずれてしまいました(;゜0゜)
もうすぐもともと帰ってくるはずだった予定の年齢になっちゃう!笑

人生何があるかわからないですね。

もともとミクロネシア🇫🇲の首都で決まっていましたが、ナミビア🇳🇦の田舎の方に変更。でも、時期や任地も変更になったからこその、訓練所での出会いもたくさんあったし、6年生の担任をして得られることも多かったので、これでよかったと思ってます!

懐かしい 宝物です。


任地に行ってからもきっと、延期や任地変更になったからこそ出会える人がいて、できる経験がある!と思うとわくわくしてきます^^


書いている今でさえ、まだ見ぬ未来にわくわくしてきました(^O^)
延期になってあんなにへこんでいたのに。。。笑
言語化するってやっぱり大切!
早く任地に行きたいです。


最後まで読んでくださった方、ありがとうございました♩


おわり。

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