その日は
生きる術として身につけてきて
もはや基本となってしまった
性を感じさせない振る舞いや、
歪みのないそのままの甘え方を
もう少し出せれば良いのだけど
お互いに外の顔、内の顔の理解に差があるから
もう少し和やかに擦り合わせができると良いなと思うよ
つくづくバランスだと思う
あなたにとっての丁度良いでいたい
出来る限りにおいて
何が私をそこに向かわせるのかは
理想に似た妄想なのかも知れないのだけど
好きとか、愛とかはそこの十分条件なんじゃなかろうか。
精度が高ければ永く
狂えば三行に終わる
まだ数年しかあなたの妻をしていないけど
そんな形のないようなふわふわしたもので私たちはきっと支えられているんだよ
心も身体もが清廉潔白でなくとも
小さな珠みたいなものが連なって線になって
超えさせないようにする努力をしてしまうんだと
いつまで一緒にいれるのかずっと不安
きらいになり切ってしまう日が来ませんように
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