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人間関係のススメ#5:自他の境界線を引く


正しい「優しさ」の源泉とは何か


私は自分を満たしたうえで、それでもあふれ出るものであると考える


そのあふれ出た「心の余裕分」だけ
誰かにgiveすることが正しい「人に優しくする」方法であると考える




しかし、自己犠牲の上で人に優しくする人がいる
かくいう私もその一人であった


自己犠牲由来の優しさとは
自分が満たされていないのに相手にgiveすることである



アンパンマンを想像するとわかりやすいかもしれない
完璧な顔で無い状態で
誰かに自分の顔をgiveするのが自己犠牲由来の優しさだ



なぜ自己犠牲由来の優しさがいけないのか

それはその優しさは長続きはせず
自分で自分の首を絞める行為であり
いつか限界を迎え、不本意な形で人との縁を切ることになる
もしくは下手な相手に捕まると一生搾取されることになるからだ


つまり、自分で自分を殺すことになる行為なのである




自己犠牲由来の優しさを予防する一つの方法に

相手への意思表示によって自他の境界線をしっかりと引くというものがある



具体的には、相手に何か嫌なことをされた際
「それは傷つく、嫌だ、悲しいから辞めて」と
その場で線を引くのである


国が自分の領土を国境を引くことによって守るように
自分と相手の間に「それ以上踏み込んでくるのは許さない」という境界線を引くことで自分を守るのだ


自己犠牲由来の優しさを与えてしまう人は
この境界線を上手く引けていないことが多い


一人でも多くの人が伸び伸びと生きることができる世界を祈って





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