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【#9】カウンセラーを選んだ理由

アクセスありがとうございます♡
こころの休憩所『こころのるぽ』みゆきです。


私がカウンセラーを選んだ理由


初対面は小学2年生

私が、カウンセラーと初めて対面したのは
小学校2年生の冬

学校へ行けなくなってからです。

漠然と”学校”が怖くなって
拒否し始めたときに
担任の先生以外と会えるのが
元校長先生で引退されたおじいちゃんの
カウンセラーの先生でした。

当時は、こんなおじいちゃんいたんだ
くらいの感想でしたが
3年生になってクラス替えをしても
学校には行けなくて

そんなときに唯一行けたのは
カウンセラーの先生がいた相談室でした。


教室へ行けないことを責めたり
叱ったりせず
相談室で勉強することを提案してくれて

学校の唯一の、安全基地のような居場所でした


安心できる場所ができてからは
相談室への登校ができるようになって

滞在時間が1時間から半日になって
給食を食べたり、昼休みにパズルをするようになり
午後まで過ごせるように、だんだんと長くなっていきました。




安全基地から進出する

5年生くらいまで相談室へ通っていましたが
安全基地から進出できるようになりました。

ボウルビィは、愛着形成において
両親を安全基地として認識して
初めて外の世界へ冒険できるとした

心理学辞典

安全基地という守ってくれる場所があって
初めて外に出られるとします。

給食を取りに教室近くまで行く
昼休みにクラスの友人と遊ぶ
集会や行事に後ろの方で参加する


心理学に、欲求階層説と呼ばれるものがあります。

マズローは、人間の欲求を5段階あると提唱し
1番下の欲求階層が満たされると次の欲求階層を求めるとした。
基本的な欲求は、生理的欲求
生理的欲求が満たされると、安全的欲求
安全的欲求が満たされると、愛情と所属の欲求
愛情と所属の欲求が満たされると、承認の欲求
承認の欲求が満たされると、自己実現の欲求が現れるとした

図解 心理学用語大全

安全的欲求が満たされると
家族や仲間との親和関係を求めたり
集団に属したいという欲求が生まれるとしていますが

まさしくそれでした

安全基地ができたから教室やクラスという
集団へ飛び込もうと行動に移せたのです。


おかげで、学校への拒否感が減り
相談室だけでなく
教室へ行くことができ
集団行動に参加出るようになり
行事に参加できるようになりました。



カウンセラーの役割

当時、カウンセラーの先生が
何をしたのか

安全な場所を提供してくれて
ゴール(教室で集団行動をする)に向けて
スモールステップで寄り添いながら
時には背中を押すこと

だったと思います。


それも、強く背中を押したり
強制したりすることはありません。

提案したり小さなゴールを設定してくれました。


それが、私は心地よさもありつつ
認めてくれる

そもそも、学校へ行けない
教室へ行けないことを
”よくないこと”という認識は持っていたからこそ
葛藤していたし
”自分はいけない子”だとしていました

葛藤を感じてくれつつ
いけない子ではないよって
よくないことをどうしたらよいことに
なれるかと一緒に考えてくれました。


よく、心理カウンセラーは
伴走者、理解者、応援者などと
表現されますが
その表現がぴったりな方でした。



私がカウンセラーを選んだ理由

私からしたらヒーローのような
カウンセラーに当時憧れるのは必然でした。

小学校の卒業文集には
「カウンセラーになりたい」と
宣言しています。

そして、高校に進学すると
人間関係でまた悩むんですね…

大学に進学しても悩むんです


人間悩みと共に生きているんですよね


そして、私の高い感受性と共感性が
よりカウンセラーとして発揮されること

人に寄り添うことが好きだからこそ

カウンセラーになって
自分を大切にした
自分と仲良くなって
生きやすくなるために

そして
安心感の重要性を深く理解して
体験したからこそ

不安や悩みがある中で
安心できる空間や関係性を提供する

それが夢になりました。


自分を認めて
自分と仲良くなると
自分の人生を歩める

そんな人が増えると良いな
その為に、これからも頑張っていきます。




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