週次マーケット振り返り(5/22~5/26)

5/22~5/26の振り返り

日経平均 30,558~31,352 +0.35%
NYダウ  32,586~33,512 ▲1.00%
ドル円  137.49~140.72 +1.95%

今週の経済指標まとめ

米PMI48.5(予想比▲)、NZ政策金利5.5%(予想通り)、英国CPI6.8%(予想比↑)、米国GDP1.3%(予想比↑)、

振り返り

株式市場は横ばいで推移、為替はドル高の展開でクローズ。
日経平均について、東証の「PBR1倍未満銘柄の是正」要求を受けて各社が自社株買い等株主還元を発表した事で底上げされ株価は堅調に推移。
日経銘柄を見てみると直近純資産に比して株価が3割程度で評価されている企業もあるなどかなり割安水準であった事から買いが集まったと推測される。購入主体は引き続き海外勢が多く売買動向を見てみると引き続き順張りの流れで推移していると考えられる。
為替市況について、週半ばに公表されたFOMC議事要旨等から6月の追加利上げが予想された事から円キャリーが進みドル円は140円台に再び上昇。1か月前まで据え置きとの観測が多かったが、現時点でFEDWATCH等金利予想を見てみると利上げを織り込む形となっており、今週で推測がひっくり返った様相となった。

来週のイベント

独CPI、米国ISM・雇用統計

展開予想

日経平均 30,500~31,600
NYダウ  33,000~34,400
ドル円  138.00~142.50

米国市場は足元で債務上限問題についての行く末が注目される。恐らく良い様に進むとは予測しますが。。。
米企業では半導体企業であるエヌビディアの好決算等堅調な結果が見られる為、少しずつ実態が伴ってきており、不安材料は少なくなってきたか。
週末に雇用統計を控えるので週半ばは薄商いが続きながらも雇用統計が強く出た場合、利上げがほぼ確定となり一気にドル高となる展開が考えられる。

先週に引き続き、イベントが多い一週間になりそうですね。見逃せない展開が続くので落ち着いてトレードしていきたいですね。

今週はここまで、また来週。

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