2023年振り返り
来たる2024年をより有意義にするために、2023年を振り返っていきたいと思います。
最近振り返りの重要さを感じることが増えました、31歳の冬。
振り返り方
3ヶ月毎に、自分にとってインパクトのあるイベントを羅列してみました。
「総括するとどんな3ヶ月だった?」って言葉と合わせて書いていきたいと思います。
1、2、3月
「プライベートも仕事も初めての経験わんさかな3ヶ月」
沖縄合宿
仕事では、沖縄での「経営陣+チームリーダー合宿」から幕を開けた2023年。
リーダー層だけで集まった経験は私にとって初めてで、それぞれが感じている課題感を一人ずつ全員の前で共有していく時間がとても良かったことを強く記憶している。
この時は機能別組織で、それぞれのチームが機能毎に思う「正義」がぶつかり始めている時で、悪く言えば個別最適に陥りやすい組織だった。
フルリモートだからこそちゃんと話し合う場が用意できていなくて、健全な衝突が難しい時もあった。
でもこの場でそれぞれの考えを自分の言葉で伝え合うことができたから、相互理解を深める時間が作れた。
「あ、そういう理由でこういう発言をしてたのね〜」みたいな。
本当、話し合うって大事だよね。
仕事の幅が広がる
私個人の仕事においては、それまでは社内に向かった人事だったけど、クライアントワーク・社外に対する人事という経験をさせてもらい、自分の仕事の幅を広げることができた期間だった。
あとは、人の話を聞く・文章を書くのが好きなことが高じてクライアント企業へのインタビュー記事も経験させてもらった。
クライアントさんの言葉を聞いて、より会社とメンバーのことが好きになったし、その一員であることを誇らしく感じた。
→インタビュー記事
3月末から経営会議にも参加し始めた。
私は役員ではなかったけれども、人事として経営層が話していることを把握・理解しておくことが大事ということで呼んでもらえるようになった。
経営会議に参加して、もちろん組織に関するインプットが増えたことも良かったんだけど、経営層との距離が近くなれたことがめちゃくちゃ良くてその結果かなり仕事に活きているな、と今振り返ると思う。
環境の変化から息子が連日大泣き
あとは1月末に京都から大阪への引っ越しがあり、息子の(永遠に終わらないんじゃないかと思った)慣らし保育があり、慣れない新しい土地での暮らしがあり…
とりあえず目の前の仕事で自分なりの価値を出せるように…と、とにかくトライ&トライしてた。でも気付いたら慣れない環境の中で頑張っている・寂しがっている息子がいて、反省もした。
1ヶ月間弱くらいかな?中々新しい保育園に慣れず、体調も崩し、夜泣きもよくしてた。
この時頑張ってくれた息子よ、ありがとう。
4、5、6月
「自社の組織に向き合う3ヶ月」
自社の組織作りに時間を割く
他社の組織に向き合っていた1月〜3月だったから、4月以降はより自社の組織に向き合うことにした。
だから、去年定めた80&WAY(一般的にはバリューと呼ばれるもの)について「具体的に体現するとこんな行動だよ」ってアクションを決めて資料作ってメンバーに伝えたり、
組織サーベイを実施して組織の状態を数値で可視化してみたり、
経営陣の考えを随時社内に伝えられるようにコミュニケーションツールの1つとして社内ラジオを始めたり、
色々な施策をとってみました、って期間でした。
もっと自社にコミットしなきゃ!という、少し焦りのような気持ちもあった。
ただ色々やってみたは良いものの、振り返ると、サーベイに関しては「やってみた」だけになってしまっていたので、反省。
やはりちゃんと目的を定めて逆算思考でストーリーを設計しておかないと、もったいない取り組みになってしまう。
社内ラジオに関しては、今年で1年で21回リリースしてた。
フルリモート組織なので、こちらは社内の情報共有ツールとして一定ワークしているなと感じている。
ちなみに来年は動画にして、社外にも発信していこうかなとか画策中。
乞うご期待!
経営塾で恩師と素晴らしい仲間に出逢う
「経営塾」というのはいわゆる勉強会みたいなもので、吉村先生という方が経営学・人間学を教えてくれる場所。
80&Company入社当初からCEO堀池さんの思想にとても惹かれていて、その堀池さんが師匠としている方がいると聞き、私も学びたいと思って参加したのがきっかけ。
最初は軽い気持ちで話を聞きに行ったら、吉村先生の言葉に心動かされ、気付いたら4月から本入学していた。
この経営塾の素敵なところは、吉村先生からの学びはさることながら、一緒に切磋琢磨できる素晴らしい仲間がいるところ。
20人くらいメンバーがいて、半年に1回は泊まりこみで合宿をして、互いの悩みも共有し合い、励まし合い、強い絆が生まれていく。
良い縁が良い人生を作り出す。それを本当に実感できる場所。
(月に1回大阪で勉強会を開催していてオブザーバー参加できるので、気になる人いたら気軽にお声がけください)
会社メンバーとの初フェス
あと、Green Room Beach@大阪は80&Companyのメンバーと初めて一緒に行けた音楽フェス。
仕事仲間と趣味も一緒に楽しめるという最高の時間でした〜。
来年も1回は一緒に行きたい!
7、8、9月
「新しい組織、新しい世界と出逢う3ヶ月」
組織が変わりだす
組織作りを一緒に推進してくれる方と出逢えたのはこの頃。
熱く、常に本気で全力で人にも仕事にも向き合う人。
だから、一緒に仕事をしていてめちゃくちゃ楽しい人。
そして新たな学びをくれる人。本当に有難いご縁。
その方の助言もあって始めたことの1つが、「全力でWAY(ウェイ)で賞」。
何かと言うと、80&WAYをよりメンバーに理解してもらう・組織に浸透させるための施策。
毎週の朝会で経営陣から「80&WAYを体現できている人」を一人選んでもらい、理由と共に表彰をしてもらう形式。
実は、経営陣によりメンバーを見てほしい、メンバーにはより「経営陣がちゃんと見てくれているんだ」と感じてほしい、という意図をかなり込めた施策でもありました。
その意味では一定ワークしたなとも思いつつ、私たちが作りたい組織ってどんな組織だっけ?から考えると少し方向性を変えた方が良い施策だったなと振り返り、来年からバージョンアップさせて取り組みを続けていく予定。
あとかなり大きな変化だったのが、9月10月で行った事業部制組織への移行。
前述した通り機能別で分かれていたチームが、大きな事業ドメイン別に分かれました。
この点に関してはCEO堀池さんがWantedlyのインタビュー記事にて詳しく話しているので、気になる方は是非ご一読を。
新しい世界
あと、X(旧Twitter)のスペースにてWeb3業界で知らない方はいないであろうikehayaさんやBigHatMonkeyさんにご協力いただきプロジェクトに関する対談を実施したんですが、その司会を務めさせてもらえたのもすごく貴重な経験。
会社としても力を入れている分野であるNFTやブロックチェーンのことをもっと知りたいと思ったし、話を伺うことを通して勉強をさせていただきました。
声をかけてくれた会社のメンバーに大感謝!
プライベート充実
プライベートでは、大っ好きなNiziUに初めて生で会うことができました。
もう最高に可愛くて可愛いくて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて(以下省略)
あとかれこれ通い続けている大好きなりんご音楽祭@長野県松本市に行けたり。
家族で五島列島に行き、素敵な宿に泊まれたり。
かなりリフレッシュできた期間でした。
10、11、12月
「挑戦、反省、改善の3ヶ月」
OKR手法の導入
10月から期が変わり(80&Companyは9月決算)、OKRという枠組みを会社に導入。
これは現在進行形で効果検証中。
一人ひとりが短いサイクル(今は3ヶ月)で目標と成果指標を設定し、それをオープンに公開し、振り返るという枠組みは今の組織に必要だと考えて導入を決めました。
高い成果を出すためには目標設定と振り返りが重要であること。
早い変化に柔軟に対応していくために短いサイクルで設定すること(3ヶ月でも長いという仮説はあります)
フルリモートで他者の成果が見えづらい組織だからこそ、オープンにすること
上記が主な理由。運用してみて感じた改善ポイントは
ボトムアップ組織に馴染む形にしたい
(全社→事業部→個人への連動をマストにしていたことをやめて、各部署にお任せスタイルへ)
現場の負担の少ない方法にしたい
(組織体制の変化と重なり現場の負担が大きくなってしまったので、より負担の少ないかからないスタイルへ)
設定時のハードルを低くしたい
(組織貢献に繋がる目標だったり測定可能な成果指標だったりを定める難易度が一定あるので、人事でサポートできる体制へ)
です。より意味あるものにすべく、走りながら運用を改善中ナウです。
評価制度も刷新
10月から評価制度も変えました。
職種別のスキル評価、WAYの体現度評価、成果評価の3軸に見直し。
これは、評価結果のフィードバック方法含めかなり賛否両論あり、もっと慎重に運用開始すべきだったとかなり反省した1件。
そんな中、メンバーの皆が真摯に意見を伝えてくれるので、大変ありがたかった。
大きな反省点としては
上層部中心に制度設計を進め、メンバーの意見を吸い上げていなかったこと
(意見を吸い上げた上で必要な説明をするべきであった)
スモールトライアルを実施しておらず、ここは重要だから少なくとも改善した方がいい、というポイントを押さえられていなかったこと
評価理由のフィードバック、という一番重要な点と言っても過言ではない部分の適切な運用に目を向けられていなかったこと
上記に集約されるかなと思います。
挑戦、失敗、反省、改善の繰り返しです。
80&WAYの見直し
「80&Companyメンバーの在り方」として掲げていた80&WAY。
CEO堀池さんの思想が反映された80らしい言葉ではあったけれども、
所属する皆に求めたい必要な行動が、全て網羅されていない。
WAYの粒度にバラツキがあり、同じ1つの評価基準として機能させることが難しい。
例えば「強みにフォーカスする」と「究極に欲深くなれ」の抽象度が大きく異なる。
WAYを全て体現できたら、一体どんな人材になるのか?まで言語化できておらず、80に所属する皆に求めたい人物像はどんな像なのか?の認識統一ができていない
というような課題感があり、見直しを進めていた。
ようやく12月に固まったので、年明けから運用開始。
新しいWAYに関しては、自分の想いも含めて別でnote書こうと思います。
BestTeam100社へのノミネート
あと特筆すべきはWantedlyの「Best Team100社」ノミネート!
80&Companyで人事として活動してきて初めて外部から何か賞をいただく、という経験だったので、とても嬉しかった。
表彰イベントに参加して、他社の人事の方々との繋がりができたことも有難い機会になりました。
イベントで登壇されていたWantedly創業者の仲さんのプレゼンが印象的だったなぁ。
力強く堂々とお話されている姿が同じ女性としてとても魅力的に感じ、刺激をいただきました。
オフラインを増やした
会社のメンバーとの飲み会や食事を意図的に増やした時期でもあった。
フルリモートだから、何か機会がないと直接顔を合わす機会が無いし、やっぱり食事をする時間にプライベートのことも仕事のことも腹を割って話せたりする。
月1回ペースで関西圏のメンバーで飲み会を開催したり、忘年会を企画したり、関東のメンバーとも飲みに行ったり。
やっぱり顔を合わせて話すとその人のことがより深く理解できるし、何より嬉しい。来年はもっと色んな地域に足を運ぶぞ。
総括すると今年は「自分の信念に気付けた年」
丸っと1年って色々あるんで、これを総括の言葉としちゃって良いのか悪いのかって感じはありつつ、
2023年は「自分の信念に気付けた年」だったと思う。
経営塾の吉村先生がいつも「自分が生まれてきた意味を生きなさい」という言葉をかけてくれます。
私は一体どんなことを成し遂げたいのか?どんな信念を持って生きていくのか?ということを常に自分に問い続けた1年間だったな、と。
そして私の信念は「目の前の人を、隣人を、皆を一人残らず愛すること」であり
「できる限りの人に居場所を作り、孤独を減らすこと」が人生の目的なんだと、現時点では思っています。
きっと、マザーテレサのような人間になりたいんだな、私は。
孤独で苦しむ人を救いたい。このような気持ちが根源にずっとあります。
こんなことを書くと綺麗事に聞こえてしまうかもしれない。
けど、私は全く綺麗な人間ではなく、本質的には本当に自分勝手な人間。
だからこそ、こんな自分でも人のためになりたいと強く思うのだろう。
そして今は自社80&Companyという組織に向き合っている私。
良い組織にしていきたいし、それが自分にはできると強く信じます。
「自分のポテンシャルを最大限に発揮でき、自分らしい・自分だからこその仕事で貢献ができている、と全員が言える組織を作ること。」
これが今の私の目標です。
それを実現させるための来年の具体的な目標は、また別のnoteで投稿しよう。
振り返ると、今年1年たくさんの出来事があったこと、自分が重ねてきた挑戦、沢山の新しい出逢いとご縁に改めて気付けますね。
本当に、皆さんありがとうございました。
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